No. 2298昔の趣味を12年ぶりにして感じたこと

土曜日は外苑をゆっくり走ってきました。ガーミン付けないで走ったのでペースはよく分からないけどキロ6くらい??野球の影響からか混雑していたからもっと遅かったかも。。

まだ本格的には走れませんが、次の野辺山ウルトラまでボチボチ行きます。

その後、しばらく使っているノースフェイスのザックがかなりくたびれてきたのでDATUMのロールアッブのザックを買いにいきました。品薄で入手困難なため何軒か回ってようやく見つけました。黒が欲しかったけど紺も良かったので即決しました。

  
軽いしポケットも使いやすい。気に入ったのは背中にノートパソコンが収納できるとこです。

 しっかりしたパッドが付いてるから背負いやすいです。

それから久々にロールキャベツが名物のアカシアに行ってきました。

 
  

懐かしいロールキャベツにカレーが一皿盛りになってるメニューがあったので目玉焼きトッピングで注文しました。

初めてアカシアに行ったのは入社し研修を終えて新宿東支社に配属されてすぐです。職場から近かったのでその後も上司や先輩とよく行きました。

よく覚えているのは奥の6人くらい座われる丸テーブルで見るからにヤクザの方と相席になり難癖付けられないかと緊張した時のことです。

新宿東支社勤務は2年たらずで本社に異動したけど、その後も年一回は通ってます。

最初に行った時の私は23歳で今は48歳。。

私は25年経ってかなり変わったと思うけど、アカシアのロールキャベツは何も変わってない。変わらない有り難さがそこにあります。

さてタイトルに書いた趣味を知ってる人は少ないと思います。

ランニングを初めて8年から9年経ちますが、その前はスポーツジムのスタジオレッスンにドップリはまっていました。また最近はしてないけど大学卒業してから何回かのブランクはあるけどずっとゴルフはしてます。さらにランニングを始める前は自転車にも一生懸命だったし、一眼レフカメラに凝った時期もあります。

そんな風に私は多趣味で飽きっぽいのです。ランニングは飽きずによく続いていると感じます。

日曜日に12年ぶりにした昔の趣味とはバス釣りです。

2003年に名古屋転勤するまではバス釣りやフライフィッシングに一生懸命でした。。期間的には5、6年です。

当時はバス釣りが大ブームでしたから、私のブログを読んでるランナーの中にも当時バス釣りをしていた方は結構いると思います。

その頃バス釣り人口1000万人なんて言われてましたが、相当盛っていると思いました 笑  

今のランナー人口1000万人もどこまでをランナーとするかで数値は大きく変わってきますが、バス釣りが社会現象になるほど盛り上がったことは間違いありません。

バス釣り大会の優勝賞金1000万円だったり、メガバス等の人気ルアー(定価1500円程度)がオークションで数万円で取引されたり、ダイワ、シマノ等の精密機械メーカーが軽量化、高級化を指向したリール等を次から次へと発売したり、新しいメーカーが次から次へと参入したり凄い経済効果だったと思います。

ブームが一気に過熱したことから河口湖はバス釣りする人で湖岸が埋まりました。ほんと3m間隔で釣りをしているのです。。。

当時もチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンは開催されていましたが、何となく春にマラソン大会を走っている人を見た記憶は残ってます。当時は何で走るのかな?なんて思っていましたが100キロ走ってるとは思いませんでした。

そのバス釣りバブルは外来魚問題という環境問題により一気に崩壊しました。

当時バス釣りをしていた99%以上の方は違法放流などしていないし、他の釣りと同じようにレジャーとして楽しんでいました。ただバス釣りする人が増えれば中にはマナーの悪い人もいるわけで、ゴミを捨てたり、他魚の釣り師や湖で生計を立てている漁師とトラブルを起こすようになり次第に社会問題に発展しマスコミに取り上げられるようになっていきました。

それまではテレビでもバス釣りの放送をしたので、有名なバスプロは芸能人のようでした。また多くの芸能人がバス釣りしてると話していました。

それが次第にバス釣りをしてるというだけでマナーの悪い人、アウトローみたいに見られるように変わってきました。。

バス釣りはキャッチ・アンド・リリースが基本ですが、法規制はブラックバスを釣ることではなく、釣ったバスの放流を禁止したのです。上手いこと考えたものです。。

私は名古屋転勤後にさらに忙しくなったのと、他の趣味が楽しくなってきたので次第にバス釣りから遠のいて行きました。

昔の話ですが何だか最近のトレランをめぐる環境が当時のバス釣りに似てきていると感じます。

一人一人が気をつけていかないとマナーの問題ではなく、環境保護のための規制が作られ法律的に走れる場所がなくなってしまいます。

自分だけがマナーを守るのではなく、マナーを守れていない人に同じトレイルランナーとしてマナーを守るように働きかける努力が必要になってきているのだと思います。

この辺りの話は奥が深いのでこの辺りにして、昨日少し驚いたことを書きます。

ちなみに現在でも法規制は変わっていないので釣ったブラックバスのリリースは出来ません。

埼玉県にはブラックバスの釣れる場所はたくさんありますが、釣ったバスをリリースしないで岸に捨てるなんて、それは様々な問題があるので、昨日は管理釣り場に行きました。群馬県館林市にある八重笠沼という沼です。

ちなみにブラックバスはこんな魚です。

   
これは30cmないくらいのサイズですが、当時の雑誌を見ると70cmを超えた重量8キロなんて巨大なバスが釣られていました。私も体長60cm以上、重量4キロ以上のバスは見たことあります。私は釣ってませんが。。

久々のバス釣りが楽しかったかどうかは置いといて、今回あることに気付いて愕然としました。少し大袈裟ですが。。。

あることとは釣り具です。

 

当時私はかなり道具を持っていて、バス釣り用だけでロッド(竿)を10本以上、リールも10個以上持っていました。常に入れ替えていたので、さまざまなメーカーを試しました。飽き始めたころに、大分売却したので今では半分以下しか残ってません。画像のリールはTeam Daiwaで、ロッドはエバーグリーンというブランドです。ロッドもリールもそれぞれ5万円程度でした。

日の当たらない場所に置いといたの良いコンディションです。

当時のリールはDaiwaとSHIMANOの二社が圧倒的なシェアを持っていました。

DaiwaはTeam Daiwaというバス釣り専用シリーズの他、トラウトなども含めたゲームフィッシング用のトーナメントシリーズが売れ筋でした。

SHIMANOはステラやアンタレスやカルカッタ、スコーピオンなどが売れ筋でした。

当時は毎年のようにモデル追加やモデルチェンジがありました。ニューモデルを買ってもすぐに新しいのが発売される状態でした。モデルチェンジはデザイン自体がかなり変わったので新しいモデルはすぐに分かりました。

昨日驚いたのは釣り場にいる人達が使っているリールは2000年頃私が使っていたのと変わっていないのです。DaiwaもSHIMANOも。。。

バス釣り人気が一気になくなったことでメーカーはバス釣り用品の新商品開発をする余力や必要がなくなったのでしょう。。。

先ほどネット検索したら同じように見えてモデルコードが変わっているモノもあるので多少モデルチェンジはしているようですが見た目はほとんど変わっていないです。

また当時コストパフォーマンスの高いロッドを作っていたDaikoというメーカーはなくなったようです。ルアーメーカーは中小の会社が多かったので、なくなった会社も少なからずあるでしょう。

バス釣り人気が盛り上がって行く頃は、ずっとバス釣り人気は続いてブームではなく定着すると思っていましたが、法規制はそれらの業界も一気に崩してしまったのです。

そんなことを感じた日曜日でした。

 

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