No. 2618ウルトラマラソンは根性か??
昨日は、個別大会に焦点をあてたセミナーではなく、100キロマラソンを走る上で、必要な知識を身につけてもらう基礎講座を開催しました。
初めてウルトラマラソンにチャレンジする方から、「走れそうな気になりました。」とコメントをいただきました。
新しいことにチャレンジするわけですから、分からないことだらけだと思います。
また、実際に走らねば分からないこともたくさんあります。
しかし本気で完走したい。目標達成したいと思うなら、まずはその時点でモヤっとした疑問は解消しておくべきだと思います。
今までのセミナー参加者で
ウルトラマラソンは根性だ。
と理解していた方はたくさんいます。
もちろん根性が必要ないとはいいません。厳しい場面でレースを続けるには根性的要素が必要な場面はあります。
ただ、スタートする前からウルトラマラソンは『根性だ!』とか『気合だ!』で片付けてしまったら、その時点で、どのように走ったら最高の走りができるかの思考が停止してしまうと思います。
ウルトラマラソンのトップランナーに、医師、研究者、SEなど理系の方が多いのは、自分が納得するまで突き詰めてレースプランを考え、実行することができるからでしょう。
また目標達成に向けて自分自身がどのように変わっていかねばならないかを考え、計画的にそのレベルになるよう練習ができるからでしょう。
最初から、『根性だ!』で片付けてしまったら、そうはならないと思います。
100キロも走るわけですから、苦しさや痛みがまったくなくゴールできる方はほとんどいないでしょう。ただその苦しさが50キロで訪れるのか、80キロで訪れるかで結果はまるで違ってくるでしょう。
可能な限り苦しい場面を先延ばしできれば、よりレースを楽しめると思います。
私自身、痛いのや苦しいの時間帯は可能な限り短くしたいと考えていますが、ほとんどのランナーがそうではないでしょうか?
私が100キロマラソンで目標達成するために必要なことは、一言で表すと、ストレスの極小化です。
ストレスというと、精神的ないわゆるストレスをイメージされますが、脚が痛い、お腹が痛い、呼吸が苦しい、靴擦れが痛むなど、肉体的なストレスもありますし、暑い、寒い、日差しが痛いなど、気象状況を原因とするストレスもあります。オーバーペースで走って苦しくなるのもストレスでしょうし、ガス欠になるのもストレスです。
他にもたくさんあります。
これらのストレスを極小化出来ればどれだけ違うかはご理解いただけると思います。
ウルトラセミナーの根幹にあるのは、ストレスの極小化です。
サロマ湖ウルトラマラソンに焦点をあてた、ウルトラセミナーを14日(土)17:00〜19:00と、17日(火)19:00〜21:00の2回開催しますが、既に17日は定員に達しました。
大きめの会議室で開催の14日はまだまだご参加いただけますので、今年のサロマ湖ウルトラマラソンに参加する方、来年以降参加したいと考えておられる方、ぜひご参加ください。
過去の参加者データに基づく、効率的に目標達成するための指標などをもてに、各ランナー自身がどう走れば良いのかを取得していただくセミナーで、述べ150人以上の方にご参加いただいています。
せっかく時間やお金をかけてサロマ湖まで行くのですから、準備段階から楽しみましょう。
↑
詳細はこちら。