2013年の参加資格は2012年の参加資格と比べてかなり厳しくなるってことは先日ブログに書きました。
私は資格変更に賛成です。　　
私が参加資格があるからなんてことではなく今年走ってみて真剣にそう思います。もし私に参加資格がなければ取りにいきます。
ホント今年はさいわいにして重大事故はありませんでしたが、現在の参加資格では経験不足と体力不足から重大事故が発生してもおかしくないと感じてます。主催者も同様でしょう。もちろんケガしようが参加者の自己責任だから従来の参加資格で良いのでは？って意見もあると思います。でも事故が起こったら自己責任なんてことでは済まなくなるのは明白です。もちろん参加資格を引き上げても事故が起こる可能性はありますが、確実にリスクは減少します。それは主催者の役割だと思います。
特に(トレイル、ロード問わず)50キロ以上のレースを二回完走って参加資格は有り得ないと思います。50キロ以上のトレイルレースを二回完走ならまだしもロードの50キロレースを二回ってＵＴＭＦとはまったく別物です。
例えば荒川50Ｋはフラットでかつエイドは充実してますからタイムを考えなければそんな厳しいレースではありません。(ＵＴＭＦに出ようって人にとっては。。)
実際同じ50キロでもトレイルとロードでは難易度ははるかに違います。ロードの50キロはウルトラマラソンのカテゴリーに入りますが、大半は100キロマラソンがメインのレースのステップアップのためのレースだと思います。逆に50キロ以上のトレイルって考えてみると、あのキツい道志村や北丹沢は50キロ未満なんです。。だから50キロ以上のトレイルレースってかなり脚力がないと厳しいレースです。
具体的に何が違うかを考えた時に浮かぶのはいろいろありますが。。。一般的にはこんな感じでしょうか。
・ロードよりトレイルはアップダウンが激しい。
・不整地で走りにくい。
・ランニングシューズより重たいトレランシューズを履く。
・トレイルは基本水や補給食は自分で持っていくので、ハイドレーションを入れたザッグを担ぐ必要がある。
・ケガをするリスクは比較にならないくらいトレイルは高い。
ようはロードよりトレイルは負荷が大きいってことです。
私がトレイルを苦手にしてるからかもしれませんが、コースにもよりますが同じ距離ならロードより50％～100％キツイと感じます。
あと忘れては行けないのは、100キロ程度のロードでは夜間走行はありません。夕方に入ってもロードだから街灯があったりしてライトがなくても走れます。夜間は視覚が極端に落ちるので緊張感や疲労度は増します。その経験がなくても従来の資格ではＯＫでした。そんなことも2013年度の70キロ以上のトレイル二回完走って資格に変更になった一因にはなってるのだと思います。70キロ以上って言うと71.5キロのハセツネがイメージしやすいですが、トップランナー含めて全員夜間走行になります。
2013年の参加資格を得るには、探せばまだレースはあると思います。
なんでエントリーしちゃったのかな？？もう絶対出ない！！このコースの設計者を呪ってやる　笑　ってレース中は何回も考えると思いますが非日常の極です。走ってみたいと思ったら時間をかけても夢に終わらせずにチャレンジしてください。
余談ですがあるデータに興味があります。多分主催者サイドでまとめてるとは思いますが表には出てません。しかし、そのデータを元にして参加資格も厳しくしたのではないかと思います。
そのデータとは、
2012年のレースにエントリーした参加資格別の完走率です。
今回完走率は約70％と非常に高い数値でした。
これを下記参加資格別に参加者をグルーピングした完走率を見てみたい。
・100キロ以上トレイル完走
・100キロ以上ロード完走
・50キロ以上トレイル二回完走　　
　　
・50キロ以上トレイル、ロード一回づつ完走
・50キロ以上ロード二回完走
もちろん100キロ以上のトレイル完走者の完走率が一番高いと思うけど、実際自信があるから序盤から飛ばして完走できなかったなんて人もいるとは思います。ただロードの参加資格でエントリーした人の完走率は多分低いとは思います。
そもそもロードの資格で参加した人はどれだけいるのだろうか？？
このデータは取りようがないと思いますがショートトレイルレースの経験もなくＵＴＭＦに参加した人っているのでしょうか？？
その方が完走してたら凄いですね！！
初トレイルはＵＴＭＦです。もちろん完走しました。ってずっと言えるのですからね　笑
　　　
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