No. 2250【315チャレンジ】再開 15キロペース走 ガーミン920xt-j キャタピランいいね!!
昨年の大田原マラソンを最後に管理栄養士試験に集中するためランニング自体をほぼ休止していた友人と久々に走りました。
聞いたところ日曜日に試験が終わってから走り、昨日も走ったら筋肉痛になってしまったそうです。またしばらく走ってないから筋力が衰えキロ5分半もキツイと話していました。
ただその話を聞いて筋力が落ちたのではなく、走り方を忘れたのではないかと思いました。
勉強中も息抜きに一人でジョグしたり、リュックを背負って帰宅ランはしていたようですが、ジョグだと膝下だけでも走れてしまうから腰も落ちるしフォームは崩れます。またリュックを背負って走ると重心は下がります。そのフォームで走ったらキロ5分半でもキツイかもしれません。
そこで昨日は皇居3周走ることは決めた上で最後まで落ちないペースで走りましょうとだけ決めてスタートしました。
昨日の皇居は風が強く寒かったです。。
竹橋の上り坂の手前700m辺りからスタートして、最初はキロ5で行きました。上り坂もこのペースなら大丈夫そうですが友人は3時間15分切りを目指して練習している時は皇居一周21分切ってるのにキロ5でも呼吸は苦しそうでした。
走りながら横目にフォームを見ると、思ったとおり腰は落ちてるし、尻や太ももが使えていないフォームになっていました。そんなランナーに腰落ちてるよ!って言っても根本の解決にはなりません。自分で調子の良い時のフォームを思い出すしかないのです。
3キロほど走ったあたりで状態を聞いたら、呼吸は大丈夫だけど脹脛が張ってきて昔故障した嫌なことを思い浮かべてしまったというから、尻や太ももを動かして脹脛は使わないで走ろうとだけ伝えました。
そして1周目のタイムは23’51
最初の1キロの竹橋上り区間はほぼキロ5だけど体感的にはほぼイーブンペースで走りました。
キロ5分半もキツイと言っていたのに走れるものです。本人も驚いていましたが、その驚きが力になるのです。
二周目に入ってもペースは上げず下げず走りました。かなりキツくなってきたようですが少しづつフォームが昔に近付いて行きました。元々は脹脛を使わずに尻や太ももなど大きな筋肉を使って走っているランナーだから少しづつ思い出してきたのでしょう。
タイムは 23’46
二周目もほぼイーブンペースでした。混雑してる箇所は止まるくらいペースを落とすからバラツキはあるけど同じように走りました。
3周目に入って少し上げようかと思ったけど、そんな状態でもないようだから上げ下げしないで走りました。接地の音もだいぶ調子の良い時と同じような音に変わり私のピッチに合わせてリズムよく走るようになってきました。皇居前広場辺りは非常に強い向かい風に煽られましたが踏ん張ってゴールしました。
3周目は23’55でした。
トータル 1時間11分32秒
久々の練習で本人はキロ5分半でも走れないかもと自信をなくしてましたが、結果は3周とも23分台で走って自信を取り戻したようです。
久々だから無理するなとゆっくり5分半とか6分ペースで10キロ走るのも良いと思います。
なぜ一周24分を少し切るくらいで走ったかというと理由は二つありました。
一つは調子の良い時のフォームを思い出してもらうためです。5分半とか6分でおしゃべりしながら走ったら多分腰が落ちて、膝下だけを使った走りになったと思います。もちろん膝下をメインに使うから脹脛や足底は相当張るでしょう。そうなるとこんな遅いペースで走ったのに脹脛が張るなんて元に戻るのかな?と不安になったでしょう。
タイムトライアル的なスピードではなくても、ある程度のスピードで走れば、膝下だけでは走れないから尻や太ももを必然的に使います。結果として昔のフォーム、走り方、リズムを思い出すのです。
周りがとやかく言うのではなく、自分が思い出すのが第一なのです。
そのためにノンビリジョグではなく走れるであろう速めのペースで走ったのです。もちろんヤバそうならそうなる前に止めます。そのために顔やフォームを確認するだけではなく話しかけて反応を見たりしました。
もう一つの理由は自信を取り戻してもらおうと思ったのです。練習してなかったとは言えジョグはしていたのですから、運動してない人がいきなり走るのとは訳が違います。どれだけ走れるか不安なだけなのです。この不安はある程度の達成感を得ることで解消されます。
結果的に自信を取り戻しました。また尻や太もも周りの筋肉痛が酷いようですから筋肉痛が抜ければかなり筋肉も戻ります。
昨日の私はチャレンジ富士五湖を見越して24分ペースでリズムよく楽に走りたかったので良い感じで走れました。
またガーミン920もだいぶ使いこなせるようになってきました。
上下動はそもそもアップダウンのある皇居だから実際はこの数値より低いと思いますが9.8cmでした。
接地時間はこのペースで走って0.222秒だから悪くはないような気がします。
また別に詳しく書きますが、ロードランニングで初めてキャタピランを使いましたが非常に良かったです。完全に喰わず嫌いした 笑
足とシューズの一体感がまるで違います。
こんな表現をしたら伝わりやすい方もいるのではないでしょうか?
クリートペダルのないロードレーサーにクリートペダルを付けた感じです。
ロードレーサーに乗っていない方は分からないと思いますが、サイクルシューズをペダルに固定することで非常に楽にペダルを回すことができます。
例えがズレてるかもしれませんが 笑