No. 2477【310チャレンジ】1000m×3インターバル
週2時間 25キロで目標達成する練習に関しては、今日で二回目の練習メニューをアップしましたが、練習メニューを見る前に、是非メニュー以外の記事を読んでください。
練習時間が確保出来ない中で、目標を達成するのは簡単ではありません。
まず、困難だと思ってください。
短期間でサブ4ならいざ知らず、サブ3.5や、サブ3できるなんて簡単には言いません。
特に3時間15分くらいから、サブ3をするのに、ホント苦労した私には、サブ3が簡単にできるなんて絶対に言えません。
それは、自己否定になるし、また頑張って達成したランナーに対して非常に失礼なことだと思います。
仕事と以外の使える時間をほぼランニングに使い、使えるお金を注ぎ込んでも出来ない人はたくさんいるのです。
そんな状況でしっかり練習しているランナーと、同じような結果を求めているわけですから、練習に対する考え方を変えねばなりません。
別に難しいことを書いてるわけでもなく、精神論だけの記事でもありません。
また、私が同じような状況で目標達成してきた時の経験をもとに書いています。
そして、仕事の環境が大きく変わり、練習時間が確保出来なくなったけど、目標達成は諦めたくない友人のことを頭に描いて練習メニューを書いています。
また、3時間30分切りを狙う方も、サブ3.5の記事だけ読むだけではなく、サブ3、3時間15分、サブ4の記事も読んでみてください。
練習内容を見るのではなく、レースマネジメントの話を盛り込んでいますので、目標タイムが違っても参考になります。
記事にも書いていますが、練習できる環境にあるならしっかり練習した方が目標達成の可能性は高いです。
ただ、効率の良い時間の使い方、効率の良い練習、効率の良いフォーム、効率の良い補給、効率の良いペース配分など、効率の良さを意識することで、長くランニングを楽しむことが出来ると思います。
何より、目標達成を諦めずに、時間がない中で練習をして目標達成したら自信になりますよね。嬉しいですよね。
そんな頑張るランナーに対して多少なりともお手伝い出来たら私も嬉しいです。
そんな気持ちで下記の記事を読んでください。
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記事に飛びます。
前置きが長くなりました 笑
この記事に大阪マラソン走る方に向けた、週末の練習は20キロ以下に抑えた方が良いですと書きましたが、友人は土曜日に東京30Kを走りました。
自己ベストを狙うレースは、まだ先なので構いません。ただ日曜日にも30キロ走ったと聞いて私の顔色がちょっと変わったかも。。。
走り過ぎです。
故障しちゃう。
理由を聞いたら、それはそれで良いことだと思いました。
ランナーは自分のことだけ考えるより、周りのことをいろいろ考えた方が楽しいし、結果的に伸びると思います。
そのことに気付いてくれたのもちょっと嬉しい。
そんなことで、かなり身体が張ってる状態なので、今日の練習は無理させません。私自身がハセツネ試走して身体の張りが強かったから、そんな速いペースで走りたくなかったからちょうど良かったかな。
ホントは5キロか、10キロのタイムトライアルで自己ベストを出して自信をつけてもらおうと考えていました。
メニューは迷いましたが、1000m×5を少し緩めにすることにしました。ただ、一本目の途中までの走りと、私の状態によっては5キロビルドアップ走にして、自己ベストを狙うかもしれないと伝えてスタートしました。
スタートして最初は4’20ペースで進む。100m通過26秒。しかし楽じゃない。呼吸が明らかにキツそう。しかし、こんな状態ながら接地の音がよくフォームはしっかりしている。成長しました。
ただこれで5キロ走っても22分を切るのが精一杯なので、達成感はなく練習の意味も薄いので予定通り1000mにしました。ラスト200mを上げる変化走的なインターバルです。
4’15
2本目
1本目よりは身体が動いてきたので少しペースを上げて、最後はさらに上げてゴール。
4’09
身体が重たいからタイムはよくないけど、これだけ走れれば十分です。
苦しくて止めるのはダメだけど、故障に繋がるような痛みを感じそうならすぐに止めるように伝えた。自分でしか分からないのです。
そして、彼女はあと3本と気合を入れてスタートしたが、最初の200mでかなり動きが悪くなってきたので、週末に走った疲労を考えるとともに、レースが向けて良いイメージで今日の練習を終わりたいので、彼女に3本で終えるから頑張ろうと伝えた。
決めた練習は設定を守れなくなっても最後までやった方が良いと言われているし、私もそう思う。しかしそれに縛られる必要はありません。鍛錬期には頑張った方が良いけどレース前には無理しないで気持ちよく終わる。走り足りないくらいで十分です。
そこから彼女はペースアップしたので、私も少しづつペースアップして引っ張った。700mくらいで相当キツそうだったのでペースアップをいったん抑えて、体勢を整えてからラスト200mダッシュしました。500m通過が2’02だったからギリギリ4分切りと思ったら、
なんと3’54
彼女のベストタイムです。
3本だったとは言え、今日の状態でこれだけ走れたのは自信になったと思う。
彼女にレースまでの練習とケア、そしてレースでのペース配分を伝えました。
もう、1日10キロ以上走らせません。。
彼女は、レースが近づくと緊張するし、レース当日も緊張すると言った。
でも、緊張するのは、一生懸命頑張ってきたから緊張するのです。いい加減な練習しかしてなかったら緊張しない。
仕事以外で、緊張するほど一生懸命打ち込むことがあるのは幸せなことです。
結果が良くても悪くても一喜一憂しない。
気持ち良く、自分自身頑張ったと思えたら良いと思う。それは次に繋がります。
終わってから彼女も好きなスピードキュアを飲んで疲労回復に努めました。