No. 1729良い物は良い。
先週実家に帰った時に
店に並んでる中で一番高い
下駄と雪駄を買ってきました。
正確にはまだ実家に
置いてありますけどね。
なぜなら引っ越しで
傷を付けたくないから。
これより素晴らしい雪駄は
在庫であるようです。
父が仕入れたけど
売りたくないと店に出さなかった
ような素晴らしい雪駄だった。
生前の父が嬉しそうに
裏から持ってきたのを
今でも覚えている。
今回買った雪駄は
次に素晴らしい物です。
父のお気に入りは
父の近くにあった方がいい。
まずは下駄です。
柾目の下駄とは、
木を貼りあわせて
作ったのではなく
一枚の木を削って作られます。
こんな風に木目が細ければ
細かいだけ高いです。
こんな下駄は早々ないと思います。
柾目の下駄の価値を分かる方が
少なくなってますが
良い物は良いです。
続いて雪駄です。
南部表という高級品です。
今でも南部表の雪駄はありますが、
こんな細かい仕事ができる
職人はいなくなってるようです。
店に陳列してあった
新し目の南部表と比べると
まったく別物です。
素人の私が見ても明らかに
違うのだから昔の職人の腕は
凄かったのでしょう。
ただ下駄と同じく
本物をわかる方が少なくなって
きたようです。
日本の文化を絶やしては
いけないとおもう。