No. 2269トレイルランナー上田瑠偉第12話
トレイルランナー上田瑠偉選手の話も今回が12話となりあと2話で終了です。
高校陸上部から箱根駅伝を目指して関東の駅伝強豪校への入学を夢見る高校生にとっては上田選手の活躍は陸上が好きならいろいろな道があることを示したと思う。
彼は箱根駅伝を走る夢を大学進学時に諦めたが、それは走ることが好きだからです。競走部に入ったら高校時代同様に故障を繰り返すことが分かっていたのかもしれない。
彼は「自分に何が足りなくて何を練習すればよいかを考えることができて、自己管理ができる人なら競走部に入らないで自分のスタイルで伸ばす選択肢もあります。逆に自己管理ができない人は競走部や実業団に入って徹底的に管理されないと伸ばすことは出来ないでしょう。」と話したが、トレイルで活躍するだけではなく5000mでも高校時代より1分半以上タイムを伸ばしているのだから説得力あります。
故障をしないで継続的に練習を積み上げることと、自分にとって何が足りないか、練習を意味や効果を考えることなど、レベルや年齢に関係なく大事なことです。
今回のインタビューややり取りを通じて私自身大きな刺激になっています。
前話まで読まれていない方は第1話からお読みください。