No. 2047【330チャレンジ】1000×7 インターバル
体調不良で練習が出来ず自信をなくしかけてるチャレンジャーと話しながら外苑に向かいましたが、いつもと足音が違うことに気付きました。注意しなければ分からない程度の音ですが、着地で乗れてない感じなのです。
練習内容はインターバルかペース走か迷っていましたが、その足音を聞いてインターバルにしました。少しスピードを出せば無意識に着地に乗っていけるのですがスピードを出す時間が長くなると、その体勢をキープ出来なくなるからインターバルが良いと考えました。
ただ体調不良から回復したばかりで、かつ、那須塩原ハーフを走っているので設定を落として様子をみることにしました。
前回のインターバルは4’15くらいで走って最後は4分切りましたが、今回は4’30を少し切るくらいで走りますと伝えて練習を始めました。
1本目
スタートして4分半ペースで走ると何だかスローモーションのように感じました。ちょっと言い過ぎだけど涼しくなった中を走ったことと湘南ハーフである程度スピードを上げていたからそう感じたのでしょう。
ただ彼女の足音はやはりいつもと違うし既に息遣いが粗いような。。走りを見ると見事に8月に一緒に練習を始めた頃のフォームに戻ってました 笑
その状態を伝えて意識してもらいました。徐々に足音が変わってくるとともに息遣いも聞こえなくなってきました。
4’25
予定より少し速いけど、無理せず走れているようなので4’20で行くことにしました。もちろんいつも通り彼女にはタイムを伝えていません。
2本目
1本目と比べると随分楽に走れているようです。皇居に比べると人も少なく走りやすいけどたまに歩行者が向かってくる時や駐車場から出てくる車には注意して走りました。
4’20
外苑周回路は一周1325mですので0m地点をスタートして1000m地点をゴールにするとリカバリーは325mとなります。リカバリーはだいたいキロ6分で繋ぎました。ちなみに1000m地点でラップを押してますがコースの内側を走るランナーを避けたりすることで7本とも1010mを超えていました。まあトラックでも同じですけどね。
そして3本目から6本目まで道の状態で多少のバラツキはありますが4分20秒を少し切るイメージで走りました。前回のインターバルはもう少しペースは速かったけど5本でした。1000mを7本走るのは初めてですから4本目くらいが精神的にキツそうでした。そこを乗り越えたら少し楽になったのか私の横から少し前に出るような素振りを見せるようになったので、「私を引くつもり?」と聞いたら「キツくて早く終わりたいと無意識にペースが上がってしまうのです。」とのこと。。。
気持ちは分かります。。
「上げても良いけど上げたら落としてはダメだよ」と伝えたらペースは落ちつきました。。
まあ久々に速いペースで走ってるのだから辛いのでしょう。
3〜6本目
4’18
4’21
4’16
4’18
走るうちにいつものスムーズなフォームに戻りました。また呼吸も前回よりだいぶ楽そうです。そしてラスト1本になりました。
7本目
6本目を走りながら7本目をどう走るか考えました。今日の目的はブランクが開いたことで失ったものを取り戻す足掛かりを作ることです。筋力や心肺は走ることで戻りますがフォームは走るだけでは戻らないから今日は自律的に戻すようにインターバルをして注意喚起をして戻しました。速く走る感覚も戻しました。
あとは走れる自信を取り戻すだけ。
その為にはラスト1本を少しでも上げれたらと思って走ることにしました。
ただ途中でペースを落としたら自信喪失に繋がるので、いきなり上げずに徐々に上げました。また彼女には絶対にスパートは要らないからと伝えました。最後にスパート出来る力があるなら最初から上げていこうと。
そして4分15秒でゴールするくらいのペースで入り、徐々に上げていき半分くらいでガーミンを見たら4分10秒ペースくらいになった。そしてラスト200mは微妙に上げつつゴールしました。
4’06
前回は3分台で走ってましたが十分です。
練習終わってからどのくらいで走ったかの感覚を聞いたら4分半で6本走って、最後は4分20秒を切るくらいと答えました。それから実際のタイムを伝えてたら驚くとともに喜んでいました。
自信を取り戻したようです。
私も繋ぎ練習のつもりでしたが、フルマラソンのレースペースに近いスピードで走れたので良い練習になりました。
また彼女にも話しましたが走れなかったことはマイナスばかりではなく、筋肉の疲労回復にも繋がってるのです。
練習後はかなり前ももとお尻が張っていたようですから良いフォームで走れたのでしょう。
彼女もホッとしただろうけど、私もホッとしました。。。