No. 2190アディゼロ匠senブースト (adizero takumi sen boost)履いてみました。
昨日のブログに書きましたが、アディゼロ匠senブーストを練習で使ってみました。
私は匠の二代目は使ったことないので、初代との比較になります。
届いた時に書いたブログに重さとか足を入れた時の第一印象を書いていますので合わせてお読みください。
昨日は別大マラソンを走って3日目のため脚が重く疲れも溜まってるので、新しいシューズを履くには適した条件ではありませんでした。調子が悪い時に新しいシューズを履いてイメージが悪くなることは多々あります。
そんな悪条件の中でのテストでしたが、良いイメージを持って走ることが出来ました。
まずシューズがモデルチェンジして一番気になる部分である踵のホールド感ですが、初代と変わらずキツめでなおかつカップがシッカリしているので気に入りました。
アッパー素材は初代からは大きく変わりましたが良い方向に変わってます。
重量に関しては3g軽くなってますがこれは分かりません。
目玉であるブーストフォームは前足部にありますがゆっくり走った場合には少し接地が柔らかいくらいに感じました。これは良かったです。ゆっくり走った状態で初心者向けのブーストのように、ブースト入ってる感があったらガッカリです。
シューズが主役ではなく自分の脚が主役でないとダメです。
ジョグの時に紐の締め方が緩かったので、フィット感イマイチだなと感じましたがインターバル前に増し締めしたら素晴らしいフィット感になりました。
そしてインターバルの一本目で疲労の残った脚に不安を感じながら走り出すと、何だか脚がスムーズに進みました。ゆっくり走っているのに感覚以上にペースが速くなる感じです。違和感が出るほどではないのですが、おそらくストライドが伸びているのでしょう。
例えば私の通常のストライドを150cmとした場合に3cmストライドが伸びれば2%速くなります。1000mを4’10を走る感覚で仮に2%速くなれば4’05です。
昨日の一本目はまさしく4’10くらいで走った感覚でしたがタイムは4’04でした。
私のストライドは分かりませんが伸びたことは間違いないと思います。
また接地時の感覚ですが、senに比べて柔らかいです。しかし初心者向けのブーストのようなグニャとした柔らかさではありません。
例に取ると
最近は違うと思いますが、前の国産高級車は高級感を出そうとすると足回りを柔らかくしました。フカフカなイメージです。この車でスピードを出して段差を乗り越えるともちろん柔らかいので突き上げは小さいけどしばらく上下動していました。
メルセデスベンツやBMWなどの欧州車は脚まわりを引き締めて同じ段差を乗り越えた時には突き上げはあるけど、一回で衝撃を吸収してその後揺れ続けることはありません。
こんなイメージでしょうか?
余計分からなくなる説明かもしれませんね。。。
senブーストはピョンピョン跳ねるシューズではなく、衝撃を一発で受け止めるイメージでしょうか。
昨日は4分余りのペースでしたが、もっと速いペースだとより反発力を生かせるのかもしれません。
senはある程度の走力がないと厳しいシューズでしたが、senブーストは衝撃吸収力が高いので少し使える人のレベルは拡大してると思います。
ただレベル以上にどこで接地をしているかにより合う合わないが決まるシューズだと感じました。
私は前足部で接地をするので、接地のエネルギーを上手く生かせるようです。
踵から接地をするランナーにはあまり生かせないシューズだと思います。
匠のsenやrenを履いてる方なら、母子球辺りのソールのつぶつぶを中心に磨耗している人に向いているのではないでしょうか??
まだ履いたばかりなので分からない部分は多々ありますので、これからいろいろ試してみます。
来週の青梅マラソン10キロはこのシューズで走ります。
ただ少し高いですね。。。