No. 2229スパルタスロンとUTMFのエントリー
スパルタスロン2015のエントリーは2月2日正午にスタートし1時間で日本支部エントリー枠の60人に達しました。
私は別大翌日でしたが何とかエントリーは出来ました。
しかし、その後の審査結果が出ないので少し不安でした。
本当に走れるのだろうか?
って。
走れるのだろうか?とは完走できるかどうかでなくて、審査通るのかという心配です。
もちろん参加資格はクリアしてます。
ちなみに参加資格の一つである100キロ10時間30分以内は12レース走ってるが超えたことはありません。
でも結果を待ってられないからフライトも抑えました。
情報も集め始めました。
そんな思いを感じ始めた頃、第一回大会を完走したウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)のエントリー開始を知りました。今回も抽選です。
UTMFは抽選ですが、その抽選に参加するためには決められた大会を完走してポイントを獲得しなければなりません。
幸い私は今年の大会に出るためのポイントは維持してますが、来年出るには今年ハセツネくらいの距離と累積標高のレースを一回完走しないとなくなります。
エントリーは15日までです。
もしスパルタスロンにエントリーできなかったらUTMFにエントリーするつもりでしたので15日までには結果を知りたいと思っていました。
その思いが通じて昨日無事参加可能との連絡が届きました。
大会ホームページにも、その旨掲示されていました。
ホッとしたと同時にUTMFより約80キロ長い距離を10時間短い時間で完走しなければならないスパルタスロンの過酷さに直面しました。もちろん累積標高等は違いますけどね。
ウルトラマラソンやトレイルの難易度を距離や制限時間だけでは判断できません。
そんな時に私が参考にするのは、優勝タイムと制限時間の関係です。
UTMFはだいたい19時間と46時間ですから、制限時間を優勝タイムで割ると2.42倍です。
スパルタスロンは優勝タイムが22時間半で制限時間が36時間ですから1.6倍です。
第一回大会のUTMFはタイムは一切考えずに完走だけ考えて走れるところも早歩きしたりしました。それでも制限時間にかなり余裕を持ってゴールしました。UTMFは比較的制限時間は緩いと思います。
また制限時間がキツイか緩いかの難易度のボーダーラインとして制限時間が優勝タイムの二倍より上か下かを基準にしてます。
その観点で制限時間を決めてる大会も多いようで、ウルトラマラソンならサロマ湖の最近の優勝タイムは6時間30分台で制限時間は13時間。富士五湖100キロなら優勝タイムは7時間少々で制限時間は14時間。信越五岳の優勝タイムは11時間程で制限時間は22時間です。もちろん気象状況で大きく変わります。またトレイルの新設大会もトップランナーが実際に走ってみて優勝タイムを想定し、その二倍を制限時間にしてる大会も多そうです。
ちなみに私はロードなら優勝タイムの1.35倍程度、トレイルなら1.55倍程度です。
(100キロベスト)
2013年サロマ湖ウルトラマラソン
優勝6時間37分 私8時間53分→1.34倍
(サロマ湖以外の100キロベスト)
2014年四万十川ウルトラマラソン
優勝6時間43分 私8時間59分→1.34倍
同様に
(ウルトラトレイル)
2013年信越五岳トレイル110キロ
優勝11時間08分 私17時間19分→1.56倍
2013年信越五岳トレイル110キロ
優勝11時間30分 私17時間46分→1.54倍
2014年上州武尊スカイビュー66キロ
優勝7時間23分 私11時間31分→1.56倍
*山頂で1時間渋滞足止めあり。
ちなみに24時間走では
2012年神宮外苑24時間チャレンジ
優勝257キロ 私205キロ→1.25倍
ロード区間だけではなく山岳地帯もあり、また寒暖の差が激しく慣れない土地であることを考えるとスパルタスロンの1.6倍はかなりキツイです。
もしUTMFの制限時間が優勝タイムの1.6倍だったとするとだいたい30時間半です。昨年の男子リザルトを見ると85人しかいません。
この制限時間にしたら間違いなく抽選にはならないでしょうね。
そのくらい完走へのハードルが高いスパルタスロンに出るのだから、まずは完走できるようしっかり走り込みをしていきます。