No. 2431ソックスきちんと履いてますか??
の続きをすぐに書くつもりでしたが、練習記録などを書いてるうちにだいぶ飛んでしまいました。
今日書ければ書きます。
その前に、電車移動中の隙間時間を利用して関連することを書きます。
関連することとは、ソックスの履き方です。靴ひもをしっかり結ぶのと同様に基本的なことですが、ソックスをきちんと履いてない人は結構多いです。
私自身、前はかなり適当でしたが、レースで痛い思いをしてからは、気をつけています。
今回は五本指ソックスを例にしますが、その他のソックスでも同様です。
まずサイズが合わないのはダメです。
単にパッケージに表示されてるサイズが合ってるから良いというわけではなく、パッケージのサイズは合っていても、履いた時に余ったり、もしくは小さく感じるのはダメです。
同じメーカーのソックスでも結構違います。
今はあるメーカーの試作品などを試していますが、ここ数年はR×Lsocksを履く頻度が高いです。
そのR×Lsocksにも、様々なモデルがありますが、同じサイズであっても、ちょっとサイズが小さく違和感を感じるのもあります。
おそらく内寸などは同じなのでしょうが、生地の伸縮性や厚みにより変わってくるのかもしれません。
そう感じたソックスは買ったばかりでも、ほとんど履かなくなります。勿体無いからと履いて肌トラブルを起こすのは嫌ですから。
同じメーカーであっても履いた感じが違うのですから、メーカーが違えばまるで変わってきます。ソックスの試し履きが出来るなら履いてからの購入をオススメします。
次にぴったり合うソックスを手に入れても履き方が悪いとトラブルはおきます。
履き方って、ただ足を入れるだけですが、小さな緩みや捩れがトラブルをうみます。
これはR×Lsocksの耐久性が高いタイプです。サイズを含めて足へのフィット感は問題なしです。
下の画像2枚はあえて悪い履き方をしました。
この画像では分かりにくいですが、五本指ソックスは普通に指を入れただけだと、ソックスの指先まで届いていない指が発生します。もしくはすべての指先の先に隙間があるなんてこともあります。
画像だと薬指の先はかなり余っているようです。
指の長さは個人差ありますからね。
また、この画像を見ると、少し弛みが二箇所発生してます。
この状態で10キロ、15キロ走っても問題ないかもしれません。
ただ、距離が長くなるにつれて、例えば生地の弛みは足底の一部を擦ります。
2mで一回片足を接地するなら、50km走れば25000回接地します。その都度、足底の一部を生地が肌を擦れば、どうなるかは想像出来ると思います。
初めて8時間台を出した2012年のサロマ湖ウルトラマラソンで、私はメリノウール素材のソックスを履きました。
非常に良いソックスで、その後、何足も買っていますが、この時トラブルがおきました。
非常に良いコンディションの中、快調に走っていましたが、突如、小さな石がシューズの中に入っているようなチクチクした違和感を感じました。
一旦シューズを脱ごうかとも思いましたが、時間が勿体無いのでそのまま走ると徐々に痛みが強くなって終盤は一歩ごとに激痛に変わりました。
原因はソックスにヨレがあったのです。
それ以降はきっちり履くようにしてます。
例えば、五本指ソックスなら、履いた後に、このように指の間をしっかり押入れることで、指周りのフィット感を高めています。
また、足底に弛みが出ないようにしてます。
このような状態で踵が余っているなら、サイズが合っていません。
ソックス全体をチェックして弛みや、特定箇所にテンションがかかる状態があれば直します。
うまく修正出来ないとしたら、それは足にソックスがフィットしてないのです。そのソックスは普段履きにしましょう。
これらのことを常識でしょうと思われる方がいる反面、結構適当にしてるなって思った方も少なからずおられると思います。
レース中に靴擦れがおきると非常に辛く、タイムどころではなくなります。
また痛みを緩和させようと、変なフォームで走るなどして、違う場所を痛めてしまうこともあります。
履く時に、少し確認するだけで防げるトラブルはあるものです。
また、履いた後、ジョグして少しでも違和感を感じたら、シューズを脱いで確認してみてください。
良いソックスも履き方が悪いとダメなソックスになります。