No. 2181スパルタスロン
スパルタスロンを知ってますか?
ウルトラマラソンを走ってる方でスパルタスロンの名前を知らない人は少ないと思います。
アテネをスタートしてゴールのスパルタまでの245.3キロを36時間以内にゴールするウルトラマラソンです。
私がまだウルトラマラソンを走ってない頃からいつかは走りたいと思っていました。
ちなみにスパルタスロンの由来は正確に知らなかったのですが上記にリンクをつけたサイトに詳しく書いてありました。
少し要約すると
スパルタスロンは、世界史で最も有名な戦いの一つである紀元前490年の“マラトンの戦い” に由来し、古代の偉大な歴史家ヘロドトスは、アテネ軍の将軍がスパルタ軍に応援依頼のため派遣したフェイディピデスが「出発の翌日に」アテネからスパルタに着いたとしています。
英国RAFの空軍中佐ジョン・フォーデンは、36時間以内に現代人がアテネからスパルタへの約246kmもの距離を走破することが可能かを検証するためにウルトラランナーである彼自身が歴史上のコースを実際に走り、1982年10月8日、彼およびRAFの同僚はヘロドトスの記述に忠実に冒険を始めジョン・フォーデンは36時間以内にスパルタのレオニダス像前に到着。彼の同僚は30分前に到着。また他の同僚は40時間未満でゴールしヘロドトスが正しいことを証明した。この試みの成功後、この競技の開拓者は、古代のランナーの奇跡を辿るために世界中からギリシャにやってくるウルトラランナーのためのレース設立構想を描き始めスパルタスロンは誕生したのが起源のようです。
レースは9月25日(金)朝7:00にアテネアクロポリス前をスタートしスパルタ・レオニダス像前に翌日19:00までにフィニッシュしないと完走になりません。途中75ヶ所のチェックポイントがあり、各ポイントで設定された制限時間を越えた時点でリタイアとなります。
アテネ〜コリンス〜ネメア〜リルキア〜ネスタニ〜テゲア〜スパルタ
何だかドラゴンクエストに出てきそうな地名ですが、レース自体も大冒険のようです。
参加資格はいろいろありますが初めてスパルタスロンに出るなら【100キロ10時間30分以内】【24時間走男子180km以上 女子170km以上】がメジャーだと思います。
ちなみに翌年(2016年)からは100kmのレースで、男性は10時間に変更になります。
私は100キロを初めて走った2010年富士五湖の9時間54分を皮切りに今まで100キロは12回走りましたが全て資格タイムをクリアしてます。また24時間走もクリアしてます。
ただレース開催日が上期末であり、その時期に一週間休むことは前職では難しくエントリーすることも出来ませんでした。
また走っているたくさんの仲間から聞いた話では100キロ10時間半の力では完走は極めて困難。最低でも男性なら9時間以内、女性でも10時間以内の走力は必要だと言われました。
スパルタスロンに出るのは完走出来る自信を持ってからにしようと考えていました。
そして2012年にサロマで9時間を切り、信越五岳後の疲労が抜けない状態で走った神宮外苑24時間チャレンジで205キロ走れたのでチャレンジするタイミングが来たのです。ただ2013年は仕事が忙しくそれどころではありませんでしたし、2014年のエントリー時期には前職を辞めることを決めていたのでそれどこではありませんでした。
今年はチャレンジしてみようと思います。
もちろん100キロ6時間台、7時間台のタイムを持ってるランナーでもリタイアすることは多々あります。36時間も走るのだから気象条件にもかなり左右されるでしょう。また海外レースだから日本とは違った難しさもあるでしょう。
また日本からエントリー出来る人数は少ないので走れるかは分かりませんが、何とかエントリーしたいと思ってます。
エントリーしたら春先から今までのような効率優先から少し距離優先に振らねばならないと思います。ただ月間走行距離200キロ未満でも24時間走で200キロ以上は走れているのだから極端には変えるつもりはありませんけどね。
ただ富士五湖、野辺山、サロマを走ったあとの、7月、8月は夜間走などで一度に80キロを走るような練習を週1回するなど考えて行きます。
出るからに最善を尽くします。
話は変わって今日のような雪の日にはノースフェイスのブーツが活躍です。
軽いし暖かいしグリップも良いです。
体調も回復傾向です。