ウルトラを走るとフルが遅くなる。
こんな会話をよく聞きますが
実際遅くなる人もいます。
逆に凄く速くなる人もいます。
実際どうなんでしょうね？？
って、ブログを終えたら
せっかく読んで頂いてる方を
消化不良にしちゃうから
自分自身に当てはめて少し
考えてみます　笑
初めてウルトラを走ったのは
2010年4月の初100キロの
富士五湖ではなく、
2009年8月の奥武蔵77キロです。
（2010年6月にゆめのしま
6時間走で56キロくらい走った
からこれが初ウルトラ
なのかもしれません？？）
どちらにしても、その前後の
フルマラソンは一緒なので
タイムを調べて見ると
2009年 4月　霞ヶ浦　3時間14分台
ゆめのしま＆奥武蔵
2009年11月　つくば　3時間15分台
つくばの前に田沢湖を
走ってるけど高低差が
ありすぎて比較にならないのと、
湘南は暑くて軽い熱中症に
なったからつくばを比較対象
にしました。
結果はたいして変わらないです。
ただ、霞ヶ浦前は
2009年2月　東京　3時間21分台
2009年1月　勝田　3時間29分台
2008年12月　大田原　3時間26分台
2008年2月　東京　3時間46分台
2007年4月　掛川　4時間56分台
こんな感じに面白いように
一気に伸びてました。
サフスリーも時間の問題と
思ってました。
それがその後、
奥武蔵(ゆめのしま6時間走)
を走ってからは
2009年9月　田沢湖　3時間22分？
2009年11月　湘南　3時間17分台
2009年11月　つくば　3時間15分台
2009年12月　ホノルル3時間24分台
2010年1月　勝田　3時間14分台
2010年8月　北海道　3時間46分台
2010年10月島田大井川3時間14分台
2010年11月　つくば　3時間15分台
と超低迷期に入ってます。。。
やっぱりウルトラ走ると
フルは伸びなくなるのか！？
当時のことを思い出してみます。
ウルトラ走る前はビルドアップ
とかの練習できつくなっても
最後まで追い込めた(気がする。)
そして当時は練習後は
ぐったりしていた。
それがウルトラ走るように
なってからは限界まで
追い込めなくなった気がする。
ウルトラマラソンは呼吸が
きつくなるようなスピード
では走りません。
と言うか走れません。
（私の場合は）中盤きつくなると
最後まで走りきれるペースに
自動調整して終盤余裕があれば
ペースを上げるって走りを
しています。
無理をしないで最後まで
失速しないで走りきる走りです。
100キロを4回走って一度も
大失速することなく
すべて9時間台で走れてるのは
無理しない走りをしてるから
だと思います。
そんな走り方が脳に
刷り込まれてしまったのか
フルマラソンでも中盤きつく
なるとペースを維持できない
ようになったのかも
しれません。
逆にウルトラを走る前は
フルマラソンでも毎回脚が
痛くなりました。
特にちょうけい靱帯が
レース中、いつ痛くなるか
不安でした。
ウルトラを走るように
なってからそんな不安は
だんだんなくなって
きたと思います。
練習も変わりますしね。
そんなことから考えると
スピードはかなりあるけど
フルになると遅くなって
しまう人はウルトラを走る
ことでフルマラソンが速く
なる可能性あります。
逆にスピードはないけど、
フルはそこそこのタイムが
出るって人はウルトラは
いいタイムが出ます。
しかしフルマラソンの
タイムは停滞しちゃう
可能性はあります。
具体的にタイムを出して
書くとこんな感じですか。。
サブスリーを狙ってる二人
Ａさん　
5キロ　19分30秒
ハーフ　88分
フル　3時間14分
Ｂさん
5キロ　17分30秒
ハーフ　79分
フル　3時間14分
Ａさんがウルトラに行くと
スピードは伸びなくなり
サブスリーは厳しくなります。
ただウルトラマラソンでは
そこそこ上位に入れると
思います。
Ｂさんがウルトラに行くと
同様にスピードは伸びなくなる
かもしれないし、落ちるかも
しれない。ただそれでも
サブスリーするには十分な
スピードを持ってるのだから
長い距離を走ることで、
サブスリーどころか
もっと上のレベルに行けるかも。
何が言いたいかと言うと
Ａさんはスピードが弱点で
持久力が強み。Ｂさんは逆。
ウルトラをやることで
Ａさんは弱点強化をしなくなり
Ｂさんは弱点強化を始めた。
市民ランナーレベルだと
長所を伸ばすより
弱点を克服した方が
伸びシロは大きいです。
あと弱点を強化する練習は
厳しい。それから逃げては
強くなれない。
だからＡさんがウルトラやる
なら、練習が嫌になるくらい
の距離を走ることで
長所がさらに伸びるかも
しれない。
ちなみにＡさんは私です。
私はウルトラ始めても少し
距離が伸びただけだから
ダメだったのです。
いわゆる
距離に逃げた。
です。
もしＡさんに近いタイプの
人がウルトラもしつつ
フルマラソンも速くなりたい
ならウルトラの練習もしつつ
インターバルのような
スピード練習をしたら
いいと思います。
あとウルトラが速くなった人は
フルマラソンも驚くほど
速くなったりします。
最近はウルトラのレベルが
どんどん上がってるから
上位入賞しようと思ったら
フルもかなり速くないと
無理です。
ざっくりですが、
10時間切るならフルは
3時間15分で走れる
力があればいい。
ただ10時間切りでは
メジャーなレースでは
50位にも入れない。
9時間切るとマイナーな
レースなら入賞も見えてくる。
9時間切るにはフルで
サブスリーは最低必要。
8時間切ると富士五湖とか
でも入賞が見えてくる。
けどこのタイムを出すには
フルで最低2時間40分は
必要なんです。
私はウルトラで少しでも
上位に入りたいと思って
ますが、そのためには
フルの力を高める必要性を
感じてます。。。
もちろん、タイムなんて
関係なく長い距離、
素晴らしい景色を味わい
ながら走るのも
ウルトラマラソンの楽しみ
だと思います。
と言うことで
簡単にまとめると・・・。
まあ、まとめる必要ないけど。
ウルトラマラソンは
とても魅力的なレースです。
走りたければ走った方がいい。
ただフルマラソンと両立
したいなら、インターバル
とかのスピード練習も並行
してやった方がいいと思います。
フルマラソンが速くなれば
ウルトラマラソンも速く
なれます。
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