No. 2384ウルトラマラソン3本終わって
今年は3月までのフルマラソンに体調を合わせることが出来ず突き抜けた結果を出すことは出来ませんでした。ただ悪いなりにも粘って大きく崩れないレースが出来たと思っています。
その大きく崩れないレース運びが4月からのウルトラマラソンに生きてきました。
今年は4月からの6月まで毎月100キロマラソンを走ることにしました。
それぞれのレースでの目標は明確でした。
チャレンジ富士五湖 サブ9 コースベスト
野辺山ウルトラ サブ10
サロマ湖ウルトラ サブ8.5 自己ベスト
結果、すべてのレースについて目標達成出来ました。
チャレンジ富士五湖
8時間54分45秒
従来の9時間29分台から大幅なコースベスト達成。
野辺山ウルトラ
9時間57分35秒
絶対にサブ10とのぞんだレースでしたがキツイレースになりました。前半戦ではほぼ無理な展開でしたが諦めずに何とかサブ10に持って行きました。
サロマ湖ウルトラ
8時間26分45秒
従来の自己ベスト8時間53分台から大幅な自己ベスト達成。
すべてのレースで目標を達成することが出来ました。富士五湖は調子が良かったですが、野辺山とサロマはレース前から調子が今ひとつで、サロマに至っては直前にケッズトレーナーに行っても悪いを連発される始末で、スタートしないと分からない状態でした。
富士五湖のタイムから8時間30分は切れると思っていましたが、序盤から5キロ23分台で行くのはハッキリ言って自信はなかったです。
ただやるしかないから調子が悪いことは忘れてレース前に計画した通りに走りました。
これはウルトラマラソンに限ったことではありませんが、レースには大事なことがたくさんありますが、私がいつも感じていることを二つ書きます。
1.レース前に綿密に計画を立てて、スタートしたらその計画に沿って走る。
2.ここで無理したら大崩れするかもと感じた時でも、無理しなければならないときはある。
1については度々書いているから、ここでは触れません。2について書きます。
計画通りに行かないことは多々あります。その時には二つの判断に迫られます。一つは目標を切り下げる。もしくはゴールできるようにペースダウンする。
もう一つはあくまで目標達成のためにその場を頑張るかです。
目標の切り下げが必要な時はあります。今回のサロマ湖ならサブ8.5から自己ベストに切り下げることは状況によりあり得ました。ただ野辺山のようにサブ10目標を下回る目標がないことはあります。
序盤に思うような走りが出来なかった時に、私が意識したのは望みを繋ぐことです。40キロを過ぎた辺りで私はこの下り基調を少々無理してでもペースアップせねばサブ10は絶望になると無理しました。もちろん無理するわけですから後半失速するかもしれません。
ただここを頑張らねば100%目標達成が無理になるのです。であれば先のことより、まず目先の1キロの走りが大事になるのです。望みが繋がっている限り頑張れるものです。
ウルトラやってない人にイメージしやすいようにフルマラソンでサブ3を目標に走っていたとします。目標は最高も最低もサブ3としたレースとします。
ハーフを過ぎてジリジリペースを保てなくなり30キロで貯金がなくなった。その時はキロ4’20まで落ちた。残りを4’15ペースで行かなければ間に合わない。その時は終盤潰れたとしても、まず4’15に上げねばサブスリーは出来ないのだからペースアップをします。先のことより今の走りです。その時は落ち基調のわけですからそこであげねば多分4’25、4’30と際限なく落ちていきます。その時にペースをキープするのではなく上げるわけですからキツイし不安になります。
ただここが勝負なのです。
意外とダラダラ落ちてる時って、フォームが崩れてペースが落ちてることがあるのでペースアップすることでフォームが戻って楽に走れるようになったりします。
そうなると気持ちもポジティブになりますます頑張れたりするものです。
少し話が長くなりましたが、レース全体をイメージして走ることはもちろん大事ですが、今、その場を頑張らねばならないときもあるというはなしでした。
話は変わって
これから70キロ前後のトレイルを二本走ってからスパルタスロンですが、ギリシャの問題がどうなるかすごく心配です。
ただ走れると思って練習は積んでいきます。
12月には2012年以来となる24時間走を走ります。当時より100キロのタイムも伸びているし経験も積んできたので良い走りは出来ると思いますが頑張ります。
昨日近所を軽く散歩のようなジョグをした時の画像で本文とはあまり関連性はありません。