No. 2485HOKA oneone スピードゴート使用感
18,000円+税ですから、私が買ったランシュー含めて過去最高値です。
拡大するとこんな感じです。
なぜ、HOKAを履いてみようと思ったかというと爪先が上がっているからです。
上州武尊トレイルで落ち葉に埋もれた木の根に、指先を何度も打ち付け痛い思いをしました。その時にHOKAなら大丈夫じゃないかと考えたのです。
そしてハセツネの試走で二回使いました。
いろいろ感じた部分はありますが、私には向いてないようです。
もちろん商品が悪いわけではありません。
まず、ショップで履いた時には気にならなかったのですが、試走を開始して10キロもいかない地点で小指や小指の付け根周辺が痛くなってきました。
また、シューズの長さは合ってますが、甲の部分が高いのか紐をキツめにしめても、下りでどうしてもシューズの中で足がズレます。またキツめに締めたことで甲も痛くなってきました。
最初だから仕方がないと思いましたが、足にあうシューズは最初から気持ちよく履けます。
ちなみに、私はロードでアディゼロ匠renブーストやren、senブースト、senを履いていますが、オーダーしたのかという程気持ちよく履けています。
その私が擦れて痛くてなるということは、ロードで匠renブーストなどを気持ちよく履けている方には、シューズの形状は合わないと思います。
下りの度に、靴擦れしてたので、本当辛かったです。途中で擦れる箇所にテーピングを貼りましたが、後の祭りでした。
二回目の試走に行く前は、自宅でいろいろ試しました。まず高さがあり過ぎるのが問題と思い、昔作ったスーパーフィートのオーダーカスタムインソールを入れたらダメ。
厚さを出そうとインソールを二枚にして履いたら、ちょうどよくなったので、やはり甲高の外人に合わせて作った形状のようです。
そして当たる場所をテーピングで予防したので今度は大丈夫と思ったけど、やはり小指周りが当たります。商品をネット検索したら指先が狭いようです。
また、インソール二枚はさすがに接地でぶれるからダメです。
グリップは良いし、下りの衝撃吸収は良いけど、足にフィットしないシューズで長い時間走るのは拷問か苦行のようなものです。
足幅が狭く、甲高の西洋人のような方にはジャストフィットかもしれません。
もう一度工夫をして履いてみますが、厳しいかな。
また、その他、履いて感じたことを箇条書きにします。
・衝撃吸収力が優れている裏返しかもしれないが、接地時に発生する反発エネルギーが来るのに、通常のシューズと比べ半テンポ遅いような気がします。慣れないうちはリズムが狂い、また接地のエネルギーを効率よく使えないからか疲れました。
・ソールの厚みがあるので予測はしていたけど、横方向に傾斜があると、接地で足を捻りやすい。さいわい私は足首辺りが固いので捻挫しませんが、足首の柔らかい方はスピードゴートに限らず、しっかりテーピングで固定した方が良いと思います。
・シューレースの穴が少ないからか、微妙な設定ができないと感じた。次回はキャタピランを使ってみようと思います。
・数cm目線が高くなったからか特に下りの時に、違和感を感じました。ただこれは慣れの問題です。
・ソール形状からかどうも踵接地になってしまいます。これは指先が当たって痛かったのを無意識に防いだのかもしれません。
改めて、この爪先当たりの形状を見たら狭いし、高さがありますよね。。
ハセツネは、従来履いてるモントレイル・バハダか、場合によってはランシューで走ります。
そもそも私は下りは攻めないから、チマチマ降りればランシューでも問題なさそうだし、登りやフラットな場面では履きなれたランシューが絶対によいと思う。
その場合は、ツブツブがあり、ランシューの中ではトレイルのグリップが良さそうなアディゼロマナになります。
これを含めてトレイルで試してきます。
しかし、マナは以前買った時、アウトレットで3000円くらいでした 笑
ちなみに、スピードゴートの耐久性はこんな感じです。ハセツネ後半部の32キロくらいを緩く走った結果です。
減りが早いと思うか、耐久性あると思うかは人それぞれでしょう。
また、攻め方によってもだいぶ違うでしょう。
高い買い物だから、何とか足に合わせたいところです。
デザインも気に入っているのですけどね。