No. 2126地面は押すの?蹴るの?後編 〜弘山勉ブログから〜
以前書いたブログでエボーリュ弘山勉ブログを紹介しましたが違う観点から後編が書かれてます。
少し抜粋します。
『自転車漕ぎを挙げたいと思います。もちろん立ち漕ぎです。自転車で速く進もうとしたり、坂道を上がろうとすると、必ず立ち漕ぎになります。この場合、二つの漕ぎ方があるでしょう。「上り坂」と「速さ」を例にして説明します。
①自転車で坂道を上がるとき
体重を片脚にかけながら、股関節⇒大腿⇒足へと力を伝え、ペダルに力を注ぎます。最後に足首まで動かせることは何となくわかっていただけるはずです。
②自転車で平坦道を全速で進むとき
上体(股関節)を固定して、一気に膝を伸ばしながらペダルに力を伝えるはずです。この漕ぎ方の場合、足首をあまり動かせないのが普通です。
自転車の場合は、ペダルが動きますが、走りの場合は、相手が地面ですから、自分の身体が動くわけです。
前回も説明しましたが、使い方が違うので、動員する筋肉も違ってきます。
①は、股関節、膝関節、足関節と全ての関節を動かそうと筋肉が働きます。
②は、股関節と足関節を固定するようにして、膝関節だけを動かすように筋肉を働かせます。
例えば、②は「つま先接地」に向く走りで、①の使い方で走る人は、つま先接地はやめたほうがいいと思います。
自然に走りに向く接地になっていくものです。以前に書いたように、接地の意識を先付けしないことです。』
転載終了
全文はこちら
少し上記ブログとは観点が少し変わってしまいますが、
私は②です。
まず足首関節が固くほとんど曲がらないので最後に足首まで動かすような走りは出来ません。
以前足首関節を柔らかくなるようにしっかりストレッチとかして柔らかくなれば速くなれるし故障もしにくいと言われました。またよくそんな足首固いのに故障しないね。とも言われてます。
でも最近はそのアドバイスは聞き流しています。アドバイスをする方は私のことを思って話してくれるのですが、それはその方々の体や経験則によるものであり全てのランナーに当てはまるものではないと思ってます。
足首関節が固くて動かないのも個性です。その個性に向いた走りを模索すれば良いのです。
足首関節が硬ければ地面を押した時にダイレクトに反発力が貰えます。柔らかければ吸収してしまうのではないでしょうか?
そんなことを書くとダイレクトに襲撃を受けるのだから身体への負担が大きいから故障するよとか言われそうですが、そのためにブレのないフォームを目指しているのです。
また足首の可動域の広い人の方が故障も多いような気がします。捻挫もしやすいしね。私が故障しないのは足首が固いなりの走り方をしているからだと思います。
ただ股関節の可動域も同様に狭いので、こちらは可動域を広くしたいと思ってます。
少し話を戻して、そんな足首の可動域が狭い私はキツイ上り坂で踵をつくと重力に対して垂直に立てません。ですから踵を付く走りになると必然的に後傾しちゃうのです。上り坂で後傾したら前に進みませんから苦手意識があったのです。
最近は傾斜に合わせてキツければ爪先だけで走りますし踵をついても後傾しない程度の傾斜なら足裏全体で押すように走ります。押すのですから体の重心の真下を意識してます。そのために脚を前にだそうとはしてません。
その辺りも含めてエボーリュトラッククラブでは練習していきます。