No. 2367ランナーズパルス主催のランニングイベント@光が丘公園
土曜日はランナーズパルス主催のランニングイベントに参加者ではなくてボランティアスタッフとして参加しました。
今回のイベントはエリートランナーから、初心者まで楽しくいろいろ学べるようにグループ分けをして、それぞれまったく違う練習をしました。
同じ練習を設定ペースを変えて行うのが一般的ですが、すべての参加者により満足してほしいとの主催の気持ちからです。
私はゆっくりジョグを中心とした練習をするCグループを担当しました。
みなさんのフルマラソンのタイムは4時間から5時間くらいでしたが、コーチ役の私自身は陸上経験なく40歳で初めてフルマラソンを走った時は半分行かずに両脚が攣って走れなくなり後半は競歩のように一生懸命歩いて何とか5時間の制限時間内でゴールしたので同じくらいからスタートしたわけです。
せっかく参加していただいたわけですから、ありきたりの説明をしてジョグをするだけなんて嫌ですから、皆さんの悩みを聞きながら答えたり、私が日頃気をつけていることを説明して実際にやってみたりしました。
速いウォーキングからランに繋げたり、みなさん日頃はジョグだけの方が多かったので100mでも良いから練習後に流しをするとフォームが良くなるとアドバイスしつつ実際に競技場でやってもらいました。速く走ろうと思うと腰が落ちたフォームでは走れないし、後傾にはならないし、腕を一生懸命振るし、接地時間も短くなります。
それらのことを感じていただいたと思いました。
またみんなの走りを見て接地で足がブレたり、足を重たそうに上げてるのを見てシューズの履き方を疑いました。
休憩時にベンチに座ってみんなの紐の結び方をチェックすると大半の方がゆるゆるでした。
靴紐を緩めなくてもそのまま脱げて、そのまま簡単に履ける状態でした。。。
私はキャタピランを付けていたので私の締め具合を見てもらうことは出来ないので私が緩い方3人くらいに一旦靴を脱いでから履いてもらい紐を私が締めていくと片側の紐だけで大袈裟でなく10cmくらい、余る方もいました。
その状態で走ってもらったら足が軽くなったと皆さん話していました。
また締めすぎた時に緩めると緩めすぎたりするので、そんな時に私がやってる方法も教えました。
ちょうどフルマラソンで私より速い方が明らかにユルユルな感じでシューズを履いていたのが目にとまったので、レースの時もそれで走ってるかと聞いたら、いつもこんな感じですというので、私が締めたらマジで片側10cmは余ったし、明らかにシューズの幅が広いことも判明しました。ワイドモデルを履いていましたが明らかにレギュラーモデルの足型でした。
締め方が悪いマイナスをいろいろ説明しましたが、実際に体感して欲しかったので、その方にトラックを一周ダッシュで走ってもらったら全然違いましたと驚いていました。
フルマラソンで10分は速くなると伝えましたが大袈裟ではないと感じたでしょう。
秋に2時間30分台が出たら私のお陰です 笑
自分が全く知識がない中で試行錯誤して身に付けてきたことは、課程を含めて分かってるし、出来ない人の気持ちも分かるから参考になる人は少なからずいると思います。正しいことを伝えることは当然ながら大事だけど、それだけではダメで私は正しいことを正しく理解できるように伝えることが必要だと思ってます。
ランニング雑誌を読むとコーチによって真逆のことを言っているようで実は同じことを言っていることもあります。でも読んだ人はどっちが正しいのかと悩んでしまう。
接地時間を短くなんて書いてあると、接地時間を短くすることだけを意識して、地面をしっかり押して推進力を得ようとする動きはせずに足が地面についたらすぐに巻き上げるような走りをしてしまう。
陸上をしてきた人は地面をしっかり押すことは身についてるから接地時間を短くするは良いアドバイスだけど、こんなふうに陸上経験がない人にはうまく伝わらないことってたくさんあります。
素晴らしいアドバイスなのに、結果的に速く走れないようになったり、バランスが崩れたり、迷ってしまうことを私自身経験してきました。
だから分かることもあります。
その辺のことをこれからも伝えていけたら良いな〜って思ってます。
ちなみに画像のアスリチューンは参加賞として赤と青を差し上げましたが、みなさんに大人気でした。
また懇親会では練習会で配布しなかった黒いパッケージのポケットエナジーもジャンケン大会で何人かの方に提供しました。
アスリチューンについて詳しくは下記リンク先にまとめました。それぞれの画像をクリックすると詳しいページにいきます。
「私が締めたらマジで片側10cmは余ったし、明らかにシューズの幅が広いことも判明しました。」
→「1cm」の間違いですよね
ゆるゆるで締めている方はかなり詰まりますよ〜。本当驚くほど締めていない方いますから。