No. 2169国際女子マラソンを目指す方のために公認大会一覧をまとめて見た。
来週開催される大阪国際女子マラソンに出るためには参加資格があります。
参加資格は以下のとおり
(1) 2014年度日本陸上競技連盟登録者で、大会当日満19歳以上の女性競技者
(2) 次の項のいずれかに該当する者(記録は2013年1月1日以降のもので、国内外の公認競技会で日本陸上競技連盟の登録者として出した記録に限る)
イ. マラソン:3時間13分以内
ロ. 30km:2時間13分以内
ハ. ハーフマラソン:1時間30分以内
ニ. 20km:1時間25分以内
ホ. 10000m、10km:37分以内
ヘ. 日本陸上競技連盟が認めた競技者
陸連登録や年齢は特に問題なく、大事なのは参加資格タイムを出すことです。
以前は国際女子マラソンに出るためにフルマラソンで3時間15分を切ろうと【315】という言葉が踊っていた。例えば315プロジェクトとか315チャレンジとか。
でも今回の大阪国際女子マラソンの参加資格は3時間13分に切りあがったり、横浜国際女子マラソンは幕を閉じたり、名古屋は市民レースになったりと変わってきました。
横浜の後釜として埼玉で開催される見通しはあるけど参加資格どころか開催自体がまったく分かりません。
そうなると国際女子マラソンを走りたいとなると大阪国際女子マラソンを目指すことになりますが、3時間13分は非常に厳しいタイムです。
そこでスピードはあるけど、そのスピードを維持できず3時間13分が厳しいというランナーには違う道もあることをここで紹介します。
画像に掲載してるのはフルマラソン以外の公認レースです。
間際らしいけど公認コースは使っているが公認レースでない大会は多いです。
公認レース以外で参加資格タイムを出しても大阪国際女子マラソンを走ることは出来ません。
この部分を勘違いしているランナーは多い。また公認レースかどうかが分からないというランナーも多いので、まとめました。
開催日は2014年の開催日が記載されている大会もあるので参考程度にして欲しい。
フルマラソンの一覧も作ったので後ほどアップしようと思うが、なぜ先行してフルマラソン以外を掲載したかというと、フルマラソン以外の方が狙いやすい人はたくさんいると思ったからです。
参考までに
フルマラソン3時間13分の平均ペースはキロ4分34秒であり5キロは22分52秒
30キロ2時間13分の平均ペースはキロ4分23秒であり5キロは22分10秒
ハーフ1時間30分の平均ペースはキロ4分15秒であり5キロは21分19秒
20キロ1時間25分の平均ペースはキロ4分15秒であり5キロは21分15秒
10キロ37分の平均ペースはキロ3分42秒であり5キロは18分30秒
10キロはかなり難しいが20キロから30キロはスピードはあるけど終盤に崩れることが多いランナーには狙いやすいと思います。
3時間15分が中々切れないがハーフ90分は比較的簡単に切れたというランナーは結構います。今回の変更でフルマラソンはさらに厳しく3時間13分になったのにハーフ等は変更なしなのです。
来年以降変わらないという保証はないけどフルマラソンを頑張るとともにハーフ等で大阪国際女子マラソンの参加資格を目指せば可能性は広がります。
大阪国際女子マラソンの資格タイムで一番出しやすいのは30キロ2時間13分だと感じます。しかし問題はレースが少ないことです。2月の青梅はアップダウンが厳しいが、11月の大阪ロードレースはタイムを狙いやすいと思います。
私が薦める2016年大阪国際女子マラソン参加資格獲得レースはこんな感じです。
春のレースは既にエントリー終わってるから秋からになります。
10月 高島平20キロ
11月 上尾シティーハーフ
11月 大阪ロードレース30キロ
フルマラソンは入れないで大阪国際を狙う。フルマラソンは12月の防府マラソン等を走れば良いと思う。
なぜなら秋のレースで結果を出そうとすると通常は10月と11月に1本づつになる。でも10月のフルマラソンは暑くなることが多い。そうなると11月のレースにかかってきますが、コンディションを整えても当日の気温等要因によっては厳しいレースになります。
その点三本エントリーすれば、どれかは良いコンディションで走れる可能性も高くなるし、フルマラソンと比較すると身体へのダメージも少ないから三本走っても無理はないと思います。
3時間15分が中々切れなかった方にとって3時間13分に上がったことでさらに厳しくなりましたが、秋までスピード中心の練習をしてチャレンジしたら参加資格を獲得できるかもしれません??
もちろん大阪国際女子マラソンに出るからには完走したいでしょうが、スピード強化によりフルマラソンも速くなると思います。
秋にはフルマラソンを走るという慣例は止めてフルマラソンを走らないと決めるのも良いかも。。。
もちろん大阪ロードレース30キロでなくて江東シーサイドハーフなどでも良いでしょう。
【参考】
男子にはこれらのタイムのイメージはつきにくいと思うので、参考までに3時間13分を3時間におきかえて比較してみました。
3時間は3時間13分の93.26%である。
30キロ2時間13分の93.26%は2時間04分
ハーフ90分の93.26%は83分56秒
20キロ85分の93.26%は79分16秒
10キロ37分の93.26%は34分31秒
10キロ34分31秒は別にして、サブスリーしてる人の平均的なタイムに感じます。
持久系でスピードがないランナーならサブスリーの方が簡単かもしれないがスピード系のランナーならサブスリーより格段に楽だと思います。
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以下国際女子マラソンを目指している方にとって大事なことをリンクで貼っておきます。
まず壁にぶち当たっているなら練習方法を見直したり、我流のフォームを見直すことで壁を破れます。
またこのレベルになるとペースが速いことからか、エナジージェルを飲むと気持ち悪くなり怖くて摂るタイミングが遅れてしまうという方も結構います。また脚が攣りやすいというランナーも結構います。
そのためにはストレスなく飲めて、攣り防止成分のマグネシウムが配合されたアスリチューン ポケットジェルがオススメです。もちろん他にも飲みやすいジェルはいろいろありますから、試してみて自分の味覚にあうジェルを見つけてください。ガス欠かも?と思ったらアウトです。そのためには決めたタイミングで飲みたくないなと感じないで、早くジェル飲みたいと前倒しで飲めるようなのが見つかったら精神的にも心強いですよ。