No. 225レースで歩くってこと。
レースで歩いてゴールしたら、それは完走とは言わないって言う方いるけど、私は歩いても時間内にゴールすれば立派な完走だと思います(^^)
さすがに私はフルで歩くことは余程のトラブルがない限りはないし、もし歩いたらペースメイクを失敗したと罪悪感を感じるかもしれません
ただトレイルでは上りは歩くの普通だし、夜間にライトを便りに山道を走るハセツネでは、上りに限らず危ない箇所は全部歩きました。
神宮外苑24時間走だって、走れなくて歩くのではなく、計画的に歩く時間を作りました。例えば一周もしくは二周ごとに補給しましたが、その時は手に豆乳持って歩きながら摂取したり、補給してすぐに走ると胃腸に負担がかかるから、必ず100m以上歩いてから徐々に走り始めました。
レース前にジムのトレッドミルでキロ10分で歩く練習とかしましたよ(笑)
古い話(と言っても3年半前)ですが2007年4月に掛川マラソンに参加しました。
初フルです。
それまで練習含めて10キロを超えたのは、ハーフマラソン1回だけです
もちろんコースの下見をしないばかりか、寝坊してアップもできなかった。
今考えるとかなり舐めていました(–;)
エネルギー補給なんて概念もないホントど素人な私・・・。
でもサブフォーは出来ると思っていた
根拠は、一回走った犬山ハーフを1時間44分で走れたこと。それもスタートからキロ5分を押し通して余裕でゴールできたからです。実際走ってからジムに行ってレッスン受けたくらいです(^^;
掛川の作戦は、ハーフで走ったようにキロ5分で押し通し、苦しくなったら『根性』で乗り切る 水分補給はしっかりする。
有り得ない・・・。
ちなみにジェルとかサプリとか持ってなかった
でレースが始まり、犬山ハーフと違ってアップダウンが激しいのに、最初から飛ばして、気が付くと10キロくらいで3時間15分のペーサーに抜かれた(–;)
明らかにオーバーペース。そして15キロくらいからきつくなり、20キロ手前で片足が攣った
少し伸ばしてから走ったら今度は両足が攣った
少し休んでゆっくり走っても何回も攣るような状態でした・・・。まだ半分も来ていないのにと途方に暮れた。
仕方なく歩いた。
24キロくらいに収容車が見えた。が関門までかなり時間があるようだった。で残り時間と距離を計算すると、1キロ10分より少し速く行けば制限時間の5時間に間に合う。
競歩の選手のように歩いてみたら脚は攣らない。
走るのと歩くのはまったく違う筋肉を使うことをこの時に知った。
エイドにはメロンとかぶどうとかいろんなフルーツがあるはず。スポーツドリンク飲めば復活するかもと信じて歩くも、売り切れで水しかない・・・。
ただ『根性』で歩き通して感動と悔しさのゴール
4時間56分でした(^^;
当時は歩いたから完走とは言えないと思ってましたけど、今思うとあの状態から制限時間内にゴール出来たのは自分でも凄いと思います。
ただ、今思うと脚が攣る前に、ピクピクと前兆はあったのだから、攣る前に歩いて回復してからゆっくり走れば余裕の走りが出来たかもしれない。
ただその時は『歩いたら負け』って思ってました
まあ補給とかペースメイクとかいろいろありますけどね(–;)
秋にフルにデビューする方もいると思いますが、戦略的に歩くのは『あり』だと思います。
脚が限界過ぎて走れなくなったら歩くことも出来ず、立ってることも出来なくなりリタイアしかなくなります。だから限界が近いと思ったら歩いて一旦体をリセットすることで、また復活して走れるかもしれません。もちろん復活しないこともあります
限界が近いと感じるのも、いろいろなケースがあると思います。
膝やハムが痛いとか、脚が攣りそうだとか。
胃が気持ち悪いとか。
呼吸がきついとか。
意識が朦朧としてきたとか。
今年ウルトラを始めて感じたのは、体調が悪くなっても回復することがあるってこと。
だから無理して走り続けて潰れるより、その前に歩きを入れて完走を目指すのも戦略だと思います。当然タイムは落ちるけどリタイアするより、タイムは悪くても完走した方が絶対次につながると思います。
もちろんしっかりペースメイクをして走りきるのが一番ですけどね。
デビュー戦の方、頑張ってください!!
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ひでさんも初めてのときは、そんな感じだったのですね。
最近自分の取り組みの甘さを痛感してるところです。
参考になりました。
トライアルもぜひやりたいです!