三年間って言うと結構長い。

中学に入学し卒業しちゃう。

昨晩

三年前の2011年3月11日
から数日間のブログを
読んでみました。

そしたら
ブログには書いてない
当時のことや
思っていたことが
たくさん浮かんできた。

ブログが記憶の【鍵】に
なっているのです。

昨日書いたAE86レビンに
付けていたシフトノブを握ると
20歳の頃の自分を
思い出すように。。。

当日は人事異動内示の日だった。

ちなみに内示は16時だった。

みんながソワソワし始めた頃に
その瞬間はきた。。

私は西新宿の超高層ビルにいたので
思い切り揺れた。。

大きく長く揺れた。

過去経験したことのない
長い揺れだった。

何かとんでもないことが
起こったことは間違いない。

そんな状況なのに
不思議なくらい冷静な自分が
そこにいた。

いま思うと
私は自分の生命にかかわるような
危機に遭遇すると
不思議なくらい冷静になる。

19歳の時に大垂水峠を
バイクで走っていて
転けた時も

真冬の河口湖でボートから
落ちた時も

台風並みの低気圧の中
自転車で琵琶湖一周して
ゴール間際で強風に煽られ
自動車に轢かれそうになった時も

いつも異常なくらい冷静な
自分がいる。

何か自分を上から俯瞰してる
感じなんです。

どの手順で何をしていったら
危機から脱出できるか
瞬時に判断して瞬時に動いている。

生への執着なのだろう。

そんなことを
いまブログを書いてて
思い出した。

三年前の出来事や
直後から現在に至るまでの
ことについては
いろんな考えがあるから
ここでは書きません。

ただ三年前の出来事で
何か人生観が変わったような
気がします。

人生なんて
いつ終わるか分からない。

だから今を懸命に生きたい。

そして自分がしたいことには
チャレンジしたい。

誤解を招く表現だけど

自分の好きなように生きたい。

いつ終わりがきても
後悔しないように生きたい。

言葉にすると難しいけど
何となく分かっていただけると
思います。

まあ誰しもそうしたいと
思っていると思います。

ただ好きなように生きることで
失うことも多々あるから
踏み切れない。

そんなことを書いてると
話が広がり過ぎるので
ランニング関連の話を
少し書きます。

三年前を振り返ると
当時は三年間お世話になった
ランニングクラブをやめて、
ハイテクタウンに入会しました。

PUMA RCの前身である
アミノバイタルACには
まだ入っていなかった。
(震災後の4月から入会した。)

まだ三年なのか
もう三年なのかは
自分でもよく分からない。

でも三年前は

サブスリーも
サブナインも
24時間200キロオーバーも
UTMF完走もしてない。

伸び悩みのランナーだった。

それを考えると
かなり前の話です。

今でも思い出すのは

震災前から予定していた
多摩川60キロ走は
雨で回避した。

当時は放射能を含んだ雨が
怖かったのです。

代わりにトレッドミルで
フルマラソン以上を
仲間と三人で並んで走った。

こんなことに付き合ってくれる
仲間も得た。

この三年間は数えきるない
くらいたくさんのランナーと
出会った。

たくさんのランナーとの
出会いを通じて
自分の価値観が
少しづつ変わっていった。

ランナーが100人いれば100人
まったく異なる仕事をして
異なる価値観を抱いて生きている。

それらに触れて
自分がどんな人生を送りたいかも
だんだん見えてきた。

今の生き方をしてたら
自分の価値観と徐々に
乖離し始めて
まったく違う方向に
向かってしまうと
感じ始めた。

そんなことを感じ始めて
自分自身かなり悩んだ。
現時点の安定を取るか
自分の価値観に従い生きるか。

答えはひとつではない。

選択肢はいろいろある。

そしてある決断をした訳です。

三年前の自分は
三年後の自分が
そんな決断をするとは
思ってもいなかったでしょう。

でもブレてはいないのです。
当時したかったように
生きることにしたのですから。

ホント三年間でいろいろ変わる。。

これからの三年も
いろんなことがあるのだろう。

何が起こるかすべて
分かっていたら
詰まらない人生です。
何が起こるか分からないから
適度な緊張感を持って
生きていける。

これからの三年間も
たくさんの素晴らしい方と
出会いたい。