No. 875UTMF完走記⑧ ~ゴール~

今日は気持ちいい天気ですね~
ちょっと走るには暑そうだけど。。
これからレース後はじめて走ってきます。ゆっくり皇居二周の予定です。久々のランシュー楽しみです!
さて、もうレースの記憶はだんだん上書きされ始めたのと、そもそもその記憶が正しいのかが怪しい区間に入ってきたのでさっくり行きます。
本栖湖青少年スポーツセンターに深夜到着しました。
身も心も疲れきっています。。なんかやられた感たっぷりです 笑
上下ともに雨具を着ていたのでエイドについた時はかなり暑かった。でもゴアデックスパンツを履いていたお陰で数十回に及ぶ転倒のダメージはたいしてなかった。
滑ってくれますからね~
エイドでトイレに行ったら靴を脱がなければいけないみたい。私はR×Lの五本指ソックスのお陰でダメージはなかったけど血マメだからけの人は大変だったでしょうね。ダンボールやシートを敷き詰めるとかで靴を脱がなくてトイレに行けるように次回は検討して欲しいです。実際紐をほどくのにしゃがむのが大変でした(ーー;)

そして、カレーやら味噌汁やらを頂いてからエイドを出ることにしました。ゴアデックスパンツを脱いだり、上のシャツを着替えたらかなり寒い。スタッフが気温は氷点下になってると話していた。。それは寒いよね。
仮眠をとってから行くかどうか迷ったけど、そのまま出ました。 
どちらが良かったか分からないけど終盤を楽しむ為に30分でも寝ておけば良かったと今は思います。。
あと25キロくらいを12時間かけていいのだから完全に止まらなければ完走は確実。
計算したら40時間切りも十分狙えるかなって思ったのでゆっくり走ってみる。
最初は富士の樹海に入る。眠いなかでも道に迷ったら大変という気持ちはある。そこで道が分からなくなったら後続ランナーが来るのを待った。
その辺りからは一緒に同じ時間を共有してきたランナーといろんな話をしながら進んだ。
もうスタートしてから一日半が経過している。
普通なら二回目の睡眠に入っているとこです。。
樹海は静かだった。何か神社のような神々しい空気を感じた。
こんな経験はもう出来ないかもしれないと思った。
樹海を抜けると富士五湖の60キロと80キロ地点付近の赤池付近のロードに出る。河口湖に向かって大きく右にカーブしている登り坂です。
この辺りはだいぶ明るくなってきた。道端に死体のように寝てるランナーが結構いた。
そう言えば毛無山に至る道や、本栖湖青少年スポーツセンターに至る道でも数多くのランナーが寝ていたのを思い出した。寒かったけど大丈夫だったのだろうか?
そしてチェックポイントに到着。
AS10
タイム
38:56:51
区間タイム
3:16:05
時刻
05:56:51
順位
314
ここまでくればもうゴールは近い。でもどうしようもない睡魔が襲ってきた。エイドで眠気を醒ますドリンクをもらったけど、ここまでの睡魔だとあまり効かないみたい。。
まあ一歩一歩進むことにした。
自分の感覚ではゴールまであとわずかな感じでしたが、そこからも時間がかかった。西湖横の自然公園を走るのだけど結構アップダウンが激しい。足下は良いので元気であれば気持ちよく走れる場所だけど、本栖湖までの下りでかなり前モモに負担をかけたようで走るとかなり痛い。オマケにゆっくり走っても呼吸が激しり心拍数が高くなる。脚が痛いのはまだしも心拍数が高くなるのはちょっとヤバいと感じて無理はしないで進んだ。この辺りではたくさん抜かれたな~
そして階段を下ると河口湖の小海公園に出た。そこからも長かったな。。
だいぶ日差しが強くなってきたからゴアデックスは暑いけど脱ぐのが面倒でそのまま進んだ。
しかしこの辺りでもコースへの恨み節が頭を渦巻いていた。。。
しっかり寝てから考えると、その時の自分の考えのおかしさが分かるけど、その時は無理でした。。
でゴールが近づき声援が多くなっても眠くて拗ねてる自分がいた 笑
今考えるともったいない。。
やっぱり仮眠をとって頭をリフレッシュすれば良かったと思います。
そして淡々とゴール。
鏑木さんから完走ベストを頂き握手をしていただいた。普通なら感動が最高点に上るとこだけど、この時は思考力がかなり欠けていたのと、超ハードなコースを作った張本人って思いから嬉しくなかった。
これも寝て起きたらもったいないな~って思った (__;)

あの時、お礼をしっかり言えていたか分からないから。。。
鏑木さんありがとう!!
力をつけて次はもっと楽みます!
そしてチェリーさんに写真を撮って頂いた。ありがとう!

それからMY☆STARの方々と少し話をしてから仮眠とりました。

ゴールタイムは
42:14:12   
区間タイム
3:17:21
時刻
09:14:12
順位
331
でした。
ゴールしてから6日が経ちましたがホント貴重な経験をすることができました。それは完走できただけではなく、自然の優しさ、美しさや怖さを感じることが出来たこと。精神的にも肉体的にもキツいことの連続だったけど拗ねながらも(笑)乗り越えたこと。そして経験したことがない超ハードなコースをしっかり戦略を立ててクリアしたこと。多くの優しさに触れたこと。逆にそれらの優しさに応えるには強くないといけないことが分かりました。
優しい人って強い人なんです!!
この42時間余りの旅は一生の宝になるはずです。
関係者の皆さんありがとうございました。
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