No. 2268第5回神戸マラソン 年齢別チャレンジ枠
私にとって神戸マラソンは思い出のレースです。
2011年11月20日開催の第1回神戸マラソンで苦労の末、初めてサブスリーを達成した大会だからです。
序盤の判断ミスからハーフ通過は1時間30分を超えていましたが、後半盛り返してネガティブラップでサブスリーした時はホント嬉しかったです。
その神戸マラソンが第5回の開催と聞くと何だか驚きます。
時間の経つのは早いですね。
さてその神戸マラソンで新たな試みがスタートします。
大阪マラソン 市民アスリート枠も今年からスタートしました。
このような取り組みは設定タイムや先着順、抽選等募集要項には課題はありますが、頑張っている人に出場のチャンスが広がるのは良いことだと思います。
ちなみに大阪の市民アスリート枠にエントリーすると当時書いていましたが、スパルタスロンの1ヶ月後開催なのでちょっと厳しいと今年は止めました。
さて神戸マラソン年齢別チャレンジ枠は定員2000人で、それを超えたら抽選になります。
大阪マラソンは先着順でした。
抽選が良いのか先着順が良いのかは分かりませんが、私が主催者なら別の方式を採用します。
一番良いのは基準タイムをクリアした人が全員走れる方式ですが、今回は参加定員2000人のままで納得感のある方式を考えてみました。
まず標準タイムは以下の通りです。
(男性)
39歳まで 3時間15分以内
40〜44歳 3時間18分以内
45〜49歳 3時間21分以内
50〜54歳 3時間30分以内
55〜59歳 3時間35分以内
60〜64歳 3時間40分以内
65〜69歳 3時間45分以内
70〜74歳 4時間00分以内
75〜79歳 4時間15分以内
80〜84歳 5時間00分以内
85歳以上 6時間40分以内
(女性)
39歳まで 3時間45分以内
40〜44歳 3時間48分以内
45〜49歳 3時間50分以内
50〜54歳 3時間55分以内
55〜59歳 4時間00分以内
60〜64歳 4時間10分以内
65〜69歳 4時間25分以内
70〜74歳 4時間45分以内
75〜79歳 5時間20分以内
80〜84歳 6時間40分以内
85歳以上 6時間40分以内
私の年代の標準タイムは3時間21分以内だけど、ちょっと甘過ぎて結局は抽選になってしまうのでもっと厳しくて良いと感じます。
また39歳以下の男子が3時間15分以内で65〜69歳男子が3時間45分、70〜74歳が4時間以内というのも何だか違和感あります。
74歳でサブ4を基準にするなら39歳以下の3時間15分はあり得ないでしょう。
ちなみに大阪マラソン 市民アスリート枠基準タイムはこんな感じでバランスは大阪の方が良いです。
男性
18〜39歳 3時間00分以内
40〜49歳 3時間15分以内
50〜59歳 3時間25分以内
60〜69歳 3時間50分以内
70歳以上 4時間30分以内
女性
18〜39歳 3時間40分以内
40〜49歳 3時間45分以内
50〜59歳 4時間00分以内
60〜69歳 4時間30分以内
70歳以上 5時間10分以内
39歳以下と70歳以上の差は大阪が1時間30分で神戸は半分の45分ですから、言い方悪いけど高齢者に優しくない基準です。
まあ基準作りは各大会で決めることなので違和感は持ちつつもそれ以上触れずに私が主催者なら抽選にはしないでこんな方式を取ります。
主催者サイドにとってもさほど負荷のかかる方法ではありません。
抽選同様に申し込みを受け付けます。
そしてランナーの年齢別標準タイムと申告タイムの差を出します。簡単なマクロで計算出来ます。
その差が多い方から2000人を選んだら良いのです。
そもそもチャレンジ枠という通常の抽選とは別の特別枠の訳ですから納得感はあります。
これなら男子39歳以下で2時間40分で走るランナーが走れず3時間10分のランナーが走ることはないし、例えば3時間10分で走る30歳はマイナス5分だけど、同じタイムの40歳ならマイナス8分となり、集計後にマイナス7分まで走れるなら40歳のランナーは走れるが30歳は走れない。同じタイムなら年齢区分が上のランナーが参加できるのでこの枠の趣旨に合っていると思います。
ただ大阪含めて今回の試みは非常に良いと思うので2000人と言わず来年以降は基準を厳しくした上で全員走れるようにするか、枠の趣旨によりあった方法を検討して欲しいです。
詳しくは
神戸マラソン大会ホームページをお読みくたさい。