No. 2408【310チャレンジ】坂道インターバルでフォーム作り
ちょっと記事のアップが遅れてますが、先週も1000m×5のインターバルしましたが、その後に坂道を利用したインターバルとフォーム作りをしたので、先にこちらを書きます。
フォームを動画でとり、コマでピンポイントの動きを見ながら、どこを意識するかを伝えたところ、かなり理解してもらえました。
ちなみに少し画像は暗いけど、一ヶ月 前に撮影した時はこんなフォームでした。
ただ
・腕振りがまだスムーズではない。特に左手は胸に抱えるようになってしまう。
・身体が立ち仰け反ってしまっている。
・接地で乗るイメージは意識しようとしているのだけど、イマイチ実践出来ない。
など今年の春からの課題が、そのまま残っていました。
そこで、暑い日に距離走するより、秋に向けてフォーム作りをすることにしました。
登り坂を利用してしっかり接地で乗り込んで、押していく感覚を身につけてもらうために何本もやりました。
その様子も動画に撮りましたが、その後フラットな場所で走ってもらい、先ほどの坂道で意識したことをフラットな場所の走りに落とし込んでもらった。
もちろん一回一回動画を見てもらい、どう走ったかをイメージしてもらった。
そして簡潔にポイントを伝えて実践してもらった。
難しいことを言っても動けない。
頭で理解できないことは、絶対にできません。
また漠然と曖昧に伝えても動けません。
その結果フォームはこんな風に変わりました。
昨年8月から練習を初めて、フォームで気になることは、たくさんあったけど、本人が理解してイメージ出来ない動きは出来ないから、その土台を半年かけて作ってきました。
まずは腕や肩甲骨の使い方。
そして、腕振りを治すことで、背中が反り返る悪い癖を徐々に修正していった。
それが徐々に身についてきたら、次は接地時に地面を押す動き。
を少しづつ意識してもらった。
また私自身が、プロフェッショナルではないので、フォームについてあれこれ言うのには躊躇していたから、ホント気になるポイントだけ伝えるようにしていました。
でも、1枚目の画像を撮った時に、最近ちっともよくなっていないフォームを見て、もう少し口を出すようにしました。
彼女の悪い癖を治すには坂道が良いと思いやったところ、接地で乗る感覚と、腕振りのタイミング、そして目線の位置について少しづつ理解出来たようです。
一本一本意識すべきところを画像を見ながら伝えたのです。
その結果、動画を見ても、静止画を見ても、本人が自分じゃないみたい。って思うように変わりました。
また違和感を感じながら走ってるわけではなく、本人がイメージして、その通りに走れるようになったのだから再現性は高いです。
彼女から、私のフォームに似てきたというので比べてみた。
確かに似てきました 笑
まあ、いつも私の後ろを走りながら走ってるのだから似るでしょう。
彼女は私のフォームを見ながら、接地の時にどのように体を使うのかなど、可能な限り真似してみようと走っているようです。
もちろん私自身、前を走る時は意識して分かりやすい走りをするようにしてます。
練習翌日は肩や肩甲骨の張りが強かったようですが、今は意識しないと動けないけど、やってるうちに筋肉もついてくるし、フォームが身についてくるので楽に走れるようになってきます。
しかし、1年前のあのお尻が落ちたフォームから、よくぞここまで来たと思います。
そういえば、彼女と練習始めたころ、速く走れるようになりたいけど、それ以上にカッコよく走れるようになりたいと話していたので昔の夢が徐々にかなってきています。
くどいけど私は専門的に陸上は学んでいません。
練習始めた頃の彼女は、悪い癖を持った私と同じような走りでした。
だから、私は自分が経験してきたことを伝えているだけなのです。
経験してきたことだから、具体的にどこを意識すれば良いとか分かります。どんな練習をしたら良いかも分かります。
ですから、身体が起き上がってしまう人や、腰が落ちてしまう人、腕を抱えるように走ってしまう方などには、どこを意識すれば良いか個別に具体的な話をすることは可能です。
逆に私自身、なんの意識もしないで最初から出来てきたことは、出来ない人に対して、どう動かせば良いのかを伝えるのは苦労すると思う。
例えば体幹のブレなく走ることは最初からある程度出来ていたので、ブレてる人にどうすれば良いかを伝えるのは難しい。
自分に出来ないことはもちろん上手く伝えることは出来ない。
また自分に出来ることでも、苦労しないで出来たことは、上手く伝えるのは同様に難しい。
自分に出来なかったことを、苦労して克服したことが一番伝えやすいです。
40歳からランニングを始めて、初フル4時間56分の初心者から、サブ4目指し、そしてサブ3.5を目指すなど、段階を踏んで試行錯誤しサブ3に到達した私だから、伝えられることもあるのかな。と最近よく思います。