No. 1472北海道マラソンの想い出
私が北海道マラソンを走ったのは2010年ですから三年前です。もっと昔に感じます。それ以来エントリーしてません。。。
エントリーしない理由は北海道マラソンが嫌いな訳ではなく、2011年は北オホーツク100キロ。2012年と2013年はサロマ100キロと北海道の別のレースに出ることにしたからです。
当時は正午スタートでしたので朝ゆっくり起きて外に出ると爽やかな涼しい朝でした。そして朝食をして会場に向かう時も暑くはなかった。それがスタート地点に並ぶくらいの時間から日差しが強くなりスタート時にはかなり暑くなり、そのまま2時くらいまで気温は上がっていきました。
(当時のブログのリンクを貼りました。)
スタートして10キロまでは5キロ22分ペースで行きました。当時のベストタイムを狙えるペースです。ただ10キロでヤバイと感じるくらい本当に危険な暑さでした。。
二週間後に初めての24時間走があるので、ここで潰れて悪いイメージを持ちたくない。また翌日仕事だから体調不良で倒れるわけにもいかない。家に帰って明日会社に行くまでがレースです。
そこで早々にロング走に切り替えました。レース序盤早々にタイムを狙うのを諦めたのはこのレースだけです。
今ならどう走っただろうか。
夏のウルトラマラソンも過酷だけど、ペースが遅いので急激に体調が悪くなることはない。段々に悪くなるので危険水域に入る前に調整できる。でもフルマラソンはペースが速いので急激に悪くなるのです。ヤバイと思うままなく倒れてしまうこともある。だからこの時の判断は正しかったと思ってます。
それから24時間走をイメージしてキロ6分まで落として走りましたのでタイムは3時間45分を少し超えました。
それでもゴール後かなり体調が悪かったのを覚えてます。。
去年からスタートが9時になりました。
これは非常に大きいと思います。サブスリーなら12時前にゴールしちゃうのですから。。。
2010年北海道マラソン
私がいま出るならこんな風に走ります。
涼しいうちに日陰のないハーフ折り返しは超えたいです。そのために序盤はそこそこのペースで走ります。
まず目標タイムはこんな感じです。
普通なら自己ベストを狙いますが真夏のレースだから少し目標は落とします。
私が再来週走るなら3時間10分くらいに設定すると思います。
秋と同じようなタイムで走ろうとすれば潰れる可能性が極めて高くなります。暑いのは得意という方にしても、周りと比較してということであり、涼しい時より速く走れるわけはありません。
3時間10分で走るペースはだいたいキロ4分半です。
これなら真夏でもいけないことはない気がします。
ただ4分半のイーブンでいくわけではありません。涼しい時間帯に無理のない範囲で距離を稼ぎます。
こんな感じでしょうか?
5キロまで 21分(9:21)
10キロまで 21分(9:42)
15キロまで 21分(10:03)
20キロまで 22分(10:25)
25キロまで 23分(10:48)
30キロまで 23分(11:11)
気温が高くなり始める11時過ぎの段階で30キロ近くまで到達出来ます。
35キロまで 24分(11:35)
40キロまで 25分(12:00)
正午で40キロ地点です。
もう相当暑いでしょう。ただ終盤は北海道大学に入るので日差しを避ける場所は増えてくるような気がします。
ラスト2.195キロを10分でカバーすれば3時間10分です。
イーブンペースの5キロ22分半で行くよりは楽に走れると思います。
北海道マラソンを走られる方は、序盤無理して突っ込んだからダメですけど、涼しい時間帯に距離を稼ぐ選択は正しいと思います。速くゴールすれば暑い日差しに晒される時間が短くなるわけですしね。
当日の気温は分かりませんが、平年並みならスタート時は東京に比べたら涼しいので、自分のフルマラソンベストタイムの平均ペースで走ったらどうでしょうか?
3時間の方ならだいたい21分半
3時間半の方ならだいたい25分
そのペースで走って最初からキツいと感じたら、早めにペースダウンが必要です。キツいと感じなければ体温上昇に注意深くなりながら距離を稼ぐ。
スタートして2時間経ったらさらに暑くなるので徐々にペースダウンをしていく。キツいから落とすというより戦略的に予定通りペースダウンする。
仮に曇ってきたり小雨が降ってきて気温が下がればビルドアップして自己ベストを狙うことも可能です。
走られる方は頑張ってください。
ただくれぐれも熱中症で倒れるようなことのないよう気を付けてください。
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