No. 2136トレーニング効果を上げるために
エボーリュアスリートクラブ山田コーチがブログ更新しました。
非常にわかりやすいブログです。
特に私たち市民ランナーに参考になる部分を抜粋し転載します。
以下転載
まずは最大目標に対する、長期プラン、中期プランを立て、来年度の目標を明確にしていきます。そのためにこの冬期は何をテーマに重点的に強化するのか?
すべては逆算です。
大切なのは目標達成に向けてのトレーニングの組み立て方とテーマです。
①Why=なぜ行うのか?
②What=何を目的に行うのか?
③How=どのように行うのか?
世の中には400m×10、30km走・・・など、③Howの方法論の部分は多く出回っていると思いますが、
①Why、②Whatの部分が実はとても大切な部分です。①②③がちゃんとあってこそ、目的に合ったトレーニング効果を上げることができます。
転載終わり
全文はこちらをお読みください。
確かに私の友人にもなぜそんな練習するの?って方多いです。
例えば
フルマラソンのレース3週間くらいまで4週くらい続けて40キロ走を身体をボロボロにしながらやってる。身体のあちこちが痛く故障寸前、もしくは既に故障してるかもしれないのにまた翌週もすると言う。
私が何のためにその練習をするのか聞いたら速い友人にやった方が良いと言われたからやっていると答える。
その速い友人はなぜその練習をしたら良いかを教えてくれたかと聞いたら、自分はその練習で速くなった。
とか。。。
40キロ走が良いとか悪いとか一概には言えません。必要なケースや必要な人はいるでしょう。
でも今回の例のように速い友人がその練習で速くなったからと言う理由だけで、目的や効果を告げないのも不親切な話だけど、それをそのままやるのもどうかと思う。そもそも体力や筋力など人それぞれなのです。それをそのままやっても上手くはいきません。
もちろん目的や効果以前にやってみたいと思ってやる練習は良いと思います。新しい発見があったりするものです。効果がないと思ったら止めれば良いのです。
私の話ですから、正しいか正しくないかは分かりませんが練習する時に考えてることを紹介します。
山田コーチも書いてますが練習メニューはレースから逆算です。そのレースをどのように走りたいかという目標とその時点のパフォーマンスの差を埋めるために何をすべきかが練習です。
中期的に考えて夏場は脚作り身体作りのためにトレイルをメインにやったりしました。
スピード持久力がないと思えばスピード持久力がつく練習をします。
レースが近づいてきたらレベルアップのための練習ではなく、疲労を抜いていくメニューに切り替えていきます。
練習前には今日の練習は◯◯のためにするのだから、どこに注意してどのくらいのタイムで走ると決めてから始めます。
そして必ず振り返ります。
私がブログを書き始めたのは、その振り返りのためでした。
あと、気をつけねばならないのは、一般的に練習はレースで良い結果を出すためにするものです。それが悪い結果を出すためにしてるのでは?と感じる方もいます。
例えば練習メニューを作ってもらったり、自分で作ったとして、体調等関係なくそのメニュー通り実行しようとするのです。疲労から故障寸前なのに、メニューに翌日40キロ走とあるからやってしまう。結果として故障してしまう。もしくは故障しないまでもさらに調子を崩してしまう。これではレースでよい走りは出来ません。
特に伸び悩み始めたり、レースで思うような走りが出来なかった時が危険です。
周りから言われたことを、目的も効果も分からないまま、そのまま受け入れてしまいドロ沼にはまったり。。。