No. 2203アディゼロ匠senブースト@青梅マラソン10キロ
昨日青梅マラソン走ったことはブログに書きましたが、初めてレースでアディゼロ匠senブーストを履いた感触を率直にまとめます。
昨日の目標タイムは37分台でした。37分台と言っても現実的には37’50とかギリギリ37分台が出せるかな?という思いでスタートしました。結果は1分遅い38’57でした。。。
前半は上り基調ではあるけど5キロを19’58もかかってるのだから、あまりにも走れてない自分に驚きました。後半5キロは18’59ですからマズマズです。
前半はとにかくスピードに乗れないと感じながらのレースでした。平均キロ4分ですからね。
特に体調が悪いわけでもなく、前日の駒沢公園一周2160mは平均3’30で走れているのですから、前半に設定した3’50ペースは余裕を持って走れるはずでした。3’50ペースなら前半5キロで19’10ですから、下り基調になる後半5キロを3’45に上げれば18’45ですからトータル37’55です。もっと後半は上げれると思っていました。
自分の走りが悪いのをシューズのせいにはしたくはないけど、アディゼロ匠senブーストは上り基調のコースは走りにくいと感じました。アディゼロ匠senブーストは接地のエネルギーを推進力に変換します。ブーストフォームは前足部に入ってるだけですが、その位置に入っているということは前足部で接地した時に最大のエネルギーをうむ構造になっているからです。
私はキロ4分で走った練習でも前足部に埋め込まれたブーストフォームが潰れ反発するのを感じることができましたが、同じキロ4分でも青梅の上りでは感じることが出来ませんでした。
最近上り傾斜が得意になった私の走りは接地で地面を蹴るのではなく体重を地面に乗せていくように意識してます。その走りにはブーストが入ってないダイレクトな接地を感じることが出来るアディゼロ匠senの方が走りやすいと感じました。
また普段上り傾斜では前足部で地面を押すのではなく足底全体で地面を押してるような気がします。練習で使った感触で書いてるようにこのシューズは踵接地には向きませんし、足底全体で接地する人にも最適ではありません。
上り傾斜でも前足部で接地出来る人には良いと思いますが私には向きません。
しかし下り傾斜では接地のエネルギーが大きいからスピードに乗りやすいし衝撃も小さいです。たった10キロの走りでしたがそう感じました。
10キロ程度のアップダウンのあるコースではもっとダイレクト感のあるシューズがいいですね。
もっと距離が伸びてくれば持ち味を出してくれると期待してますが、ハーフまでは匠senブーストで、それ以上は匠renブーストと考えているランナーにはあまり活躍の場はないかもしれません。
しかし履くたびにこれほど印象の変わるシューズは初めてです。ただ昨日感じたプラス要素は生地が柔らかくザラつきがないので足入れ感は非常に良いです。最近右小指の付け根辺りが若干外反母趾気味で擦れて痛いのですがまったく痛くありませんでした。
判断に迷うシューズですね。ソウル国際マラソンでは使うつもりです。