No. 2116【数字で見る】やはり厳しかった大田原マラソン

今回大田原マラソンを走ってガッカリした方は私の周りにもたくさんいます。

みんな口々に言うのは練習が足りなかったとか根性がないとか、フォーム改善しくてはとか、スピードアップして余裕度を高めねばとか。。。

もちろん風がとか坂がとかもありますけどね。

まあ坂は事前に分かっているのだからタイムが目標に届かない理由にはなりません。私の感覚だけど風等のコンディションを考えずに単純にコースレイアウトを考えたらフラットなコースよりはサブスリーレベルで3分、サブ3.5くらいで5分くらい違うと思います。それを織り込まずに走って潰れたなら仕方がないです。

また練習不足とか練習内容見直すとかフォーム改善が必要とかって本当にそうなのか?と私は思います。

もちろん見直した方が良い人もいます。

なぜかと言うと前年と比較したら風が非常に厳しかったからです。あの風の中で当初目標にしていたタイムを出せたならそれは目標設定が低かったのだと思います。

なぜそんなことを書くのかと言うと、十分な練習を積んで大田原マラソンにチャレンジした方が結果が出なかったと自分を信じられずに練習量を増やしたらどうなるでしょうか?

元々少ない方なら良いと思います。でも十分走ってる方が更に上積みしたら故障リスクが高まるし、何より走る以外の時間がなくなってしまいます。

またせっかく良いフォームで走れている方が自己判断で良いフォームをイジることで悪くなってしまうこともあります。

もちろんバランスの悪いフォームで走っているなら良いきっかけになると思います。

でも練習量やフォームとかで迷い始めると泥沼にはまる可能性が高いので気をつけてください。

風のせいにはしたくないという方もいるでしょうが、自分に厳しすぎても疲れるだけです。

こんなデータ知ってますか?

気になりいろんなサイトを調べて計算してみました。

今年の参加人数は3339人のようです。内訳は男子2931人、女子408人です。

そして完走者は2549人です。内訳は男子2270人、女子279人です。

完走率はなんと76.3%です。内訳は男子77.4%、女子68.4%です。

ウルトラマラソンやトレイルレース、もしくは国際マラソンでは珍しい数字ではありませんが市民マラソンではかなり厳しい完走率です。制限時間4時間が厳しいとかどうかは焦点がボケるからここでは書きません。

書きたいのは完走率が76.3%だから厳しかったと言いたいわけではなく例年と比べて非常に厳しかったということです。

昨年は参加者数3080人に対して完走者は2672人で完走率86.8%です。

同じコースで完走率が86.8%から76.3%に10%以上落ちたのだからある程度は”風のせい”にしても良いと思います。

自分を責めても次に繋がりませんし、ガッカリするより力は付いてると思った方が前向きになれますから。

ちなみにfacebookでこんなコメントを見かけてナルホド〜と思ったけど、これも分母の考え方が間違ってますね。

こんなコメントでした。

ランネットのランナー検索で、佐藤とか高橋とか多い名前で検索して半分くらいの順位のタイムを調べたら3時間半くらいで、同様に去年も調べたら3時間半分くらいと変わらないのだから風の影響は余りないというコメントでした。

でも完走できなかった参加者も含めた分母にしないと意味ない数字になりますよね。

同様にサブスリーの人数を調べたら昨年はだいたい250人くらいです。

今年はそんな調べることなく分かります。今年は239人です。なぜなら私が男女合計で240位だからです。。。

もし昨年も走った方なら目標タイムに届かなかったとしても順位が上がっていたら自分を褒めましょう。もし順位も落ちていたとしても参加者数に占める割合が良くなっていたら成長したと思いましょう。

来年もたぶん大田原走ります!

ちなみに完走者数はこの人数を使いました。

2014年大会

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2013年大会

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