No. 1942トレニックワールドin越生 ①
昨日開催されたトレニックワールドin越生(42.2キロ)無事ゴールしました。
スタート時は激しい雨でしたが次第に小雨になりゴール時点では快晴になり暑くなるという変化のある気象コンディションでした。
スタート時にアクティブシェルを着るかどうか迷ったけど周りの大半は着てるから着用しました。雨なのになぜ着用を迷ったかと言うと段々と雨が小降りになってきたこともあるけど、それ以上にスタートから9キロはロード区間なのである程度のスピードで走る。アクティブシェルは通常のゴアテックスよりは汗や熱を外に出してくれるがロードを走るようなスピードでは熱の排出が間に合わなくなり蒸れてくる。その状態で山に入りスピードが落ちたらウェア内には水滴が溜まり冷たくなり身体を冷やすと考えたからです。
(これは昨年の伊豆トレイルの画像ですがこのブルーのジャケットです。)
結果的に6キロ付近で脱ぎましたが内側はかなり汗で濡れていました。
また土曜日から降り続けた激しい雨によりトレイルは予想通りぐちゃぐちゃになり粘土質の上り下りは苦労しました。2年前の第一回UTMFの天子山塊ラストの雨ヶ岳を思い出しました。。
ただその時はスタートから100キロ先から天子山塊に入り激しいアップダウンで身体を疲弊させたあとに待ち構えていた雨ヶ岳のツルツルの急傾斜だったので大変でした。しかも通過したのは二晩目の夜でしたから精神的にも限界だった。
生まれて初めて幻覚を見ました。正面に見える山肌が映画館のスクリーンのようになりテレビCMが延々と流れている。どんなCMだったかは覚えていないけど。
また急傾斜の先にHOTELやバス停の灯りが見えてきた。あそこまでいけば下りは終わりかと頑張ってそこに行くとHOTELもバス停もない。。
なんてことを書き始めると終わらないのでUTMFの話はこれくらいにします。
今回のツルツル具合や傾斜の具合は天子山塊に負けず劣らずだけど、当時と昨日の身体の状態が明らかに違うから怖いとは思わなかったし、むしろ楽しかった 笑
今回は脚作りとして参加したので序盤のロードでスピードを出すことはせず山に入ってからも順位は気にせず自分が安全に行けるペースを保った。
そんな感じでゆっくり進んだので苅場坂峠から先の少し危ない箇所も難なくクリア。中盤から少しペースを上げて上りのトレイルも走れるとこは走った。また終盤のロード区間はキロ4分半くらいで楽に走りました。
ケガやダメージについて書きます。
ドロンコの急坂では何度か尻をつきましたが、というより滑って落ちるしかない状態だから何度か尻で滑って下りました 笑
30キロくらいで草に隠れた石にのり足首を捻ってヒヤリとしました。少し痛かったので少し歩いてからロード区間で走ったけど問題ありませんでした。
石や木に身体を擦ったとかもなく、靴やソックスもぐちゃぐちゃでしが靴ずれや血豆等まったくなく、ホントかすり傷ひとつなくゴール出来ました。。
足に関してはR×Lsocksメリノウールのお陰です。どんなに濡れても問題ないのが分かっているから泥水にも安心して突っ込める。風呂場でソックスを脱ぐ時も今回は怖くなかったです。
この二色を履いてると女性から『可愛い~♪』って言われます 笑
しかしおんたけスカイを走ってからまだ二週間ですが、その間に尾瀬二回、奥武蔵、武甲山と四回も山を走り少なからずダメージはあるはずなのにしっかりゴールできたのは嬉しいです。
こんな風に安全重視で走りましたが、結果はトレイルにしてはまあまあでした。
5時間56分16秒
部門時間 16位130人中 (40代男子)
総合順位 48位319人中
制限時間10時間のレースで第一回大会で5時間切ったのは4人だけ。今回はコースも厳しくなったと聞いたのでだいたい6時間でゴールと考えていました。しかし予想外に激しい雨により路面状況が悪化したので少し厳しいとレース前に感じました。
結果としてほぼ予想通りのタイムでゴール出来たのは地図や高低図、過去のレース結果を元にして、このコースなら自分がどのくらいで走れるか客観的に分かるようになってきたと言うことです。
続いて各区間のラップを掲載します。
【スタート〜A1】
54’28 8.86キロ
エイド滞在 01’44
【A1~A2】
43’40 4.19キロ
エイド滞在 02’03
【A2~A3】
38’34 3.94キロ
エイド滞在 01’01
【A3~A4】
46’11 4.66キロ
エイド滞在 00’56
【A4~A5】
49’04 4.63キロ
エイド滞在 01’01
【A5~A6 】
44’03 5.42キロ
エイド滞在 01’14
【A6~A7 】
52’24 7.35キロ
エイド滞在 00’31
【A7~A8 】
19’16 3.98キロ
5時間56分16秒 43.2キロ
計測に使用したGARMIN910XTJは雨や泥にも強いから何度もドロンコに腕を突っ込みましたが壊れてません。販売元の対応も気に入ってるので次の時計もGARMINを使う予定です。
ちなみにGARMINはアップダウンのあるコースだと実際の距離より短く表示されます。理由は前にも書いてるから省略しますが斜面の移動距離を平面で捉えてしまうのです。ですから一般のロードレースならほぼ影響はありませんがアップダウンの激しいトレイルではかなり影響受けます。まあトレイルの距離は参考なのであまり気にしませんけどね。
例えばロードですが、奥武蔵ウルトラは実際は78キロですがGARMIN計測では76キロくらいになります。
ただ今回のコースは42.2キロと発表されてますがGARMIN計測で43.2キロですから実際は45キロくらいありそうです。
まあだいたいこのくらいってことですけどね。
少し長くなったので補給関係は分けて書きます。