No. 2550【ウルトラプロジェクト練習会】本番に近いハーフ走行会開催
昨日のウルトラプロジェクト練習会で、 レースシュミレーション〜本番に近い状態を作り出す〜 を行いました。
本番で良い走りをするには、より実践的な状態を作ることが求められます。
もちろんハーフマラソンなどに出るのも良いと思います。ただハーフマラソンに出るからには、やはり結果を出したいからハーフで力を出し切る走りをしてしまいます。
そこで、今回の練習はハーフマラソンの距離を走ってもらいましたが、ハーフマラソンで自己ベストを狙うような走り方ではなく、フルマラソンで考えている目標タイムを出すためのペースにしました。事前に申告してもらって結果を聞きました。
走りきった時の余裕度などを考えれば、残りハーフはどれくらい落ちるか、もしくはそのままいけそうか。などいろいろ見えてきます。
実際に走ったことで、目標タイムが出せるかどうかのイメージをすることが出来るのです。
そのために、前日のカーボローディングまではしなくても、朝起きてからの食事やトイレなどのルーティーンや、本番で使うシューズやウェア、そしてジェルは本番で使う個数を持つなど可能な限り本番に近づけてもらいました。
そして普段はペースメイクするコーチがずっと引くこともしません。
なぜここまでしたかと言えば、出来なかった時の言い訳を消すことと、逆に上手くいったのにペーサーがいたから出来たなど自信が持てないことがないようにするためです。
出来たなら自信をもって大会に向かえばいいし、出来なかったなら、設定を変えるなど対策を立てればよいのです。
私とおのぴコーチは、巡回してメンバーの調子を見たりしながら走りました。
メンバーの動画を撮ったり、ペースをあげて前に追いついたり、キロ5’30で走ったりしながらも、ハーフ以上は走りました。
その後、終わったメンバーに頼んで、安全に走るための教材作りの動画を撮ったりもしました。
あえて普段しないような走りをしてもらって撮影をしましたが、その最中に偶然写った歩行者の動きや、自転車の動きはリアルに危ない!ってこともありました。別の機会にアップします。
その後、せっかくなので、前後横の動画撮影をしました。
ウルトラプロジェクトでは、スタート以来、明るい時間に開催する週末練習会では可能な限り、動画撮影をしてfacebookのグループページにアップしてみてもらっています。
自分のフォームだけではなく、メンバーのフォームを見ることで、いろいろ気付きがあります。
フォームは教わって綺麗になっても、腑に落ちていなければ、時間の経過とともに再現性がなくなります。自分で気付いて実行し、体感し納得するのが大事です。私やおのぴコーチはそのヒントを与えるだけです。
綺麗に走るより、効率よく走るために何が必要かという観点で、動画を見たり、練習会で、コーチやメンバーの走りを見ていれば、リズムよく効率よく走れるようになります。
その効果はメンバーのフォームを見れば一目瞭然です。体格やレベル、柔軟性など様々なメンバーですから効率よいフォームは同じではありません。
ただ、みんな以前のように後傾したり上体がガチガチだったり、足を前に投げ出すような走り方は影を潜め、接地時にしっかり地面を押す走りになってきました。
終わってからの集合写真です。
実際にどう走ったかはポータルサイトに書きますが、サブフォーチャレンジ NO.1 まなさんは、先週のハイテクハーフで出した自己ベストを更新する、1時間54分44秒で走りました。
設定は1325mを7’13(キロ5’26ペース)でスタートして、結果は
7’13-7’12-7’08-7’08-7’13-7’12-7’14-7’16-7’18-7’10-7’10-7’18-7’03-7’07-7’09-6’53
です。16周目は1225mです。
自信になったでしょう。また課題もいろいろ見つかったようです。
別途メンバーのコメントも紹介します。また昨日の練習会に参加出来なったメンバーも個人練習をしたので合わせて紹介します。
メンバー同士触発され、よい流れになってきました。
ウルトラセミナーに関しては別に書きます。
ウルトラプロジェクト練習会について