No. 2219全国都道府県対抗駅伝 大会記録を出した時のあの中学生が上田瑠偉さんだったとは。
ハセツネ(日本山岳耐久レース)大会新記録を出すなどトレイルランニング界の新たなスター選手に駆け上がった上田瑠偉さんの第三話をランニングタウンに公開しました。この文章の一番下にリンクを付けております。
今回から上田瑠偉さんがどのような経緯を経てトレランの世界に踏み入れたのかを紹介していきます。
記事に掲載したサッカー少年は小学6年時の上田瑠偉さんですが、この画像を見て驚きました。
私も小学生時代にスポーツ少年団で少しサッカーをしたことはありますがど素人ですからサッカーのフォームはよく分かりません。ただ日本代表戦は見るのでトップ選手のプレーは何となくイメージとして残ってます。そんな私がこの一枚の画像を見てとても小学生とは思えないと感じたのです。
なぜあんなに身体を傾けてボールを蹴れるのか不思議です。
おそらく当時からバランス感覚と体幹が素晴らしいのでしょう。
私がハセツネの蛸口峠の下りを軽やかにバランスをとりながら走る上田瑠偉さんに驚いたのは、このバランス感覚と体幹の強さに秘密があるのかもしれません。
また私は駅伝が好きでテレビ中継をよく見ます。箱根駅伝やニューイヤー駅伝のような大学や実業団チームの駅伝はもちろん好きですが、全国都道府県対抗駅伝は普段別のチームで走る選手が世代を超えて集結し襷を繋ぐのが面白いです。
特に中学生や高校生の懸命な走りにも胸をうたれます。
その全国都道府県対抗駅伝で長野県が大会記録を出したレースは今でも覚えています。
とにかくメンバーが凄かった。
高校生区間を千葉健太選手、平賀翔太選手、村澤明伸選手が走り、大学・社会人区間を佐藤悠基選手、上野裕一郎選手が走ったのです。
上田瑠偉さんはこのチームの中学生区間を走ったのです。
1区からトップ争いをした長野県は5区の村澤選手がトップに立つと、襷を受けた6区の中学生が追いすがる兵庫県に差をつけてアンカーの上野裕一郎選手に襷を繋いだのですが、その中学生が上田瑠偉さんだったのです。