No. 1570神宮外苑24時間チャレンジの結果を見て

神宮外苑24時間チャレンジ結果が出ました。

このリンク先は近日消えてしまうらしいので、200キロ以上の方の記録を貼り付けておきます。

第8回神宮外苑24時間チャレンジ

■24時間走: 

24時間経過※

最終周回途中距離含む

男子: 

順位  NO  氏名  周回数  走行距離
1    66    重見高好    203  269.225
2    69    木曽哲男    196  259.708
3    100  藤田裕也    190  252.324
4    68    吉田隆太    186  247.318
5    12    竹田賢治    186  246.548
6    51    大河原斉揚 185  245.929
7    7      赤羽海衆     184  243.781
8    28    堀竜麿        174   230.961
9    6      日浦泰博     169  223.924
10  19    松井聡        166  220.149
11  74    岡部高文    165  218.908
12  4      安孫子亮    163  216.657
13  13    大島康寿    163  215.903
14  18    八百健二    162  215.769
15  75    多賀克倫    161  214.290
16  1      本田正彦    160  212.333
17  54    今井清隆    158  209.390
18  71    谷水強        156  207.292
19  55    新井雄一    156  206.982
20  92    長谷川大吾 155  206.247
21  59    原公輔        154  204.125
22  83    柳瀬茂雄     152  201.526
23  11    黒田宗治     151  200.560

女子:
1  151    坂根充紀栄  174  230.890
2  161    鈴木琴美      164  217.527
3  171    藤原定子      156  207.017

今回1位の重見選手の記録にはホント驚きました。また7位まで240キロオーバーのハイレベルな結果を見て自分もそのレベルで戦えたらな~なんて思ってます。

現実的に現在の私はどのくらい走れるのだろうと考えるとき昨年の205キロちょいが基準になります。ただ205キロが限界かと言うとそうでもない。

ただ今の力ではコンディションが良くても240キロなんて距離は狙えません。

順位より過去の自分の記録を少しづつ伸ばせたらいいなと思ってます。

来年は東京オリンピックの関係で開催されるか分かりませんが、開催されたら走りたいと思います。

スピードランナーでない私はハイペースで周回を重ねることは出来ません。ただ初めてチャレンジした2010年は9月初旬開催で非常に暑い中で開催されました。200キロオーバーが4人しかいない中で私は178キロ走り、前半90キロ後半88キロと一番前後半の距離に差が少なく表彰されました。何が言いたいかと言うと速くはないけど粘りはある。深夜の厳しい時間帯にもコツコツ距離を稼ぐことができる。

逆に言えばそんな走りしか出来ません。

でも出来ないことをしようとしても出来ない。出来ることをするしかないのです。

今回のレースで私とはレベルは違えど素晴らしい走りをされた方がいます。

もちろん参加した全員素晴らしい走りをしました。

ただその方は元気な時間帯も苦しい時間帯も1時間に10キロを確実に走りました。出来ないことです。序盤のハイペースな展開に焦ることもなく、ペースを乱されることもなく自分の走りに徹しました。

1時間ごとの記録を見たら最初は調子が悪いのかと思いました。が数時間経っても変わらず1時間に8周回(10.6キロ)してるのを見て意図が分かりました。

疲労困憊になる深夜の時間帯にも同じように走り続けることって本当に厳しいことです。ただこの選手は走り続け順位をグングン上げて行きました。

終盤の走りを見に行くことは出来なかったのが残念ですが、1時間経過ごとの記録を見るだけでこの選手の走りが目に浮かんできました。

また24時間も走るわけですから、予期せぬトラブルに襲われた選手もたくさんいると思います。

優勝候補に名を連ねた強い選手にもトラブルは襲い大きく順位を落としたり、走行不能になったりしました。

そんな中でも諦めずに回復を待ち、1キロ、いや1mでも先に進もうと必死の走りをした選手もいます。

もう物理的に上位入賞も自己ベストも狙えない。またゴールがある100キロマラソンなら完走をモチベーションに頑張れるが、時間走にはゴールはない。寝てれば終了時間は近づいてくる。

モチベーションなんて関係なく、また記録なんて関係なく、【走れる限り走ることがウルトラランナーなんだ!】と時間ごとの記録推移から声が聞こえてくるようでした。

私が到達できる域なのかどうか分かりませんが、両者とも私の目指すランナー像です。

心から尊敬します。

また冷静に身体の状態を判断して止める選択を選んだ方も凄い勇気だと思います。スタートラインにつくまでに必死に練習してきたのだから悔しいだろうに苦渋の選択だったと思います。

ウルトラランナーってホント素晴らしい!!

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“神宮外苑24時間チャレンジの結果を見て” への4件のフィードバック

  1. トラックマン より:

    私も当日走っていましたNo34のものです。
    いつもブログ楽しく拝見させてもらっています。
    私も2010年からこのレースに出場しています。
    当日は忙しい中、みんなの応援をしていただきありがとうございます。
    いつもどのレースでも声をかけようと思っても、勇気を出せずに遠くで見ているだけでしたが、沿道で応援してくださる姿を一歩近づいた感じがします。今後もブログ拝読しますので、よろしくお願いします。

    • hide より:

      トラックマンさん

      お疲れ様です。
      今年の外苑を見ていて、やはりエントリーすれば良かったなんて思いました。。。ただ応援するのも楽しかったです。私がいた時間帯はまだ皆さん元気でしたが、やはり苦しくなる後半戦に行きたかったです。これからもよろしくお願いします。

  2. Matt より:

    土曜日に応援していただきありがとうございました。
    今回の実績タイム入りの出走メンバー表を見て腰が引けました。
    100Kmタイム(サロマ)が6時間40分台って・・・キロ4で100Kmを走り切る・・・凄すぎて言葉が出ませんでした。
    予想とおり上位争いは見たこともないハイペースになり意地とプライドが激しくぶつかりあう様子を後姿で見ることができました。
    わたしは4年連続の4回目でしたが、ジョギングは本当に難しい運動だと毎度ながら痛感しています。何の苦痛もないスロージョグが10時間以上やると悶絶するほどの苦痛に変貌するのですから・・・本当に不思議です。
    これは一例で、24時間走という競技、まだまだ本質をつかみきれていません。わからないことや課題がたくさんあります。フルマラソンと違って年に1回しか24時間走は経験できないので仮説と検証のサイクルが長いですが、地道に研究を続けていきたいと思っています。

    • hide より:

      Mattさん
      自己ベストおめでとうございます!!220キロ超で10位羨ましい。。どんなに速い人がたくさんいても24時間もあればいろんなことがおこりますからね。私も来年は自己ベスト狙って頑張ります。

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