No. 2173サロマ湖ウルトラマラソンエントリーについて

24分で終わったサロマ湖ウルトラマラソンエントリーを昨日書きましたが、facebookのサロマ湖ウルトラマラソン公式ページにも様々なコメントが書かれていました。

エントリー日を日曜日にして欲しいとか、抽選にして欲しいとか、追加募集をして欲しいとか、制限時間を厳しくしてエントリーしにくくして欲しいとか、ネット環境がとか、いろいろありました。

ここで押さえとかないといけないのは、サロマ湖ウルトラマラソンを走りたい人の数が定員を超えているのだから全員が満足するようなエントリー方法はないということ。

もちろん定員をなくしたり、増やしたりできれば良いのでしょうが、運営能力や会場のキャパやインフラなどを考えると難しいのでしょう。出来るなら既にしているはずです。

先着順が良いとか、抽選が良いとかはよくある話ですが、どちらにしても全員が走れるわけではないのです。先着順だと仕事中でエントリー出来ないから週末に変えて欲しいなんて人もいる。でも週末に仕事の人だっているのです。青梅マラソンは幅広いランナーの声に対応すべく苦肉の策でエントリー日を3日に分けて行っていますが結局初日から3日連続エントリー出来る人もいれば最終日の1日しかエントリー出来ない人もいます。

大半の都市型マラソンが抽選を取り入れているなか湘南国際マラソンのように先着順を貫く大会もあります。

抽選を取り入れる大会事情は様々ですが参加定員が多く、またその数倍のエントリー希望者がいる都市型マラソンはエントリーシステムのサーバー負荷の関係から抽選にせざるを得なかったという理由もあるようです。

ただ抽選の大会だとエントリーして当選してから走るかどうか決めよう、もしくは当選するわけないからノリでエントリーしようなんて不届きなランナーが多数紛れ込むのが問題です。未入金の枠は二次募集すれば良いではないかという意見もありますが二次募集するにしてもコストがかかるのです。

また抽選となった場合も募集期間を短くしてすぐに結果を出してくれれば良いのだけど、結果発表までの期間が長いと、その間は他のエントリーができないので困ります。例えば東京マラソンの当選発表の一週間前に青梅マラソンのエントリーがあるので、フルマラソンの前週に30キロ走って良い結果が出るわけないから私は10キロにエントリーしてます。東京マラソンの発表が一週間早まって落選が分かっていれば30キロにエントリーします。

またネット環境が悪いからエントリーできないなんて言ってる人もいますが本当に走りたいならネット環境をまずは整えるべきでしょう。私も今回は予定があったので外でWIFI使ってエントリーしようかと一瞬考えたけど繋がりやすさや、途中で切れたら困るので室内でしました。念のためバソコン画面とともにスマフォも画面を開いて待機させました。また待機時間中に必要項目がすぐに書けるように前年のエントリーシートを見て必要項目はすべて書き出しておきました。

というのも確定ボタンを押すまでが勝負なので調べている時間はないのです。2013年の信越五岳は4分ほどで繋がって入力を済ませた後も間違いがないかを確認してから確定させました。エントリー開始から10数分でしたが、あと30秒確定が遅ければOUTでした。。。この時の教訓が生きています。

こんなの異常だという人もいるけど、出たい人より定員枠が少ないのだからこうなるのは異常ではなく普通なのです。1時間くらいでエントリー終わると思っていたなら読みが浅かったというだけです。

また制限時間を厳しくすればエントリーする人が減るので、そうして欲しいという意見はその人のエゴにしか聞こえません。

現在13時間の制限時間を12時間。いっそのこと10時間にすればエントリーは減ると思いますが、それには反対です。13時間以内で完走することをずっと続けている人もいるのです。

ただ、こんな方法なら賛成です。現在登録の部と一般の部に分かれていますが、どちらも制限時間は一緒です。日本代表選手は登録の部の上位から選出されるのだから登録の部の制限時間を厳しくするのはアリだと思います。例えば制限時間が10時間に変わったとして、10時間で走る自信がなければ一般の部にエントリーすれば良いのです。登録の部は制限時間は厳しくなるけどエントリーしやすくすれば良いのです。もちろん制限時間をどの程度にするかは競技性の面から検討すれば良いです。

エントリーが優しい登録の部は、制限時間を厳しくすることで完走できないリスクは高まります。制限時間を厳しくすることでサロマンブルーへの道は厳しくなります。どちらを選ぶかは本人が決めれば良いのです。もちろん登録の部に出るには公認登録が必要ですけどね。

ただ今年の大会からでも可能なら検討して欲しいのは、日本代表を目指せるレベルにある選手には門戸を開いて欲しいということです。まあ今年は無理でしょうが。。。

速い人だけを優遇するのはけしからんとか、不公平だという人もいるでしょう。

ただエントリーが難しい東京マラソンだって男子2時間21分以内、女子2時間52分以内の資格タイムを持っていればエリートの部で走ることが出来ます。

名古屋ウィメンズだって3時間15分以内で走ればエリート部門で走れるし、参加費用も安いのです。

何をもって公平か不公平かってよく分からないけど競技ですからね。

基準は決めれば良いことですが、エリート部門であれば少なくとも男子7時間30分。女子8時間30分くらいの資格タイムは必要でしょう。もちろん私は絡めません。。。

でも世界を目指して死に物狂いで練習を積んでいるランナーがクリック競争で敗れたから走れない大会で日本代表を決めるのはどうかと思います。

またサロマンブルーの優先エントリーの過去3大会連続で完走は厳し過ぎます。サロマンブルーの方はまだウルトラマラソンがマイナー競技の頃から大会を支えてきた方々ですから、せめて前年の完走を条件にする等緩和しても良いと思います。私には最低でもあと7年くらいは関係ない話ですけどね。逆に優先エントリーなんて不公平だという意見もありますが、私はあって良いと思います。

IMG_2245.PNG

いろいろ書きましたが、競技者は主催者の決めた募集要項を読んだうえで出るか出ないかを決めることが出来るのだから、このエントリーの方法は気に入らないと思えば出なければ良いだけのことです。

私は主催者の定めた募集要項に納得し参加することを決めて、絶対に走りたいと思ったからエントリー出来るように出来る努力はしました。ですから仮にエントリーできなかったとしたら仕方ないと諦めて他のレースにエントリーします。

ですから上記のことはこうなったら良いな〜という話です。

ただエリート部門の新設は時代の流れだと思います。サロマ湖ウルトラマラソンは日本代表を選ぶレースですから。

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