昨日はハイテククラブに行って
きました。
ハイテククラブでは自己ベストを
出すとホワイトボードに名前を
書くのだけど、意外に富士五湖
参加者がいて驚きました。
昨日は主に小川ミイナさんが、
教えてくれました。
ミイナさんは元日立の実業団選手で、
なんと自己ベストは2時間28分(ｰｰ;)
だいぶ骨盤が使えるようになったと
言ってくれますが、まだまだ細かい
指導はたくさん入ります。
低酸素ルームに入る前に質問しました。
富士五湖の80キロ地点くらいから、
ピッチは変わらないのにペースが
落ちたから、フォームを確認したら
脚が上がらなくなっていた。
そのためにストライドが小さくなり
ペースが落ちた。
仕方ないから、より骨盤を前に出す
ことを意識してストライドを確保
したが、これってどうなんですか？
って質問。
そしたら、
それは正しい。
でも脚が上がらなくなってから
意識するのではなく、その前から
意識してくださいって言われました(^_^;
よく分からないかもしれないので
もう少し分かりやすく書くと、
(ここから私の言葉)
例えば、腰を進行方向に平行にした
状態(直立不動の状態)で脚をできる
だけ前に出してください。
そう目一杯　笑
その位置を覚えておいて、その体勢
から左右どちらかの腰を前に出して
ください。　
どうなりましたか？？
腰を前に出した分、脚は前に伸びてる
はずです。　
すなわちストライドが伸びるって
ことです。
エリートランナーがゆっくり
走ってるようで速いのは、ストライドが
長いからです。
私は以前はこの辺りについて
あまり意識してませんでした。　　
ただ、自分の走ってる画像を見ると
エリートランナーとの違いに愕然と
してました　(..;)　　　
その後、低酸素ルームでトレッドミルを
したのですが、ミイナさんから引き続き
指導いただいた。
言われるのは、大きさ動きをするように
とだけ。
大きく動く。って漠然としてるけど、
その前の練習を関連して考えると、
私の場合は脚を高く上げることと思い
実行しました。
で、やってみると、あら不思議！！
鏡に映る私のフォームがエリートランナー
のように見える！？
今までテレビ画像と自分の画像でかなり　
違うと思ったのはやはり膝の高さでした。
このフォームならスピード上げても楽です。
こんな走りが出来れば、ハーフとかも80分
くらいで走れそう！！
ただこの走りをして感じたのは、脚が異常に
疲れる(ｰｰ;)
特に腸腰筋・・・。
いままでの練習を考えたら、
できるだけ脚は低い位置を保つように
走っていました(^_^;
だから鍛えられていなかった部位
なんでしょう！！
この筋肉を鍛えたら速くなるのは
間違いないと思う。
最近停滞してる短い距離も速くなると
思う。
ただ、素人ランナーの私の感覚では
揚腰筋をしっかり使ったフォームで
100キロ走るのは厳しいと思う。
やはりウルトラは着地の衝撃も
可能な限り抑えたい。
で、自分なりに判断したのは、日頃の
練習では腸腰筋を鍛え、骨盤をしっかり
使ったフォームで走る。
そしてそのフォームで走れる距離までは
その合理的なフォームで走れば最高。
ただしウルトラの場合は、あえて腸腰筋を
使わないで脚を上げずに走るのもありだと
思います。
日頃鍛えておいて、本番では出し惜しみ。
これが最高だと思います。
話は少し戻るけど、
ウルトラマラソンの終盤のペースダウン。
フルマラソンも一緒かもしれない。
ペースが落ちて脚が上がらなくなったら
ストライドを無理に伸ばしても無理。
ピッチもなかなか速くは出来ない。
そんな時に、骨盤を前後に振ることで
自然とストライドが伸びて、ペースを
維持できるかもしれません。
もっと簡単に書くと、骨盤を振るって、
尻を振るって感じ！？
脚を上げるのはもう無理って状況でも
腰を回すことは出来る。
ウルトラマラソンって、もう出来ること
を総動員しなくてはならないスポーツ
です。
なら総動員しましょう！！
しかし、コーチのアドバイスを
しっかり理解するのには時間がかかり
ます(^_^;
普通に当たり前に出来てた実業団選手と、
何もしらない市民ランナーのギャップは
かなりあります。
私のように、疑り深い市民ランナーは
自分の頭で納得するまでが大変です(^_^;
私のような市民ランナーが
実業団選手から教わり、自分で納得して
吸収したことをブログでお伝えできれば
少しでも皆さんのお役にたてるかな？？
なんて感じます。
まあ、素人だから的外れなことも
書きますが取捨選択してください。
元々優秀な子供だった大学生が
家庭教師として、優秀でない子供に
教えるのは苦労すると思います。
それは自分では当たり前に分かることが
当たり前に分からないからです(^_^;
私も20年以上前に家庭教師をしましたが
ホント驚きました(ｰｰ;)
逆に子供の頃は苦労したけど、努力して
成績を上げていった仲間は、非常に優秀な
家庭教師でした。
分からないことを分かってあげる。
これって大事だと思います。
マラソンに関しても一緒ですね～
私は当たり前のことが、当たり前に
分からないランナーですから、
分かるまではしつこく聞くようにします。
知らないことを恥じるより
知らないのに知ってるふりをする
自分を恥るようにしたいです　笑