No. 2258チャレンジ富士五湖100キロのペース設定について
チャレンジ富士五湖まで三週間を切りました。早いもので今年で6回目の参加となります。
過去2大会は不満の残るレース結果に終わりましたが、今年は良い状態で走れそうです。
さてペース設定に付きましては過去のブログにも書いてますが、今回はコースが変わったので少し未知数な点がありますが、その点も織り込みます。
昨年までのコースとの違いは上記の通りです。
累積標高は公表されていませんがざっくり100mくらい増えたと思います。
ただしコース変更により信号に止められることは格段に減少すると思います。
10時間前後で走るランナーを例にタイムへの影響を予想してみました。
スタート〜20キロ
変更なし
20〜40キロ
高低図を見た感じでは北麓公園に戻るまでに150mくらい上りが増えていますが、信号が多い区間を回避できるので、差し引きでタイムは5分ほど短縮すると思います。
40〜60キロ
北麓公園からの下りが150mほど増えることからやはり5分ほど短縮すると思います。
60〜80キロ
精進湖から本栖湖に行くアップダウンがなくなるのでやはり5分ほど短縮すると思います。
80キロ〜ゴール
コースは変わりませんがトータル200m短くなっているので1分以上は短縮します。
ざっくりですがサブテン前後のランナーだと15分強は速く走れるコースに変わったのではないかと思います。
もちろん中盤までに上りが増えたから厳しくなったと感じる方もいるでしょうが、山中湖から河口湖に向かう138号線は信号待ちが非常に多く一箇所で数分止められることもありタイムロスだけではなく、ペースの上げ下げによりリズムが崩れました。また歩道はパーキングから車道に出るための窪みがあり、小刻みな上り下りが続いて走りにくかったので、北麓公園に戻る道に変わったのは歓迎です。
昨年のコースを10時間で走るための20キロごとのラップは概ねこんな感じでした。
スタート〜20キロ
1時間45分
20キロ〜40キロ
1時間50分
40キロ〜50キロ
1時間 50キロ通過 4時間35分
50キロ〜60キロ
1時間00分
60キロ〜80キロ
2時間05分
80キロ〜100.2キロ
2時間20分
これで10時間です。
ここに今年のコース変更を勘案するとこんな感じです。
スタート〜20キロ
1時間45分
20キロ〜40キロ
1時間45分
40キロ〜50キロ
55分 50キロ通過 4時間25分
50キロ〜60キロ
1時間00分
60キロ〜80キロ
2時間00分
80キロ〜100キロ
2時間19分
トータル9時間44分です。
実際に山中湖から北麓公園に戻る道を走ったわけではないのでイメージです。
そして私はこんな感じで走ろうと思ってます。
5キロごとラップイメージ
24分
24分
24分
24分
24分
24分
25分
28分
24分
24分 前半50キロ 4時間05分
27分
29分
28分
28分
28分
28分
28分
28分
30分
34分 後半50キロ 4時間48分
トータル 8時間53分
私のベストタイムはサロマ湖100キロで出した8時間53分台ですから自己ベスト狙いです。
気象コンディションにも寄りますがスタート後にガッツリ上る四万十川を8時間59分台で走っているのだから序盤に良いリズムで走れれば可能だと思います。
また参考までに10時間切りを狙うなら前半50キロと後半50キロで50分くらいの余裕があったら良いと思います。
10時間なら前半4時間35分、後半5時間25分が目安です。
前半50キロを4時間35分で走るには平均キロ5分30秒ペースで行かねばなりませんから、山中湖周回辺りまではキロ5ちょいで走らないと厳しいと思います。
また9時間切る場合は40分くらいの余裕が欲しいです。
10時間を超える方のイメージとして目標タイムを2.2で割ったタイムで前半走るような配分にすれば良いと思います。
例えば12時間なら前半を5時間27分で、後半は残りですから6時間33分です。
それ以上になると後半歩きを多用するランナーになるので関門を目安にペースを組むことになるでしょう。
また100キロも走ればペース通りになんか走れないのだから設定を考えるのは無意味と思われる方がいるかもしれません。
しかしペース設定を考えないで無計画に走るのと比較したら結果はまったく違うでしょう。ペース設定を考える意味としては前半速すぎない遅すぎないペースで走れることです。
明日は補給について書きます。