No. 2591【ウルトラプロジェクト練習会】5時間走
まだ、長野マラソンや佐賀桜マラソンなどフルマラソンを残しているメンバーはいますが、距離を増やした練習会を取り入れていきます。
昨日はウルトラセミナー開催前に神宮外苑+赤坂御所の一周4.85kmもしくは、神宮外苑一周1.325kmを使って5時間走をしました。
周回数を忘れないように、給水の都度、チェックできるようにしました。
ハセツネ30kの試走に行ったメンバーや鋸山アドベンチャーランに参加のメンバー、三連休で家族サービスのメンバーなどで参加できないメンバーもいましたが、各自場所は違えど頑張っています。
また、夜行バスで四日市市から参加していただいた方もいて、ウルトラセミナーまでご一緒していただきました。ありがとうございます。
神宮外苑から赤坂御所に行く箇所での信号待ちなどのロスも富士五湖対策には有効とも考えましたが、昨日は外苑周回の道路は通行止めにし、自転車の安全講習会をしていたので、スムーズに渡れました。また赤坂御所周回路との交差点の信号もかなりスムーズでしたので、ストレスはありませんでした。
最初に全員で4.85km走ってからは、各自のベースで走ってもらいました。
その4.85kmの周回をするメンバーや、神宮外苑を4周してから、4.85kmの周回をして、約10キロのコースにしたメンバーなど。
チャレンジ富士五湖や、東京柴又で、サブ9〜10を狙う二人にはキロ5で入ってもらいました。
この画像は3時間24分ほどでフルを通過した時のフォームですが、まだまだ楽に走れています。
結果的に50キロはゆうに超えました。
最初のジョグ4.85キロと終わってからのジョグを除いた、46.2キロを平均キロ4’52で走ったようです。アップダウンのある赤坂御所や信号待ちがある中でこのタイムは素晴らしいです。
また、日曜日の板橋cityマラソンを走ったSさんもセット練として40キロ以上走りました。
私は古河はなももと走って、疲労した体で板橋を走り、身体が動かなくなってから粘る練習をしましたが、ダメージは小さかったので、メンバーと並走しながら20キロ以上走りました。
驚いたのはフルマラソン4時間40分くらいのメンバーの成長です。今シーズンのフルはありませんが、スタートからキロ5を切るメンバーに積極的についていき、サブ3.5のメンバーが赤坂御所の登りで落ちるなか彼はついていき、疲労が溜まった状態から粘る練習し、結果的にフル通過は休憩を含めてほぼ4時間で走りました。
フォームをみても、サブ3.5レベルのランナーにしか見えませんでした。成長が嬉しかったです。
これからフルマラソンのメンバーや、前日にハセツネ30Kの試走に行ったメンバーなどは途中で帰ったので、最後まで残っていたのはスタッフ除いて6人でした。
今回の練習の目的
・脚作り
・補給の練習
・シューズなどアイテム確認
・ペース確認
・疲労が蓄積した時の精神面
・内臓の状態確認
・トラブル確認
・その他いろいろ
ウルトラセミナーで話したことを実践してもらいました。走らないと分からないことはたくさんあります。
3日間でトレイル含めて80キロ以上走ったメンバーからこんな疑問を最近感じていたと質問を受けました。
ウルトラプロジェクト練習会は、ほぼスピード練習中心で、長めの練習はしてないのに、最近週末に長い距離を走ると以前とは比べようがないくらい楽に走れるようになってきたのが不思議で仕方がない。
理由は簡単です。
動画撮影など自分がどう走っているかを理解してもらったり、効率よく走るための練習の効果はもちろんありますが、スピード練習をすることで、フォームは綺麗に効率よくなります。
スピードをあげれば、腰が落ちたフォームや、後傾したフォームでは走れないし、前に進むために接地で地面を強く押す。これらによりフォームは劇的に効率よくなってきます。
また、彼は入会当時は1000mを4’45くらいで苦しんでいたけど、最近では4’15を切るようになったのだから、余裕度は確実に上がってます。
彼に、そんな話をするとホント嬉しそうな顔になりました。
昨年11月末に立ち上げた時から、ウルトラマラソンのための練習をするチームなのに、なぜスピード練習?と疑問に感じたメンバーもいましたが、100キロを完走、そして自己ベストを出すためには、フルマラソンのタイム底上げが必要です。
もし、当初からロング走中心の練習をしていたら、どうなっていたか?
たぶん
フォームが出来ていないのに、長い距離を走り故障
フォームが崩れた状態で走り続けて、フォームをさらに崩す
フォームが崩れればスピードは出せないからフルマラソンのタイム停滞
目指すところは一緒でもアプローチは様々です。
多忙なメンバーが効率よく目標達成できるために考えた練習プランは順調に進んでいます。
昨日の自分を、今日超えたい。
そんなランナーを応援します。