No. 1478奥武蔵練習@サブフォーサポート
土曜日は第6回サブフォーへの道(仮)練習会で奥武蔵に行ってきました。
私のランクルに乗って5人で行ってきました。
今回のメンバーは
ヒノさん
あきこさん
まゆみさん
そのかさん
わたし
です。
いしいさんは急用により参加できず残念でした。また次回行きましょう。eriさんは北海道マラソン前なので不参加でした。
コースは鎌北湖から顔振峠までの往復22キロです。知ってる方は知ってると思いますがスタート地点の標高は150mくらいで、そこからアップダウンを繰り返して折り返して500mくらいまで登ります。そこで折り返して鎌北湖に戻る結構きついコースです。
本題に入る前に、金曜日はeriさんのサポートで皇居を走りましたし自分の練習は大丈夫なの??
って思われてる方いると思います。でも火曜日にプーマのファーストクラスで坂道インターバルやったし、本来練習量の少ない私にはペースは遅くても練習機会を増やすことが大事なんです。また奥武蔵練習も自分の練習になるように考えました。
たぶん練習会を開催しなかったら、こんな暑いなか一人では練習してません。。。
先週の都内LSDに引続きこの暑い中を走るわけだからメンバーの体調には気を付けました。ただ奥武蔵は日陰が多いのでコースはキツいけど、都内を走るよりかなり楽に走れます。。。??
四人はまったく初めて走るコースなので、車の中でコースについてイメージできるようにしっかり伝えるとともに、今回の練習のポイントを伝えました。
今回のポイントは
ゆっくりでもいいから可能な限り歩かないで走る。
です。
サブフォーを目指すレベルのランナーは平均して脚が出来てません。ですからフルマラソンでも終盤まで脚が持たないのです。また脚が出来てないのに、スピード練習をしたら良いと誰かに言われたりブログを読んで強度の高いインターバル練習をして、故障してしまうことがあります。
私の個人的な意見ですがサブフォーを目指すなら強度の高いスピード練習は必要ありません。故障のリスクはあってもある程度のスピード練習が必要になるのは男性なら3時間15分以内。女性なら3時間30分以内だと思います。
ただレースペースが速く感じるようだとフルマラソンは走れません。ですからサブフォー目指すなら5キロを25分で走れるくらいのスピードは最低必要だと思います。
そのために来月からは例えばキロ4分ペースを切るような強度の高いスピード練習はしないけど、ある程度のペースを持続する練習をします。その練習で脚が持たないようではサブフォーは厳しいので、今月は脚作り、身体作りをします。
そのための奥武蔵練習です。
当初は固まって走る予定でしたが、同じサブフォーを目指すランナーでも走りやすいペースは違うようなので序盤からバラけました。。
ただある考えがあったので、ペースの速い人に落とすようには言いませんでした。
私は基本最後尾のランナーと走りました。
また今回もビデオを片手に持って撮影しながら走りました。近日今回のコースを動画でアップする予定です。もちろんアメブロでは容量の関係で無理なので違う場所ですが誰でも見れるようにします。
奥武蔵は注意して走れば間違えにくいのですが、間違えやすい場所が何ヵ所かあるので、最後尾を走りながら所々でペースアップして先頭に追い付き道を伝えながら走りました。それから逆走して最後尾に戻ったりしたから22キロのコースですが28キロくらいは走ったと思います。またその時は自分の練習として思いきりペースを上げて走りました。
先程各自のペースが違うからバラバラになっても、ある考えがあってペースを守るように言わなかったと書きました。
ある考えとは。。。
レースは最後まで順調に走れる時もあるけど、調子が良い時でも思いもよらないトラブルに襲われることがあります。
ウルトラマラソンやトレイルだとトラブルは何かしらおきます。その時に平常心を保てるかどうかが結果を左右します。
で、今回意図的に思いもがけないことを起こしました。
何をしたかと言うと先頭を快調に走る二人に最後尾から追い付くと、二人に逆走して最後尾のランナーに会ってから更に2分走ってから戻ってきてくださいと伝えた。それも登坂の上から。。
不条理だと思ったでしょう 笑
でもレースでなくて練習なんです。折り返しに早くついて長い時間待ってるより、余裕があるなら走った方がいい。
もちろん二人の顔色を見て走れると思ったからですよ。
またそうすることでメンバーの距離は近くなり最後尾のランナーも気兼ねなく自分のペースで走りきれる。
ただキツい坂を上りきってから逆走して最後尾のランナーを超えてさらに2分って精神的にキツいですよね。。。
ただ二人はしばらくすると最後尾を走る私を力強く抜いていった。
顔振峠の1キロ少し手前にUターンするとこがある。ここで私も一回間違ってかなり下まで行ってしまった。。
先頭を走るそのかさんには道が分岐する場所があれば待つように伝えてあったけど、そこで待ってなかった。
手前の表示看板を見ていればUターンするだろうけど、何となく真っ直ぐ行ってしまったと感じて、その時二番目を走っていたメンバーにここで後続を待ち上に向かうように伝えて私は真っ直ぐ下った。
ここは見通しが良いけど、分岐からは見えない。結構スピード出して下ったが中々発見できない。1キロくらい走った辺りで私がこれだけスピード出して追い付けない訳がない。もしかしたら正しい道をUターンして上に向かったのではないか??とも思った。でももし先に行ってたら完全にはぐれてしまうから念のためにもうチョイ行くことにした。まあ練習になるし。
そしたら視界の先にこちらを向いてるそのかさんらしき人が見えたので手を振ったら走ってきた。
ここまで私を振りきったことに驚きました。彼女は速くなると思った。平地はまだまだだけど上りと下りは相当速い。
そこから彼女と下ってきた道をリズムよく上って間違えたとこを教えて正しい道を走って顔振峠の茶屋を目指した。
ちょうど茶屋につくときに先行者に追い付いた。
少し休憩してから鎌北湖を目指しました。
復路もドラマがありました。。。
膝裏や脹ら脛が痛くなったメンバーに応急的にテーピングを貼ったり、無理しないようにウォーキングでガシガシ歩く練習を並んでした。復路も往路同様、基本最後尾を走ったけど前のランナーの様子を見に行ったりした。そしたら前半も折り返し後も調子良かったそのかさんが歩いていた。話を聞いたらガス欠が急にきたらしい。聞いたら朝にトースト一枚食べただけ。。
そこで半分残っていたゼリー飲料を飲んでもらった。しばらく並んで歩きながら過去のフルマラソンのレースについて聞いたら、ジェルを使ったことはないとのこと。。。
次のフルマラソンは私に騙されたと思って最低二個はジェルを持って20キロ、30キロで摂るように伝えた。出来れば三個ね。ガス欠になった直後だから補給の大事さは分かっていただけたと思う。ゼリー飲料を飲んで10分くらいで少し回復してきたらしい。そしてゆっくり走りはじめた。私はジェルをザックに入れたつもりだがないのであきこさんならたぶん持ってると思い逆走してあきこさんのとこまで戻った。そしてアミノバイタルのオレンジ色のゼリー飲料を受けとると、またそのかさんに届けようと全力で走った。ガス欠が少し回復したばかりだから、ゆっくり走ってるはず。もしくはまたガス欠で歩いてるかもしれない。すぐに追い付くと思った。
が、中々追い付かない。。
どんだけポテンシャル持ってるんだ!!
と思いながらガチで坂道を下るとやっと追い付いた。この時の動画はあるので私が真剣に走ってるのは分かります。
そしてジェルを渡した。完全に回復したみたいです。
先頭はまゆみさんだけど順調にマイペースで走れてるみたいなので、膝裏が痛いヒノさんと、最後尾をマイペースでゆっくり走るあきこさんが心配なので最後尾に戻った。そしたらヒノさんが水分補給が足りなかったようなので私が持ってたカルピスウォーターを渡して歩いてもらった。それからら先頭に追い付こうと飛ばしたけど追い付かないまま鎌北湖に到着。
少し体調を崩した人もいたけど、すぐに回復したので、全員元気に宮沢湖温泉に向かいました。
温泉につかって、遅めのランチは蕎麦。
それから車で東京に戻って、車を自宅に戻してから打ち上げしました。
皆さん、歩かないで走りきることは出来なかったけど上出来です。
いろんなハプニングがあったことで経験を積めたと思います。またそれぞれの方が自分に必要なことを感じることが出来たと思います。周りからあれやこれや言われるより自分で感じて自分で考えることって大事なことです。
しかしまだ6回目ですがみんな力がついてきて凄いなって思う。まだ速くなってる実感はないかもしれないけど、涼しくなったら驚くと思います。
頑張りましょう。
私も自分の目標に向けて頑張ります。
違う目線から↓