No. 2482補給の苦手な方へ
この週末は大阪マラソンや、しまだ大井川マラソンが開催されます。
そこから一気に本格的なフルマラソンシーズンに入ってきます。
私はさいたま国際マラソンに出ますが、その前にハセツネを走るのでフルマラソン対策はまったく手付かずです。
もちろんエントリーしているので、全力で調整してスタートラインにつきたいとは思ってますが、今はハセツネに全力で向かい合いたいと思ってます。
もちろんトレイルはロードよりはるかにケガのリスクが高いのでケガをしない範囲でがんばります。
さいたま国際に間に合わなければ、2月の別大マラソンと東京マラソンで自己ベスト更新を狙います。
本題に入ります。
フルマラソンの補給のタイミングが分からないと、質問を受けることが多々あります。
しかし、こればかりは正解はありません。タイムによっても大きく違うし、個人差もあります。
まず2時間30分を切るランナーと、4時間超えるランナーではまるで違います。
例えば2時間30分を切るランナーは、体内に貯めたエネルギーで走りきってしまうランナーもいます。体脂肪をエネルギーに変換する力も優れているのでしょう。このクラスだと使ってもジェル1個です。
ここでは3時間を超えてサブ4を目指すランナーに向けて、まずは一般的な使い方を書きます。
BCAA系サプリメントは別にして、エネルギー補給のためのジェルは3個が一般的です。多いと思う方は減らし、足りないと思う方は増やしてください。適量がよく分からない方は3個で走ってみてください。
私はハーフ、28キロ、33キロなんてタイミングで摂ったりしますが、分かりにくいと思うので、覚えやすい地点が良いでしょう。
例えば、20キロ、25キロ、30キロで良いと思います。少し間隔を広げて、15キロ、25キロ、30キロ過ぎでも良いと思いますが遅すぎる摂取は無駄になります。
一般的な食事がエネルギーに変わるのは2時間後と言われてます。エナジージェルは食事よりはエネルギーに変わる時間は速いけど、飲んですぐに効くことはないので早め早めの摂取をオススメします。
レース終盤に気持ちがネガティブになったりするのも、ガス欠の影響であることが多いのです。
そのタイミングがよく分からない方のために私が最近試していることを書きますね。
※もし試される際は、ご自身の判断のもとでやってみてください。私が大丈夫でも他の方にはダメということはあります。また、メーカー推奨は、何も混ぜないでそのまま飲む。容器などに移し替えないです。
私が試しているのは、
少しづつとるです。
ソフトフラスクに、アスリチューン・ポケットエナジーを3個とポッカレモンを入るだけ入れてよく混ぜておきます。
これは美味しいし、非常に飲みやすいのです。
もちろん味の好みには個人差が大きいので、私はと付け足しておきます。
今まではジェルを飲むのは義務感でしたから、飲みたくなくても、決めた距離や時間で摂取してましたが、ツイツイ飲んでる状態が作り出せないかと試した結果です。
テレビを見ながら、手元にビールやコーラがあれば飲もうと意識しなくても、無意識に近い状態で手が出て飲んでいます。その状態を作り出したいと思ったのです。
また、これだと封を開ける必要はなく、噛めば出ます。またいっぺんに一袋飲む必要もありません。
また、ベタベタしないでスルッと飲め、後味がサッパリしてるので、給水所付近で飲む必要もありません。どこでも飲めます。
とは言え、15キロから飲み始めてハーフまでに飲み干したら心配でしょうから、15キロから飲み始めて、分量を考えつつ、35キロで飲み終えるくらいが良いと思います。仮に5キロごとに飲むなら5回です。一回あたり一袋の60パーセントと酸っぱいポッカレモンです。
こう書くと、BCAAやグルタミンの粉を混ぜたらどうかとか、os-1を混ぜようとか思うチャレンジャーが結構います。
もちろん試したら良いと思いますが、必ずレース前に味を確かめてください。不味くて飲めないなんてことあります。
また、乳製品などいたみやすいのは止めた方が良いと思います。体質的に合う、合わないもあります。
重ねて書きますが、メーカー推奨は他のモノと混ぜることなく、フラスク等に移さずにそのまま飲むです。
封を開ければ劣化が進むし、菌が入り込みます。また、ポッカレモンは開封後は要冷蔵とパッケージに記載があります。
そこで私は少しでもリスクを減らそうと、レース前日に作っておくのではなく、スタート前に作るようにしてます。
あと、もう一点注意があります。落としたら大変ですので気をつけてください!
また、最近こんな記事を書いてます。もちろん走れる時間があるならしっかり練習した方が目標達成は近いけど、練習が出来ない環境の方もたくさんいます。でも目標は諦めたくないという方のために書きました。
キーワードは効率です。