No. 2597【ウルトラプロジェクト トレランスキルアップセミナー】
昨日はウルトラプロジェクトの練習会の一環として第一回トレランスキルアップセミナーを開催しました。
内容は高崎駅近くの里山を舞台に、安全に効率よく速く気持ちよく走るためのスキルを身につけるセミナーです。
私は100キロマラソンでは、上位5%以内に入りますが、それと比べるとトレイルは遅いです。
トレイルで怪我したくないし、ウルトラマラソンの脚作りとして大会に出てるのだからゆっくり走ってると話してますが、怪我しないように無理しないのは外せませんが、そこを押さえた上で気持ちよく速く走って上位に入れたら理想です。
今回のセミナーは、私が学びたいことを中心に星野さんにリクエストし、さらに安全に快適に走れるコースをリクエストしましたが、思い描いたイベントになりました。
ものつくりでも一緒でしょうが、自分が使いたい、受けたいと思えるような商品・サービスでないと満足いくものは作れないと思います。
作り手の理屈、理想だけでは良いものは出来ませんし、伝わりません。
自分ごとに置き換えて、トレイルが苦手なランナーは何が分からないのか、何が出来ないのか、何が怖いのか、何がストレスなのか、など考えました。
今回コーチをしていただいた、ウルトラプロジェクトアドバイザーの星野さんは世界大会に参戦する実力あるスカイランナーであり、大学駅伝部での指導力もあります。ただトレイルが怖い、苦手と考えるランナーのことは、分からないことが多々あると思います。
そこを私が繋ぎました。
一般的なトレイル講習会やトレランセミナーは、スキルアップよりも、トレイルをみんなで走ることで力をつけていくことに主眼を置いていると私は感じています。
ロードに例えるなら、30キロ走練習会のような感じです。
ウルトラプロジェクトでは、
効率よく練習し、
効率よいフォームを手に入れ、
効率よく速くなる
ことを大事にしています。
そのウルトラプロジェクトがトレランセミナーを開催したのですから、基本は一緒です。
基本以下のような流れで進めてもらいました。
星野コーチからのレクチャー
基本的な話だけではなく、イメージしやすいように、これから学ぶことを説明しました。
星野コーチの手本
参加者の実技練習
そこで実際に実技をしてもらいました。
星野コーチのレクチャー
そして参加者の走りを見て星野コーチが、レクチャーしました。
コーチが伝えることが、同じように伝わることはありません。みな感じ方は違います。そこのギャップを埋めることは凄く大事です。
ベテランランナーも、いまさら聞けない基本の『き』を改めて理解することが出来ました。
動画撮影
自分のフォームを客観視して、トップランナー、上級者との違いを把握し、
何が違うのか、
何が悪いのか、
何がその要因になっているか、
だったらどうすればよいか
を自分自身で気付くために、動画撮影をしました。これらの画像は動画をキャプチャーしたものです。
でも、少し追い込む
ウルトラプロジェクトですから、スキルアップだけで終わるわけもなく、長い階段ダッシュをして終えました。
ウルトラプロジェクトが開催する、トレランセミナーの形が第一回から出来つつありますが、
私が感じたこと、
スタッフが感じたこと、
参加者が感じたこと、
星野コーチが感じたこと
を集約して、よい部分は残し、改善すべき点は改善していきます。
毎月1回のペースで開催していきますので、
トレイルの下りが怖い、
安全にケガなく走りたい
レース終盤も脚を残したい
速くなりたい
トレランの基本を学びたい
同じ目的のランナーと一生懸命走って笑顔になりたい
トレラン初心者から、ベテランまで広く募集します。
良いセミナーだったかどうかは、メンバーの表情を見れば分かります。