No. 1954信越五岳トレイルランニングレース2014
9月14日5時30分にスタートした信越五岳トレイルランニングレースは制限時間22時間後の9月15日3時30分に終了しました。昨年は台風の影響で関門時間前ながら8Aで打ち切りとなり先に進めなかった方がたくさん出るなど波乱のレースでしたが今年は絶好のコンディションの中で気持ちよく走れたようです。
男子は10時間17分17秒という驚愕の大会新記録で原選手が優勝しました。二位の山田選手を25分以上引き離してのゴールでした。また原選手のタイムは昨年の優勝タイムより約50分速い素晴らしいタイムでした。
原選手は積極的にレースを引っ張り5Aの時点で後続を18分以上引き離して、前半よりテクニカルなコースになる5A以降も並み居るトレイルランナーを引き離してのまさしく圧勝です。
原選手は2012年の本大会で優勝しました。当時もウルトラマラソンでは非常に強い選手でしたので私は知っていましたが、ゴール地点や表彰式会場では『原選手って知ってる?』という会話が飛び交っていました。当時凄いランナーなんですと説明した記憶あります。。その年のおんたけ100キロで優勝していましたが、まだトレイルランナーの間では知られていませんでした。そして2013年のUTMFで並み居る海外の有力ランナーを抑えて優勝し一躍世界で注目されるウルトラトレイルランナーとなりました。
なんて話はトレイル系の雑誌にいくらでも掲載されているのでこのくらいにしますが、ウルトラマラソン、特に24時間走では273.65キロ走って2013年世界ランキング1位になるなど名実共にトップランナーです。またトレイルもロードもメジャーな大会で勝てるランナーは過去いなかったのではないかと思います。そんな意味からも素晴らしい選手です。
今回は自分が出ないことからレース前までほとんど関心はなかったのですが、初めて100キロ超えのレースを走る三人の友人からいろいろと相談を受けることで興味は自分がこれから走る上州武尊より高くなってしまった 笑
ダメですね。。。
でも三人とも目標を達成したようです。
一人は14時間台で女子入賞
一人は21時間台で完走。
もう一人は無事完走したけどタイムは現時点不明。
初めての100キロオーバーのトレイルレースは大変だったと思いますが、しっかり完走したことは素晴らしいことだと思います。
三人ともレース前はかなり不安だったようですが、メールで相談していただいた段階で今回の結果を確信していました。
別に私のアドバイスが良かったなんてことを言いたいのではありません。
初めてのコース、初めての距離に対する不安は誰しもあるでしょう。その不安は入賞を狙うレベルでもあるし、完走を狙うレベルでもあります。でも大半のランナーは何とかなるとほとんど調べないでスタートして終盤潰れてしまう。今回の三人は不安なままスタートするのではなく、見たこともないコースをイメージしてペース設定をして完走のシュミレーションをしてからスタート地点に並んだのです。そして設定したタイムや注意点を意識しながら各区間を一つ一つクリアしてゴールしたのです。
レース前に可能な限り情報を集めようとした段階で完走の確率は高まっていたのです。
しかし偉いな~と思うのは女子入賞者はトレイルでは明らかに私より経験豊富だし速いランナーです。また男性は長い距離の経験は少ないけど短い距離なら私よりはるかに速いランナーです。その方々が自分より遅いランナーである私に話を聞くってプライドが邪魔して中々できないことだと思います。
とにかく完走おめでとうございました!
今回私が薦めたハイドロオイルやアスリチューンを使った方からも良かったとコメントやメッセを頂いています。ハイドロオイルは再入荷したようですから試してよかった方は定期的に使ってみてください。またアスリチューンも同じサイトで購入できます。
今回の信越五岳110kmは歴代最大のスピードレース
でしたね。速報を確認する限りでも、1位から3位までが
歴代大会記録更新のタイムだからです。
しかも、上位10人の完走タイムを見る限り、本来ならば
優勝しても可笑しくない記録なので、今回の信越五岳が
どれ位壮絶なスピードレースかが伝わって来ます。
11時間切りが2人も居る事を考えると、『速い』を
通り越して『強い』という言葉しか浮かび上がりません。
ひでさん、おひさしぶりです、しろねこです。
実は私も信越五岳2014に参加し、制限時間15分前になんとか完走づることができました。
二年前にハセツネを完走し、ひでさんのオススメもあってずっと憧れていたレースでした。
今の走力(未だサブ4未達成)でも、ひでさんを初めとした色々な方々がアップして下さったネットの情報を分析しながらの事前準備と、自分が出来る範囲での練習の成果を上手く出す事ができました。
このレースの印象は、中途半端な気持ちで臨むと、いくら走力がある人でも痛い思いをするレースであって、決して完走が簡単なレースではないと思いました。
そんな時は、先人の情報にはしっかりと耳を傾ける必要がありますね。
特にひでさんのコース詳細紹介と区間タイム設定は、試走無しの状態で臨んだ自分としてはとても有効な情報でした。
次はUTMFと言いたいところですが、今年のSTYをリタイヤしたばかりなので、まずはそれからやっつけようと思います。
あとサブ4も近いうちに出来るように頑張りますね。
完走おめでとうございます!サブフォーもすぐにできますよ〜