No. 2101走る時に、地面は「押すの?」「蹴るの?」
前回爪先接地か踵接地かについて説明をした弘山勉ブログですが、今回は地面は「押す」のか「蹴る」のかを説明してます。下記リンクからじっくり読んでください。難しい内容ですが何回か繰り返し読むと目から鱗的にランニングフォームについての考えが変わるかもしれません。
私自身は以前は蹴る意識で走っていました。最初はそうではなかったのですが、ある時期に接地時間を短くして脚の巻き上げを速くするよう指導されてからです。接地時間を短くして脚の巻き上げが速ければ次の一歩が速くなるということを教わりました。そのように走ろうとすると自然に爪先から接地するようになりました。この走り方に変えてからスピードは出るようになりましたが、終盤粘れなくなったような気がします。
今年の夏以降意識しているのは蹴るイメージではなく、どのようにして接地時に自分の体重を地面に伝えられるかです。力を加えればその反作用で力は返ってきます。走っていれば身体は前に進んでので、前に進む力と相まってより効率よく前に進むことを体感したからです。
そして接地時に効率よく地面に力を加える観点で考えると接地位置は身体の重心の下が一番良いと分かりました。そしてそこに付くためにどうすれば良いかを試していきました。
まだ模索中ではありますが、少し変わってきたことがあります。練習後に一番張ってる場所が以前はふくらはぎでしたが、それ以降は太ももや尻などの大きな筋肉に変わってきたのです。そして自分でも分かるくらい太もも周りに筋肉が付いてきましたので良い傾向だと思います。
私の場合は蹴りや短い接地を意識すると、しっかり体重を乗せることなく次の一歩に進んでしまう効率悪い走りになってしまうので押す走りが理想です。また蹴る走りはふくらはぎを酷使するので足攣りもしやすくもなります。
逞しいふくらはぎに憧れている方に蹴る走りは良いと思います 笑
ふと、私に「接地時間を短く」「蹴りを強く」「巻き上げを速く」を教えていただいた方は、地面を強く押す動作は無意識に出来ていたかもしれないと思いました。そしてその後の蹴りや巻き上げは意識的に練習したのかもしれません。その経験から蹴りや巻き上げが大事と指導していただいたのかと思います。
私自身地面を押すことを意識するようになってから、他のランナーを見ると押せてる方って少ないですね。
走り幅跳びだって遠くに飛ぶためには蹴るイメージより走ってできたエネルギーを地面にしっかり伝えて上に上がる力に変換する必要がありますから。
オススメブログです。