No. 2377サロマ湖ウルトラを走って感じた尿意抑制対策

本日女満別空港経由で帰ってきました。筋肉痛はありますがヤバそうな痛みはありませんので明日からジョグで疲労を抜いていきます。

まだガーミンのデータを落としてないのでレース展開については後ほど書きますが、今回仲間のfacebookの記事を読んでて感じたことをまず書きます。

いろいろ感じたことはありますが、

私は100キロのレース中およびレース後にトイレに行きたいと全く感じていないのです。

レース中に周りを走るランナーがトイレに駆け込む姿はたくさん見ましたが、私は我慢したのではなく行きたいと思わなかったのです。

そう言えばチャレンジ富士五湖でもトイレに行っていないし、野辺山ウルトラは1回行っただけです。

8時間26分の自己ベストを出した今回のレースはスタート前の整列を含めれば9時間以上コース上にいます。普段の生活でも9時間に何回トイレに行くかと考えれば結構行ってます。しかもレース中に給水で多量の水分をとっています。

今年は涼しかったが結構飲んでいます。

1箇所200ccとして水被りや施設エイド含めればだいたい30箇所で給水しましたから6リットルです。500ccペットボトル12本  笑

これだけの水分はどこに消えてしまったのでしょう。。

まず朝方の気温が低いことが分かっているので身体を冷やさないようにこんな格好をして走りました。

2015saroma
昨年12月のアールビーズのパーティーで貰ったウインドブレーカーの下は、R×Lsocksの半袖ウェア。その下にファイントラックを着ました。またハーフタイツをノースフェイスの短パンの下に履きました。

通常はウインドブレーカーではなくエイドで捨てられるようにビニール袋を被るのですが、今回は途中から風速5mの斜め前からの風に吹かれる予報だったのでウインドブレーカーにしました。

結果的に風は弱かったので54.5キロ地点でネックウォーマー、手袋とともに脱ぎました。仮に風が強かったら脱がないので強風で体温を奪われてパフォーマンスが落ちることはありません。トップランナーはランパン、ランシャツが当たり前ですが、私の走っていた辺りでも薄着の方が結構いたので予報どおりなら体温を奪われて失速した方も少なからずいたと思います。

尿意がなかった1点目は、お腹を冷やさなかったことです。また途中から暑くなり汗をかいたことも影響しているでしょう。

ただお腹を冷やさないなんて当たり前過ぎることですから今回も対応された方は多いでしょう。

次に私は必要以上の水分はとらないようにしました。

サロマ湖暑さ対策・日差し対策で書きましたが、今回は涼しかったため結果的にさほどの対策は必要なかったかもしれません。ただ私は水分補給について書いたことを実践しましたから尿意を催さなかったです。

尿意がなぜおきるかと言えば、体内に溜まった不要な水分を出したいと脳が判断するからです。であれば不要な水分をとらなければ良いだけです。

今回何回トイレに行きましたか??

トイレに行くことは直接的にタイムロスに繋がります。私が走った辺りではほとんどのランナーが待ち時間なく入れていましたが、10時間でゴールするタイム以降のボリュームゾーンは待ち時間もあったと思います。

またトイレに入るために止まることで身体の筋肉が固まってしまったり、リズムを崩すなど良いことはありません。

私がリズムよく淡々と走れたのはトイレに行ってないからです。

ただ必要以上に水分を取るなと言っても、足りないと走れません。暑さ対策・日差し対策でも書きましたが、私はジェルを摂取する時に水は飲んでません。トイレの近かった方はエイドに入る直前にジェルを口に入れてエイドの水でまず流し込んで、それから通常の水分補給をしたのではないでしょうか?

その方と私を比べるとジェルを飲んだ回数×200ccは水分摂取量が違うと思います。それは余計な水分ですから体外に排出されるのでトイレは近くなるのでしょう。

私が使ったエナジージェルはアスリチューン・ポケットエナジーです。また持久力を増すためのサプリメントとして、アスリチューン・エナゲインを使いました。

途中で別大マラソンでもらったサプリメントを一気に飲まずに少しづつ摂取したら味は良いけど口の水分を奪われて次の水被りまで口を開けたまま耐えました。水被りがなかったら危なかったです。

私は半液状のアスリチューンを使ってますが、他のメーカーでも飲んだ後に口に残らないエナジージェルを探したら良いと思います。

前の記事やブログには書いてないけど、今回感じたことがあります。これは私の感覚でしかないのだけど、アスリチューン・エナゲインには生姜エキスが入っているので体内から身体を温める効果があるのでしょう。お腹を冷やすとトイレが近くなるということは温めるのは良いことでしょう。

またアスリチューン・ポケットエナジーには体脂肪を燃やす効果があると言われている中鎖脂肪酸が入っています。体脂肪を燃やせばエネルギーが出るのは当たり前の話ですが、体脂肪を燃やせば熱が出るわけですから身体は温まるでしょう。これらも尿意がなかった理由だと思います。

   
これらは私が実際に走って感じたことですから、全ての方が同じ結果になるかどうかは分かりません。ただ理にかなっていると思います。

短時間のレースならさほど問題ありませんが、ウルトラマラソンのように長時間走るレースや、トイレ自体が少ないトレランレース、そして1分1秒 がより大事になってくるフルマラソンでは尿意対策は大事なレースマネジメントです。

トイレに行きっぱなしだったから目標タイムに届かなかった。トイレに行かなければ自己ベストだったと思っている方もいるでしょう。でも気象条件は自分ではコントロールできないから多少の対策しか出来ませんが、自分の身体は自分である程度はコントロールできるのです。

今回たくさんトイレに行った方は、仕方がないではなく、今から対策を立てて行きましょう。エナジージェルに関してもいろいろ試したら良いと思います。

トイレロスした時間はあなたの伸びしろです。

速くなるための練習も大事ですが、タイムロスをなくす努力も大事です。

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“サロマ湖ウルトラを走って感じた尿意抑制対策” への3件のフィードバック

  1. どい より:

    ブログ拝見しております。
    いつも有益な情報をありがとうございます。
    新澤さんのブログで拝見したサロマのペース設定を参考にさせて頂いたところ昨年よりも1時間以上短縮し念願のサブ10を達成しPB更新できました。
    これからも有益な情報提供をお願いします!

    • hide より:

      どいさん
      サブ10おめでとうございます!
      少しでも貢献できたなら嬉しいです。

  2. てつ より:

    先日、宿で同室でした、倉知です、お世話になりました。

    サブ8.5おめでとうございます。凄いですね!

    私は途中から左脹脛違和感で歩いたり走ったりで10時間40分2秒でした。

    ホームページ色々拝見させていただきました、これから色々参考にさせていただきたいと思います、宜しくお願いします!!

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