No. 1299東京マラソンで目標達成が出来なかった友人へ

東京マラソン走られた方お疲れ様でした。走られた方のブログやFacebookを読むと羨ましくなります。私も再び走れることを願います。。。
優勝したランナー。
サブスリーしたランナー。
完走したランナー。
自己ベストを達成したランナー。
達成出来なかったランナー。
気持ちよく走れたランナー。
体調不良を堪えて粘ったランナー。
36000人のランナーそれぞれのドラマがあったと思います。
もちろん納得のいく走りが出来た方もいれば、納得行かない方もいるでしょう。
自己ベストを大きく破っても満足しない方も入れば、目標にはまったく届かなかったけど納得の走りが出来たと思える方もいる。
トップランナーは結果がすべてですが、私たち市民ランナーは結果だけではないと思います。もちろん結果は大事ですけどね。
ランニング人生は走ることを止めなければアクシデントがない限り続きます。
だから目標も諦めなければきっとできます。漫画のセリフではないけど諦めたら試合終了なんです。。。
こんだけ頑張ったのにサブスリーはおろか自己ベストも超えられないのだから、もう限界かな。。。
なんて思ったら、そこが【限界】です。
また
何度も何度もチャレンジして、
その都度跳ね返される。
それって
残念なことではなくて
幸せなことだと思います。
チャレンジできることを持っているってことだし、これからもチャレンジできるわけですから。
また現時点で、リアルにその目標にチャレンジできる実力があり、いつかは○○ではなく、今、狙える位置にいるわけですからね。。。
一生懸命打ち込めることがある人生って幸せなことだと思います。
ただ一生懸命頑張ってるのだからこそ、結果は欲しいです。。。
目標タイムには届かなかったとしても、『兆し』だけでもあれば次に向けて頑張れます。
私はそんな偉いことを言えるほどのランナーではありません。
でも何度も何度もチャレンジを跳ね返されたけど諦めずにサブスリーを達成しました。
実際、そこまでの道程が長かったのでとても嬉しかった。ただ達成感が強すぎてフルマラソンにおいては次に繋がっていない。リアルに次の目標を達成するように真剣に考えて実行しようと思います。
ただその後もウルトラマラソンでの自己ベストを目指したり、UTMFや24時間走200キロオーバーなど未知の領域に脚を踏み入れました。それが出来たのもサブスリーを達成した自信からです。
やっぱり自分で決めて一生懸命努力して目指した目標は達成したい。
そのためには同じことをしていてはなかなか難しいと思います。もちろんあと1分や2分ならレースコンディションや体調次第で達成できることもあります。ただ今回だって手を抜いたわけではなく、一生懸命練習して一生懸命レースを走ったのですから同じことをやっていては同じ結果になると思います。
少しでもタイムが伸びているなら同じことをやるべきでしょうが、タイムが停滞してるなら見直すことが必要だと感じます。
特にラン歴が長くなってきた方に当てはまります。
年齢は関係ないです。
私は45才でサブスリーしましたが、50才過ぎて初めてサブスリーした友人もいます。
皆さんも記憶あると思いますがマラソンを本格的に始めた時期は急激に伸びたと思います。私は初フルと二回目のフルで1時間10分短縮しました。その頃は10分、20分は当たり前だった。ただ一定時期がたつとそんなには伸びなくなります。
延びしろがなくなってくるのです。
まあ当たり前です。
ずっと20分づつ短縮したら、世界記録どころか【ゼロ】になってしまいます 笑
その時期の見極めが必要なんです。
私の事例を書きます。
初フルは4時間56分(2007掛川)
二回目は3時間46分(2008東京)
その秋には3時間26分(2008大田原)
その翌年には3時間21分(2009東京)
そして春には3時間14分(2009霞ヶ浦)
と来たので秋にはサブスリー出来ると思ったし、周りからも『次はサブスリー』なんて言われていた。サブスリーは通過点と思っていた。
でも、そこから長い停滞気に入ってしまった。
上に書いたタイムを見れば一目瞭然だけど段々タイムの短縮幅が減少してます。グラフに書いたらカーブが緩やかになってます。

そのカーブを見たら次はサブスリー(点線のとこ)ってなりません。もちろん出来ないことはないけどトレンドを考えると何かが変わらないと出来ない。
そこで私は変える努力はしないのに、サブスリーに固執して苦しくなってしまった。それからの二年はホント苦しかった。
数回出来ないと周りから、また駄目だったの!?的なことを言われたりもした。
ただ今の私が当時の私を見たらいきなりサブスリーを狙える力はなかったと思う。当時周りにいた方からも段階を踏んだらと言われた記憶はあります。。。
(今、Facebookで3時間半を切ったとか3時間15分を切ったとかを友人が書くと『次はサブスリーだね。』的なコメントが結構あります。これは褒めてるつもりで書いてるのでしょうが、これらのコメントが知らず知らずに本人の目標達成を遅らせる原因になってることがあると思います。)
ではどうしたら良いか??
練習内容や所属チーム等の環境を変えないで目標達成を目指すなら、目標タイムで段階を踏んだら良いと思います。
でも(3時間10~15分くらいの方で)サブスリーを狙い続けてことごとく跳ね返されてる方が、目標を3時間10分切りに下方修正するのはいろんな意味で考えてしまうと思います。
今さら3時間10分切りでもないよな。。。
って。
でも一度も3時間10分を切ったことがないわけだから【今さら】なんて言葉はないと思います。
現時点の自分の実力を客観的にとらえて目標タイムを考える。そしてその目標タイムをクリアしたらまた次の目標を考える。
その繰り返しだと思います。
2mの壁は一歩では飛び越すことが出来なくても、二歩、三歩に分ければ越えることが出来ます。
目標達成までの過程が困難であればあるほど達成した時の喜びは大きいです。その喜びを勝ち取るためにもただがむしゃらに頑張るのではなく、また背伸びすることなく一歩一歩高みを目指したら良いのではないかと思います。
もちろん考え方は人それぞれですし、どんなアプローチ正しいかは分かりませんが。。。
ちなみに私は二年間、3時間15分前後で推移した後、プチ故障明けの2010年の青島太平洋でサブスリー狙いで行くも失速し達成は出来なかったが3時間8分と初めて10分を切りました。その時サブスリー出来なかった悔しさはありつつも自己ベストが嬉しかった。その自己ベストを素直に嬉しいって感じた自分に嬉しくもあった。
その時タイムとともに気持ち的にも長いトンネルを抜けたと感じました。
そして翌年の東京マラソン2011で3時間4分。秋の大阪も3時間4分に終わったが、その三週間後の神戸でサブスリーを達成しました。
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