なんか偉そうなタイトルでごめんなさい　笑
書きながら内容を考えて行くのでどれだけのことが書けるか分かりません。。。
私はマラソン、ウルトラマラソン、トレイルレースについていろいろ書いてますが、偉そうなこと書くほどの記録は出してません。。読んで戴いてる方の中にも何を偉そうなこと書いてるって思う方もおられると思います。
また自分自身綺麗なフォームで走れてるとは思ってませんし、自分自身考えてる理想のフォームにはまだまだ程遠いです。
そんな私ですが一つ自慢出来ることがあります。　
それはサブスリーでも、サブナインでも、ＵＴＭＦ完走でもありません。
何かと言うと
40才過ぎてからマラソン始めて100レース近く走ってますが、一度もリタイアがないことです。
スタートしたら必ずゴールに戻ってくる。
これは私にとってもっとも大事なことです。
実際、フルマラソンまでのロードレースだけではなく、ウルトラマラソンやウルトラトレイルにもチャレンジしているので完走が危ういレースはありました。特に2010年のハセツネは内臓をやられてガス欠になり初めてリタイアを考えました。。。でも完走しました。その他、体調が万全でなく参加したレースもありましたし、ＵＴＭＦのような過酷なレースも走りましたが何とかゴールにたどり着きました。
これからも完走は続けて行きたいと考えています。制限時間の厳しいレースに出て関門にかかるなら仕方ないですけど自分から諦めたくはないです。
ここまでが前置きです。そしてここから本題です。
なぜ一度もリタイアしないで完走出来ているか？？
答えは
諦めないからです。。。
で終わったら何の参考にもならないと思うのでもう少し掘り下げますが基本は《諦めないから》です。
リタイアしないようにするには、どんな時にリタイアするか考えてそうならないように走ればいいと思います。
どんな時にリタイアするか？　　
現象としては
・脚が痛くて走れない。
・意識が朦朧としてきた。
・お腹が痛くて動けない。
・気力が萎えた。
・目標タイムに届かないことが確定したから次のレースのために止めた。
まあこんな感じでしょうか。
大きく分類すると身体が痛くなったり気持ち悪くなりして身体的に走れない状態と、まだ身体的には走れる状態ではあるけど精神的に走れなくなった状態です。
ではどうしてそんな状態になるか？
・故障した状態でレースに出る。
・直前に風邪をひいた。
・レース前から疲労が溜まってる状態だった。
・初めて履いた靴やウェアが擦れて大変なめにあった。
・前半から速いペースで走り過ぎた。→ペース配分の失敗。　
・そもそも目標が高すぎた。
・(目標達成に必要な)練習不足。
・コースの研究不足
・自己ベスト(目標タイム)を出さなければまったく走る意味がないと思っている。
・リタイア癖がついてしまってる。
こんなとこでしょうか？？
リタイアする原因が分かれば回避は可能です。
自分でリタイアする原因を予測してそうならないように気をつければいい。。。
ちなみに私が気をつけてることを書きます。ただしこれが正しいとは思わないでください。なぜならレースに対する考え方や目標は人それぞれですから。
・完走できる自信がない（イメージが湧かない）レースにはエントリーしない。
→ＵＴＭＦは完走の自信があった。裏付けはないけど　笑
実際自信があっても完走できるかは分からないです。しかし自分で完走できるイメージが湧かないレースには出るべきではないと思います。　
　
・無理な設定ペースにはしない。
→練習でも走れないような無理な設定をレースでしようと思っても無理です。走るコースのアップダウンとかを判断して自分が走れるタイム、ペースをしっかり設定することが大事です。
・目標タイムを目指すけど、厳しくなったら目標を切り替える。
→これは考えが分かれると思います。私自身正しいとは考えていません。目標タイムが厳しくなっても諦めずに狙い続ける気持ちは大事だと思う。でもそれは100％無理って状況になったことを前提に書きます。
私は今ではサブスリーランナーですが何回か足踏みしました。そんな時の自分はもちろんサブスリーが狙えるペースで序盤走ります。そして中盤以降厳しくなって徐々にペースが落ちてく。。。こんな時にサブスリー以外なら走る価値がないって思ったら、確実にサブスリーが無理になった段階で止めてしまう。でもサブスリーは狙ってるけど完走はそれ以上に大事ってランナーなら、序盤突っ込んで失速してサブスリーは無理になってもレースは諦めない。どうしたら自分のベストの走りができるか考えて走る。そんな走りが出来る方はいずれ、目標タイムをクリアできます。
・最悪の状態でもどう走ったら完走出来るか考える。
→人間って調子の良い時のことをいつでも出来ると考えます。でも絶好調の時なんてすくないです。私は体調不良の時にもエントリーしてるレースには出ます。
現に今年の別大は最悪の状態で走りました。どのくらい最悪かはあえてかきません。ただ完走することは厳しい状況ではありました。もちろんレースに調子を合わせるのは基本です。調子が悪かったなんてのは言い訳に過ぎません。ただその時は１ヶ月前からそんな状況が続いたのです(__;)当初私は2時間50分以内。少なくても2時間55分以内は狙ってました。そしてレースコンディションは最高でしたから普通に走れば自己ベストは出せたと思います。ただ私はスタートも危うい状況でしたので自己ベストどころではありませんでした。そんな体調でしたが序盤は自己ベストをギリギリ狙えるペースで入り途中から徐々に落ちましたが結果的に3時間2分台のセカンドベストとなりました。友達の大半は自己ベストが出たなかで私は出ませんでしたが私は満足でした。というのは完走出来たからです。そして過去最悪の体調でもセカンドベストが出せたことは自信になりました。
話が長くなりましたが調子が悪いなら出なければいいと思います。と言うのも無理して出て倒れたら周りに迷惑かかります。最低でもそうならないような状態かどうかの判断は必要です。そして完走は出来るけどタイムは狙えないと判断したら不本意でも確実にゴールできるようなレースマネジメントをしましょう。
しかしこの話は奥が深いし書きたいことが尽きないので一旦は終わります。
市民ランナーでないトップランナーが戦略的にリタイアをする気持ちは私には考えが及びません。
ただ市民ランナーはスタートしたらゴールを目指すのが基本だと思います。　
　
だから私はリタイアの多い速いランナーより、どんな悪い状態でも身体と精神を対応させて必ず完走するランナーを尊敬してます。
私は速いランナーにはなれない。
私は強いランナーにもなれない。
だけど諦めの悪いランナーにはなれる　笑
潔いって世間一般ではカッコイい対応かもしれないけど、潔よくない諦めの悪いランナーを私は目指します。。。
☆多分明朝に見直して少し修正して、再アップすると思います。
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