No. 2328大田原マラソンエントリー状況急変

5月24日20時からスタートした大田原マラソンエントリーは今でもエントリーできます。

昨年の大田原マラソンはクリック競争だったことを考えると肩透かし感のある方もいるかと思いますが私としては予想通りです。

エントリーが中々終わらないと、ランニング人気が落ちてきたとか書いたり話す人もいるかもしれません。

その話をする前に昨年の大田原マラソンについて少し書きます。

昨年の大田原マラソンはコンディションが悪かったから悔しい思いをした方が多かったでしょう。私も非常に悔しい思いをしました。ただ昨年の大田原マラソンの完走率などを調べたら結構頑張ったなと思いました。どれだけ厳しかったを知ってもらうために昨年と一昨年の完走率を調べました。

  
リンクで飛ぶのが面倒な方のために昨年書いたブログの一部を抜粋します。

以下抜粋

今年の参加人数は3339人のようです。内訳は男子2931人、女子408人です。

そして完走者は2549人です。内訳は男子2270人、女子279人です。

完走率はなんと76.3%です。内訳は男子77.4%、女子68.4%です。

ウルトラマラソンやトレイルレース、もしくは国際マラソンでは珍しい数字ではありませんが市民マラソンではかなり厳しい完走率です。制限時間4時間が厳しいとかどうかは焦点がボケるからここでは書きません。

書きたいのは完走率が76.3%だから厳しかったと言いたいわけではなく例年と比べて非常に厳しかったということです。

昨年は参加者数3080人に対して完走者は2672人で完走率86.8%です。

同じコースで完走率が86.8%から76.3%に10%以上落ちたのだからある程度は”風のせい”にしても良いと思います。

抜粋終了

    

ちなみにここまでは余談です  笑

昨年の大会が厳しかったからエントリーするランナーが減ったのではないと思います。もちろん断定は出来ませんがもっと大きな理由があります。

しかし昨年の大会データを書いたのには意味があります。

それは出走数が3339人と言うことです。

ちなみに昨年のブログには書いてないけどエントリー数は4160人だったようです。

3339人と4160人の差である821人は当たり前だけどエントリーしたけど走っていないランナーです。

なんと20%のランナーが走っていないのです。もちろん体調を崩したとか仕事が入った人もいるでしょう。

参考までに東京マラソンはエントリー出来た大半のランナーがスタートしています。また同じ月に開催の2014湘南国際マラソン結果を見ても出走率は91%ですし、他の大会も一般的には90%を越えていると思います。

ではなぜ大田原マラソンの出走率が低かったかというと関東の方なら知っていると思いますが、前年は同日開催だったつくばマラソンとダブルエントリーをしている人が少なからずいるからです。

身体はひとつなので両方を走ることは出来ません。ではなぜ両方の大会にお金を払ってエントリーしたかというと、つくばマラソンは良いタイムが出やすい人気大会でありエントリーするのが難しいのです。

また大田原マラソンよりエントリーは後です。

つくばマラソンに出たいけどエントリー出来ないと秋に走るフルマラソンがなくなってしまうという危機感を感じて大田原マラソンにエントリーする人がこの821人の中に少なからずいると思います。というより大半のような気がします。

両方にエントリーするランナーが良い悪いではなく、大田原マラソンやつくばマラソンが先着順をとっている以上仕方がないことだとも感じていました。

今年のエントリーも先着順であり昨年と変わっていませんが、大きな出来事がありました。

それはさいたま国際マラソンです。

一般市民枠5000人が追加されたので大田原マラソンやつくばマラソンにエントリーするはずだったランナーが単純に5000人流れたのです。

私もその一人です。。

ただそれだけではないのです。それは日本代表チャレンジャー枠の基準タイムが3時間30分でありエントリーは9月に入ってからでも出来るので、3時間30分以内のタイムを持つ女性でつくばマラソンが本命の方は、つくばにエントリー出来なければ、その後さいたま国際マラソンにエントリー出来るので11月にフルマラソンを走れないという事態は回避されるようになったのです。

そのためつくばマラソンに出たいけど、エントリー出来なかった時のために大田原マラソンにもエントリーしておこうという人は少なからず減ったと思います。

その意味ではさいたま国際マラソンの果たした役割は大きいと思います。

たいして出たくもない人がエントリーするのを未然に防止できたのですからね。

たいして出たくもない人がエントリーすることで、本当に大田原マラソンを走りたい人が出られないのはどうかと思います。

ひとつ大田原マラソン主催者に検討して欲しいのは、来年はガチガチエリートの優待枠以外に準優待枠を作って欲しい。

男子は2時間50分でもサブスリーでもいいし、女性は3時間15分でもそれ以外でも良いけど9月になっても定員に関係なく走れるようにするのです。

そうすれば更に無駄なエントリーは減少してフルマラソンを走れる貴重なエントリー枠を多くのランナーに提供できるようになります。

まあ、制限時間4時間の大会がクリック競争ってのも凄いことですから、昨年が異常で今年は普通に戻ったということでしょう。

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