No. 2115リラックスした腕振りのために
エボーリュアスリートクラブの近野コーチがブログをアップしました。
抜粋します。
その中でもランニングに必要な動きは、屈曲・伸展、外・内旋、肩甲骨の内・外転動作と考えます。私のレッスンではそういった要素を考え、ウォーミングアップ時に肩関節の動きづくりを行っています。簡単に言うと腕を回すだけです。ただ腕を回すだけでは機能が改善や向上がなされませんので、色々な方法を考えて機能性と四肢・体幹の連動性を踏まえて行います。
例えば、歩きと腕回しを合わせて行う。腕回しを前方・後方の動きを交互に行う。後ろに歩きながら腕回しを行う。こういった動きをするだけで腕の動きは良くなって行きます。
最初は動きにくくても、何回か動かせば少しは良くなります。腕を動かしていて、きつくなってくる部分が出てきますが、その時こそ機能が改善・向上するチャンスなのです。
詳細は下記リンクより
私はまだまだですが、エボーリュのコーチに教わることで少しづつ使えるようになってきました。レースの画像を見ると前はホント使えてなかったです。腕を前で抱え込んでるような画像を見るとガッカリします。。
陸上経験者なら学生の頃に腕振りの練習をしたでしょうから四肢の連動は身体に染み付いていると思います。速かったかどうかは別にして陸上経験者に対して羨ましいと思うのはこの辺りです。
また腕振りをする時にどこをイメージするかは個人差あると思います。結構感覚的になると思いますが、肘を引くと良いイメージで引ける方、手を引くと良いイメージで引ける方、上腕をイメージする方、肩甲骨を意識する方、肩を意識する方、私は詳しくないので書きませんがこの辺りは練習会で近野コーチに聞いたら詳しく教えてくれます。
もちろん腕振りを意識しなくても引けてる人はあえて意識する必要はないでしょう。ただ私のようにまったく使えてない人は最初は意識して使わないと使えるようになりません。
腕振りはバランスをとるためだけという人もいるけど、それは腕振りの効果の一つでしかないと思います。
試しに100mでも200mでも良いので全力で出来るだけ速く走ると腕を一生懸命に振っている自分に気づくと思います。腕を引けば脚が出ます。逆に極力腕を振らないように意識してダッシュしたらかなり遅くなると思います。
ダッシュの時には無意識に速く走れる効率の良いフォームになるものです。そんな効果もあるので私はウルトラマラソンのシーズン中であってもショートインターバルをしているのです。
あと上りが苦手だった私が上りでランナーを抜かせるようになったのは着地位置を意識し始めただけではなく、腕が前より振れるようになってきたからだと思います。