No. 2573第3回ウルトラセミナー
第3回ウルトラセミナーは、セミナー31名、懇親会22名のご出席をいただき開催いたしました。
28ページのカラー印刷は時間もコストもかかりましたが、みなさんが復習に使えるような資料にしました。(ちなみにスタッフ用は白黒で印刷しましたが、こちらでも十分な感じでした。。。)
今回はチャレンジ富士五湖対策と銘打って募集しましたが、富士五湖を走らない方にも参考になるセミナーになったと思います。
セミナー後のお礼のメッセージやコメントの中で、一番反響が大きかったのは、どのようなペースで走ればよいかについての資料です。
これは、2015年大会100キロ全出走者1902人の10キロごと通過タイムをもとにして作ったペーパーです。
例えば13〜14時間でゴールしたランナーの10キロ通過タイムは1時間06分09秒だったということです。
この層のゴールタイムの平均は13時間28分22秒ですから、制限時間ギリギリの方はもう少しゆっくり入っています。
さらに
この通過タイムを10キロごとの区間タイムに変換したペーパーを作り
さらに
ゴールタイムに占める、その区間の比率を出しましたペーパーを作りました。
そうすると、自分の目標タイムを、その10キロごとの比率で計算していけば、目安になる10キロごとの区間タイムが分かります。
この数値には、アップダウンや信号待ち、エイド休憩など全てが盛り込まれている生きた数字です。
しかし、
ここで終わらせませんでした。
なぜなら、
例えばこの13-14時間のゴールタイムの439人には、サブ10を狙って突っ込んだ結果、潰れたランナーも含まれ、序盤の区間タイムを引き上げ、終盤の区間タイムを押し下げているのです。
フルマラソンの持ちタイムが分かれば、違った分析も出来ますが、今回手元にあるデータだけで作るには、これが限界か!?
と思いましたが、参加者に最高の10キロごとの比率を伝えたく考えた結果、潰れたランナーを除外するという方法が浮かび実行しました。
今日は掲載しませんが、参加者全員納得の資料となりました。
今までは上位ランナーは上手に走るから、その区間タイム比率は参考になるとすすめていましたが、サブ10やサブ11には良いけど、完走ギリギリの方には、その比率では序盤遅すぎます。
今回セミナーで作った資料は、タイム層ごとに最適な比率を提示しました。
ちなみにサブ10は
9.1%→9.3%→・・・11.5%って感じで
完走ギリギリは
8.3%→8.7%→・・・11.8%でした。
また、関門が気になるランナー向けの資料も作り説明しました。
目標タイムにこの比率をかければ、自分だけのオリジナルなペース設定が作れるわけです。
でも、目標タイムの設定がそもそも分からないのだから・・・。
という方もおられるでしょう。
もちろん、この話の前のパートで、目標タイム設定について説明をしました。
そして、目標タイム設定と、区間タイム比率をご理解いただいた上で、計算してもらいました。
本番はその区間タイムをトレースするだけです。
当日の体調や気象状況により、目標タイムを下げるなら、比率はそのままに計算すれば算出でします。
その他、2時間という短い時間にこれだけのことを詰め込みました。
・富士五湖のコース説明
・序盤の走り方
・終盤の走り方
・信号対策
・補給対策
・エイドの過ごし方
・ドロップバッグについて
・大会までの練習案
・想定されるトラブルと対処法
・シューズについて
・ウェア対策
・戦略的に歩く
・リタイアを考えた時に思い出して欲しいこと
・その他 たくさん
また、セミナー中にオルガニックの試飲をしてもらいました。
アスリチューン・ポケットエナジーを全員にプレゼントしました。
また、抽選でプレゼントしました。
アスリチューン特別企画はこちら
最近試している高濃度酸素ナノバブル水のサンプルを提供し、参加者が驚く企画をすべての方にお届けしました。
第4回ウルトラセミナーは3月21日 17〜19時に会議室を借りて、野辺山ウルトラ対策をメインに開催します。こちらは開催確定です。
今回は定員が24名と少ないので、ご興味のある方は仮予約ください。
facebookページからメッセージください。
参加費は3,000円を予定してます。
懇親会の開催は未定です。
また、今回とほぼ同じ内容の補講を3月上旬の平日夜に開催します。
今のところ、3日と7日を予定してますが、参加者数と会議室予約の関係からまだ開催は確定していません。
参加者の方から10,000円の価値があったと有難い言葉をいただき、時間をかけて資料を作った甲斐がありました。
100キロマラソン完走したい。
サブ10したい。
来年はチャレンジしたい。
など思いは様々ですが、みんな熱く真剣にセミナーに参加してくれました。
ありがとうございます!