No. 1437ウルトラはサブフォーしてから??
日曜日はサブフォーにチャレンジする方々と練習&ランチをしてから、じっくりレースに向けて話しました。
神保町交差点付近のカレー屋さんで食事をしてからドトールに移動したのは記憶だと13時半くらい??それから15時半近くまでですから2時間近くも。。。
みんな一生懸命なんです。
やはり一生懸命頑張る人は応援したくなります。
がむしゃらに練習しても間違ったことをしたら故障したり変なフォームが身に付き上達の妨げになります。
回り道が行けないとはいいません。試行錯誤のチャンスですからね。ただ戻ってこれないくらい間違えたら大変です。。。
少し話題を変えます。
今回サブフォーにチャレンジする6人のうちウルトラマラソンを走ったことのある方は3人います。ただ100キロは完走出来ていないと思います。
ウルトラマラソンは私も大好きだし、より多くの方にチャレンジして欲しいと思います。
ただ他の3人が100キロレースに出たいって言ったら【まずフルマラソンでサブフォーしましょう。】と言います。
もちろんフルマラソンのタイムに関係なくウルトラを走るのはその方の価値観だからまったく自由です。
ではなんでサブフォーしてからなんて書いてるのかを説明します。
最大の理由は
サブフォー出来ないランナーは下記のいずれか、もしくは複数が出来ていないと思うからです。
・42キロ走りきれる身体
・定期的に練習すること
・ペースを考えてレースを作れる
・故障しないようにケアが出来る
・諦めない気持ち
・アイテムの活用
例えば42キロをしっかり走りきれる身体が出来てないのにウルトラ走ったら完走出来ないばかりか故障します。
またウルトラマラソンにチャレンジするからには完走の感動を味わって欲しい。
フルマラソンでサブフォーできる力があれば100キロマラソンも制限時間内に完走できます。
逆にサブフォーレベルに達してない時にウルトラマラソンにチャレンジしたら、サブフォー達成はかなり厳しくなると思います。出来ないとは言いませんけどね。
こんなイメージです。
サブフォーがなかなか出来ない。→ウルトラにチャレンジ→フルマラソンのペースより相当遅いペースで走るもリタイアもしくは関門。→リタイア癖がつく。また苦しくなったらペースを落としたり歩いたりが習慣になる。→フルマラソンでもキツくなるとペースを落としてしまう。→サブフォー出来ない。
間違ってはいないと思います。
フルマラソンなんて興味ない方ならまったく問題ありません。ただサブフォーを諦めてない方は先にサブフォーだと思います。
サブフォーってキロ5分41秒ペースなんです。
速いと思うか遅いと思うかは様々だと思いますが、私は意外と速いと感じてます。平均ペースですからもっと上がることもあるのです。。
そのキツいペースで走るわけですから後半は誰しもきつくなります。その時に踏ん張れるかどうかは精神面によるとこが大きいです。
そんな時に苦しくなったらペースを落としたらいい。歩いたらいい。リタイアしたらいい。って過去の経験が脳に刷り込まれていたら、頑張り続けるのは難しいと思います。出来ないとはいいません。
今日は少しネガティブなことを書いてますが故障しないで欲しいのです。
ウルトラマラソンを始めてフルマラソンが速くなったという人ってたくさんいます。ただそう言う方はサブフォーは余裕でクリアしていたと思います。
私が初めて100キロ走った時は3時間15分でした。それでもレース後はしばらくダメージが残りました。
もしサブフォーと100キロ完走の両方の目標を追い掛けるなら完全に時期を変えた方がよいと思います。
余談ですが一般にフルマラソンのタイムと100キロのタイムの関係は三倍と言われています。ただ同じ100キロでも富士五湖と野辺山とサロマではまるで違います。
私のベストタイムだとサロマは富士五湖より36分速い。野辺山は走ったことないけど多分富士五湖より30分は遅いでしょう。
実際に計算してみます。
フル 2:59
サロマ 8:53
富士五湖 9:29
フルとサロマ
8:53÷2:59=2.98
フルと富士五湖
9:29÷2:59=3.18
こうやって見るとフラットで信号待ちのないサロマでギリギリ3倍未満なんです。
もちろん仲間には富士五湖でも2.8倍くらいで走る人はいます。ちなみに初100キロの富士五湖は9:54÷3:15=3.05倍です(–;)
初ウルトラの頃はロング走をしっかりやっていたけど最近はホントしなくなったのが原因だと思います。。。
そうは言っても後半も激崩れしないで走れてます。
それを考えると制限時間内完走を狙うランナーのほとんどはサロマでさえフルの3倍は難しいと思います。
アップダウンがあり信号待ちの多い富士五湖では3.2倍で走るのは難しく3.3~3.5倍くらいは大半の方がかかるでしょう。
そうすると制限時間14時間で完走するためにはフルマラソンを4時間くらいで走らないと間に合いません。
もちろん一定のペースで終盤まで走れる超持久系ランナーは別ですけどね。
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納得です。
ウルトラのほとんどは普段走ることのできない美しい場所なので、完走できる実力ないとわかっていても気持ちと経験優先で挑戦するのはありと思いますが、体の面ではせめてサブフォーの力ないと総力不足で怪我、ダメージ受けるの納得です。ということで来年リベンジ致します!