No. 1338ウルトラマラソンでザックは必要か?

富士五湖まで一週間を切りました。
土曜日、ケッズトレーナーに行ったことから張りはかなり抜けてきたのを実感してます。なんとかレースには間に合いそうです。
また壁に打ち付けた足の指も痛みはほぼなくなりました。。。
さてウルトラマラソンに初めてチャレンジする方からよくこんなことを聞かれます。
『リュック(ザック)は必要ですか?』
って。
富士五湖でもリュックを背負って走っている方はいます。特に昨年は少し多かったような気がします。
必要か必要でないかと聞かれたら私は要らないと答えます。
昨年トレイルランナーぽい格好をした方でリュックを背負っている方が多かったのはUTMFの練習として走ったのだと推測していました。UTMFのコースを一部走りますからね。
ただそれは練習であり、
速く走る。
楽に走る。
完走目指して走る。
という視点からはマイナスなことだと思います。
トレイルランニングは山中で水分補給やエネルギー補給をするためや、天気の急変に備えて一定の装備を持って走るのは必須条件です。
ただチャレンジ富士五湖は100%ロードレースですし、エイドステーションも5キロに一ヶ所はあるし、荷物も二ヶ所置けます。
ですからリュックを背負わねばならない理由はないと思います。
そもそも何を入れるのですか??
リュックを背負うといろんなデメリットが出てきます。
例えば
・物理的に重たくなる。
・重心が下がる。→腰が落ちる。
・肩甲骨が使いにくくなる。
・肩や背中、ウエスト等が擦れて痛くなる。
・背中が暑く蒸れる。
・揺れて走りにくい。
でしょうか?
逆にメリットを考えると富士五湖では浮かびません。。。
リュックを持つとなると必要以上に物を入れてしまいます。
ドリンクであったり
十分な量の二倍くらいの補給食であったり
たぶん着ないであろうウェアだったり
その他入るだけ入れちゃう。
入るだけ入れちゃうから重くなる。そうなると上に記載したデメリットが増大します。
もちろん補給用のジェル等は必要です。
でもそれってウエストポーチやポケットで足りないのか??
前にウルトラマラソンは可能な限り様々なストレスを極小化できた人が勝つレースだと書いたことがあります。その点でリュックはストレスをうみます。それは完走狙いのランナーでも同様です。
ちなみに完走狙いの方がリュックに入れたいものは、こんな感じでしょうか??
・ドリンク
・補給食、おかし
・ウオームアップスーツ上下
・着替え
・テーピング
・カメラ
・スマートフォン
??
ドリンクはエイドにある。間隔が長く不安な場所があればドリンクを入れられるウエストポーチを持って必要なだけのドリンクを入れたらいい。満タンにする必要はないです。
ウインドブレーカー等はスタート時に着て、暑くなったら丸めて腰に巻き、寒くなったら着たらいい。
私は余程のことがない限り着替えはしないけど、着替えをするなら50キロ、70キロ地点に置いたらいいです。
補給食(ジェル)は50キロまでに必要な量だけ持てばいい。100キロならエイドである程度補給したとしてもジェル換算で10個は欲しい。10個持ったら重たいけどスタート時点で50キロまでに必要な分だけならたいした重さではないです。私は4個の予定。
テーピングは先に貼っておき、剥がれが心配なら50キロ、70キロ地点に置いたらいい。
カメラ、スマートフォンは私は持たないけど、持つならウエストポーチに入れればいい。
ちなみにトップランナーはウエストポーチも着けませんが私は着けます。
この個数ならポケットに入る量ですがポケットにジェル等の重みのある物を入れると揺れて嫌なんです。
今年はこのウエストポーチを使う予定です。

前後別売です。
前のベルト部分はサイズがありますが、少し大きいのを買ってしまったので仕方なく少し縫って短くします(–;)
買われる方はしっかり巻いて見てから買った方がいいですよ。。。

後ろの大ポケットはチャックではなくマグネットで留めるので出し入れが楽です。ここにはジェルを入れます。

前の小さいポケットはチャック付きなのでカギ等落としてはいけない物をいれます。
後ろは大きいけどあまりいれません。入れすぎると揺れるし走りにくくなります。
また短パンのポケットはゴミ入れにします。出すとこと入れるとこを別にすればゴミを落とすリスクは確実に減ります。使用前のサプリ等とゴミを同じポケットに入れると新しいのを出すときに故意ではないにしろゴミが落ちてしまうことがある。落としたら拾うのは当然だからタイムロスに繋がるし、急に止まったりすることでリズムを崩すことにもなりかねない。
だから別にすることは結果として速く走ること、ストレスをなくすことにも繋がります。
ごちゃごちゃだと必要な物がでないしね。
そしてゴミは溜まってきたらエイドで捨てます。
リュックを背負うか背負わないかは自分の判断です。ただ背負って走るなら事前に試した方がいいですよ。これはリュックに限りませんけどね。
ここまで書いてなんだけど。。。
最近販売してる上のウエストポーチのブランドで販売してる超軽量のザックなら余りストレスにならないかな??なんて思います。ただ注意すべきは入るだけ入れないことです。またハイドレーションは止めた方がいいです。なぜなら補充が面倒だからたくさん入れちゃう。もしザックを持つなら胸ボケットにボトルがさせるタイプがいいです。そしてボトルは満タンにしないで200ccとか次のエイドまでに必要な量だけ入れたらいいです。
次回は私がスタート時に用意するジェル等と、50キロ地点、70キロ地点に置くジェル等と途中のエイドで食べる予定の物を参考までに書きます。
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“ウルトラマラソンでザックは必要か?” への4件のフィードバック

  1. 金剛地えみ より:

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    四万十川ウルトラマラソンのとき富士五湖の経験を思い出しリュックを背負うとしたら参加者の方々にとめられました。
    少しのジェルと胃薬で大丈夫ですね。
    今回こそ完走します!
    また現地でお会いできたらうれしいです♪

  2. たてじま より:

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    トレラン用の軽量ザックは重くないし、邪魔にならないよ。逆に姿勢良くなるし、フォーム良くなるくらい!
    当日雨降りそうだし、カッパ(ポンチョ)入れるだけでも、かなり役に立つと思うけどねー。

  3. ひで より:

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    PASS:
    >たてじまさん
    コメントありがとうございます。
    最後の方に書いてますがトレラン用の超軽量ザックはかなり軽いと思います。このザックを背負うだけならウェアを着るようなものなのでたいした負担にはなりません。ただザックを持つとどうしても物を入れたくなり不要なものまで持ち、重たいのを背負って走ることになりやすいのです。ただどんな走りをするのか、どんな100キロにしたいのかは参加者みな違うと思いますのでご自身のスタイルで走るのが後悔ないと思います。決めるのは自分ですから。

  4. ひで より:

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    >金剛地えみさん
    お疲れ様~
    練習できてますね!!
    絶対に完走するんだって気持ちが大事です。これも人により考え方は違いますが、ウルトラマラソンで【絶対に歩かないでゴールを目指す。】のは完走だけを考えたらマイナスです。歩くのも無理になったらリタイアしかありません。そこまでいかない時点で戦略的に歩きを入れたら良いと思います。ただエイドで脚を休めるために休憩時間を長くとるのはいろんな意味でやめた方がいいです。

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