No. 1518新潟マラソン結果
会場についた時は涼しくいい感じでした。
が、スタート前の整列をした辺りから日差しが強烈になってきました。。
気温は高くないのにマジで真夏日です。
スタート前から厳しいレースになることが予想されました。
今日のレースはどのくらいで走れるか自分でも分からなかった。また右膝の張りが痛みに変わったら完走狙いに切り替えることは自分に課しました。シーズンが始まったばかりでいきなり故障は困る。。この一週間にケッズに三回行き可能な限り良い状態にするべく試みたが前日にも強い張りを感じる状態(–;)
故障ではないけど故障寸前なのかな??
でも、せっかく300キロ以上車で走って来たのだから精一杯走るのみ。
スタート直後はもちろん自己ベスト狙いのペースで走った。だいたいキロ3分50秒ペース。でも二キロで頭から汗が顔に滴り落ちるくらい暑い。。
身体も重たくペースをキロ4分に落としても楽ではない。。。
そのうちペースはサブスリーペースに落ちた。これも意識しないと維持できない。。
これは脚の状態が悪いとかいう話ではなく、ただこのペースで走り続ける練習が出来ていなかっただけ。
ようは今、10月13日時点の私の実力はサブスリーペースでは走れないって客観的な事実。
暑いとかは関係ない。暑くても序盤で厳しくなるのは実力不足なだけ。
もちろん今はダメでもこれから上げていけばいいだけの話。今日のレースは自分の期待値ではなく、その客観的な現実が知りたかった。
詳しいラップはあとで書きますが、10キロ通過は42分くらいだった。まあサブスリーペースは維持していた。レースが三分の一終わる14キロ地点はほぼ1時間だからまだサブスリーペースだった。
そこまでは何とか粘っていた。
がその辺りから向かい風が強くなり、またフラットなコースと思っていた新潟マラソンのコースは小刻みなアップダウンの連続だとそこで思い知らされた。
風は強く上り坂だとキロ5分が保てなくなった。
フラットなとこで頑張っても4分45秒とか。。
折り返したら楽になるのは分かっているけど、キロ4分45秒ってサブスリーペースより30秒も遅い。折り返してから挽回するなら3分45秒で走らなければならない。仮に5分かかっているなら3分30秒で走らないとカバーできない。現実にこのペースでは追い風でも走れない。
やはり風は手強い。
ハーフ通過は1時間33分くらい。
14キロからの7キロで34分かかっているからほぼキロ5。。。
折り返してペースアップしようとしたら遅いペースが身体に馴染んでしまい上げられない。風は逆風ではなくなったが、押してくれる感じは一切ない。でも頑張ってペースを上げた。
すると恐れていた右膝に違和感が出てきた。。。
そのまま走ったら少し痛みに変わってきた。次のレースを考えなければゴールまで頑張ることは出来る。でも頑張れたとしても3時間10分を切るのも今日は難しい。。
痛みを押して頑張るべきか否か。
少し考えたがレース前に痛みに変わったらレースは諦めると決めていたので、そこで今日のレースは終了。
終了と言ってもリタイアする訳ではありません。私は一度もリタイアしてないからこれは継続したい。
そこで脚に負担のかかりにくいウルトラマラソンの走りでゴールを目指した。
30キロを過ぎて知ってる女性三人に抜かれた。追いかけることは出来るけど追いかける意味はないので止めた。
ここまで抑えたのは故障させないためなのに、ペースアップして故障したらアホですから。。
日差しは時間が経つごとに強くなり、歩いてる方が増えてきた。
私はキロ5で兎に角ゴールに一歩づつ近づくよう粘りの走りをした。
このスピードなら膝は痛くならない。ただ単に疲れてきたから楽ではない。
やはりウルトラマラソンシーズンと、フルマラソンシーズンの端境期は厳しい(–;)
時にペースはキロ5分10秒くらいに落ちる時もあったが、その時はキロ5まで引き上げた。
タイムはどうでも良いと考えていたので、計算していなかったが、ラスト5キロをキロ5分より少し速く走れば3時間19分台で走れることが分かった。
どうでも良いと考えていたけど、何となく20分は超えたくなかった 笑
そこからもほぼキロ5分で走った。当然ながらラスト1キロはそのままでは間に合わない。ラスト1キロ4分45秒くらいでギリギリ19分台でゴールできる。
普通なら余裕のタイムだけど今日は余裕なかった。そこから私は時計は見ずに私の70mくらい前にいた女性を追いかけた。その女性はペースアップしていた。
そして私より15秒くらい前にラスト1キロ地点に到達しているから、キロ5で19分台に間に合う位置にいる。だからその女性に追い付けば確実に切れる。そして少しづつ詰めて競技場に入った。
ラスト200mくらい。
なんか勝手に脚が出て、する予定のなかったラストスパートで一気に10人くらい抜いてゴール。
しちゃいけないのにね。。
タイムは3時間19分37秒
スパートしなくても余裕で間に合ってます。。。
これで膝が悪化したらホントアホだけど、途中無理をしなかったから問題なし。
しかし3時間19分ってタイムは最近記憶にないタイムです。。
3時間10分超えたのもペーサー除くと2011年1月の湘南以来。
でも最後まで脚がもったし、故障しなかったからショックではないです。
自分の現在の力が分かったので良かったです。
本番は大田原、防府だけど、それまでにまずは脚の張りを何とかせねばならない。まあ時間が最大の治療だから回復することを信じてます。またこれからハーフを何本か入れてるのでスピードを持続する練習にします。
大田原までにはキロ4分が楽に感じられるように仕上げていきます。
しかしこれだけスローペースになったのに、順位はさほど悪くはない。やはり風と日差しにみんなやられたのでしょう。
またゴール後に感じたのは、私と同じくらいにゴールした人は倒れ混むような人も、限界まで走って疲労困憊って感じの人は少なかった。
たぶん序盤の暑さと向かい風で、思うようなタイムが出ないことが確定したから後半は無理しなかったのかも??
逆に序盤が追い風でタイムが狙える状態で後半に入ったら無理して頑張るだろうから倒れ混むような人が増えるような。