No. 241721年前
短い滞在時間になったけど火曜、水曜と実家に帰りました。
火曜日に沼田に向かう途中、熊谷を通ったら車の外気温計が39.5℃を示した。
コンビニに止めた時には少し下がっていたけど、ホント危ない日差しです。
実家について、祭で神輿など見ながら、変わった街の風景を見て歩いた。
街がだんだん寂しくなってきました。私の子どもの頃は活気のあった商店街に、その当時の面影は既になく、祭でなければ歩行者も少ない。
私の同級生だけで7人いた町内には、今は高校生以下の子どもは2、3人しかいないとも聞いた。
まあ、そういう私も高校卒業して実家を出たのだが。
日本中にありふれた光景だと思うけど寂しいですね。
話は少し変わるけど今年は戦後70年です。
最近テレビで戦争を題材にした、ドラマや映画がよく放送されています。
私が生まれた、はるか昔の話だと思っていましたが、実家に帰る車の中で、ふとこんなことが浮かんだ。
私は昭和41年生まれ。
ということは生まれる21年前はまだ太平洋戦争真っ只中だったのです。
今は49歳。
21年前は28歳。
まだマラソンやってないけど、そんな昔の話ではないです。
実家を出たのは更にその10年前なのです。
そんな短い期間で戦後復興を遂げた日本はすごいと思います。
何不自由なくこの歳まで楽しく生きてこれたのは、両親や家族、友人、会社だけではなく、日本の発展に尽くしてくれた様々な方のおかげだとつくづく感じました。
また、30年くらい前に亡くなったおじいちゃんの口癖は『戦時中は・・・』だったけど、今その言葉を使う人は、少なくとも私の周りにはいなくなった。
これから21年後に私は70歳になっている。
21年なんてあっという間なんだろう。
今を一生懸命生きようと思った。
帰り道、熊谷を通過する時にやはり外気温計は39℃くらいを指していた。
コンビニに車を停めて外に出たら、クラっとするような日差しを浴びた。
21年って、こんな暑い夏と、凍えるような寒い冬をたった21回繰り返しただけなんですよね。